国内通販にて人気のミニPCブランド「GMKtec」より、CPUにインテル 第12世代のCore i7-12700Hを搭載する「M3 Ultra」が発売となりました。
標準装備のSSDはPCIe 3.0となりますが、PCIe 4.0 SSDもサポート、2242サイズのM.2 SATA / PCIe 4.0 SSDを増設することができます。サイズは 114 x 106 x 42.5mmと、このクラスとしてはコンパクトな筐体です。
引用元・販売元
2025年8月13日現在では公式ストアでの販売です。GMKtecの製品は、はじめは公式サイト、後日にAmazon 他の通販サイトでの販売となる事例が多く、そのうち、国内通販サイトでも販売されると思います。
GMKtec M3 Ultraのスペック
GMKtecのM3シリーズとしては、Core i5-1245Hを搭載するM3、以下の記事にて掲載の、Core i9-12900HKを搭載するM3 Plusがありますが、M3 Ultraはこれらの中間に位置する製品です。
Core i9-12900HKを搭載のミニPC「GMKtec M3 Plus」のスペックのまとめ。メモリ 32GBを搭載し、タイムセール価格は 63,664円
CPU | インテル 第12世代 Core i7-12700H、14コア 20スレッド、最大 4.7GHz |
GPU | Intel Iris Xe |
メモリ | DDR4-3200 16GB あるいは 32GB、最大 64GB |
ストレージ | M.2 2280 PCIe 3.0 SSD 512GB あるいは 1TB、M.2 2242 PCIe / SATA SSDを増設可能 |
WiFi | WiFi6対応(Realtek 8852BE) |
Bluetooth | 5.2 |
ポート類 | USB Type-C(映像出力対応)、USB-A 3.2 x 3、USB-A 2.0、HDMI x 2、2.5G RJ45 |
サイズ | 114 x 106 x 42.5mm |
OS | Windows 11 Pro |
▲販売情報に、CINEBENCH R23 マルチコアのスコアが公開されており、Core i9-12900Hや Ryzen 7 8845HSより高いスコアとあります。
以下の記事にて、やや上位のCore i9-12900HKとRyzen 9 8945HSのミニPCを実機レビューしています。上の画像のスコアは、多少高めに表示されている可能性もありますが、Core i9-12900HKよりも高く、Ryzen 9 8945HSよりやや低いスコアです。いづれにしても、Excelなどの在宅勤務では、上位機と遜色なく、キビキビと動作します。
MINISFORUM UN1290 実機レビュー、Core i9-12900HKを搭載し キビキビ動作のミニPC。SSD 512GBモデルは 6万円台と高コスパ
MINISFORUM UM890 Pro 実機レビュー、Ryzen 9 8945HS、メモリ 64GBを搭載し、パワフルで静音。OCulinkでの外付けグラボも安定動作
▼標準装備の2280 M.2 SSDは PCIe 4.0ではなく 3.0(スロットはPCIe 4.0もサポート)、増設可能なSSDは2280 サイズではなく、2242サイズ(SATAとPCIe 4.0の双方をサポート)であることに留意ください。
▼映像出力は、HDMI x 2とUSB Type-Cの3系統です。
価格情報
今後、Amazonや楽天市場などの国内通販で販売されると思いますが、2025年8月13日現在では公式ストアでの販売です。ベアボーン、メモリ 16GB / SSD 512GB、メモリ 32GB / SSD 1TBの3つのモデルが販売されており、8月25日まで クーポンコード「PRM3U12」の利用により 12ドルオフとなります。
メモリ 16GB / SSD 512GBの場合、クーポン利用により 367.99ドルでの販売です。公式ストアの価格情報はUSDのみですが、他の海外通販サイトのレートでの換算では約55,200円。普段使いでは、程よいスペックと価格の製品です。
引用元・販売元
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