CPUにTwin Lake N150を搭載するミニPCが 各ブランドより出揃いつつありますが、「GMKtec G2 Plus」もその一つ。同じくN150を搭載する「G3 Plus」のメモリはDDR4ですが、「G2 Plus」はオンボードではあるものの DDR5 メモリです。
また、87 x 87 x 39.5mmのコンパクトな筐体であることも、電源がUSB Type-Cであることも特徴です。超小型であるために、2242サイズのM.2 SSDとなり、SSDの増設はできませんが、より省スペースなPCをお探しなら候補となる製品です。
GMKtec G2 Plusのスペック
GMKtecのN150を搭載するミニPCは、以下の記事においても紹介しています。同記事にも記載しましたが、Twin Lake N150はAlder Lake-Nのリフレッシュモデルの位置付けとなり、ベンチマークスコアと体感レスポンスは、N100と概ね同じとなります。
このため、新規にAlder Lake N100 / N95 / N97のミニPCの購入を検討する場合には候補となりますが、Alder Lakeの製品から買い替えるほどではありません。
GMKtec G3 Plus、Twin Lake N150搭載のミニPCのスペック。RAM 8GB / SSD 256GBモデルは2万円未満で販売に
GMKtec NucBox G2、Alder Lake-N N100搭載、87mm角の超小型ミニPC。極小ながらも機能は充実
▲▼上の記事にて、同筐体のN100 モデルを紹介しています。変更となった箇所は黄色網掛けのCPUのみです。
CPU | Twin Lake N150、4コア4スレッド、最大 3.6GHz |
GPU | Intel UHD Graphics |
メモリ | オンボード 12GB LPDDR5 4800 MT/s |
ストレージ | 2242サイズ M.2 SATA SSD 512GB |
WiFi | WiFi 6対応 |
Bluetooth | 5.2 |
ポート類 | USB-A 3.2 x 3、HDMI x 2、DisplayPort、USB-C(電源)、有線LAN x 2 |
サイズ | 87 x 87 x 39.5mm / 204グラム |
OS | Windows 11 Pro |
▼87 x 87 x 39.5mmの小さな筐体ですが、USB-Aを3ポート、映像出力は3系統と豊富なポート類です。なお、電源のUSB Type-CはPD/Alt モードに未対応です。
▼SSDスロットには天板を開いてアクセスします。標準装備のSSDはPCIeではなく SATAの512GB。2242サイズのPCIe SSDは種類が少ないうえに、Alder Lake / Twin Lakeでは 仕様上 PCIe SSDの速度は制限されるために SATAで十分です。
価格情報
2024年12月22日現在のAmazon タイムセール価格は 22,421円。同サイズ・同スペック・デザイン違いのミニPCは 23,999円(Amazonはこちら)で販売されていますので、本製品はやや安価となります。
同じくN150を搭載する「GMKtec G3 Plus」が2万円未満(ただし、メモリ 8GB / SSD 256GBモデル)であることを考慮すると、やや高くなりますが、LPDDR5 メモリとコンパクトさを重視する場合には候補となる製品です。
▼引用した「G3 Plus」の販売情報はこちら
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