CPUにAMD Ryzen AI 9 HX 370を搭載するミニPC「GMKtec EVO-X1」が、2025年10月4日現在 Amazon プライム感謝祭先行セールにて 127,000円で販売されています。
「EVO-X2」の販売の影響もあるかと思いますが、この半年でかなり安くなりました。2025年2月11日時点では、メモリ 32GB / SSD 1TBのモデルが 136,900円でしたが、10月4日現在は、メモリ 32GB / SSD 2TBのモデルが 127,000円での販売です。
GMKtec EVO-X1のスペック
スペック・詳細については、以下の記事においても掲載していますが、あらためてのスペックの掲載です。
GMKtec EVO-X1、Zen5, AMD Ryzen AI 9 HX370を搭載するミニPCの詳細スペック。2つのファンを装備し冷却も万全
CPU | Ryzen AI 9 HX 370、Zen5 アーキテクチャ、12コア 24スレッド |
GPU | AMD Radeon 890M グラフィックス |
AI NPU | XDNA 2アーキテクチャ、50 TOPS、最大80 TOPS |
メモリ | LPDDR5X 32GB 7500MHz オンボード |
ストレージ | M.2 2280 PCIe 4.0 SSD 1TB あるいは2TB、PCIe 4.0 M.2 SSDの空きポートあり |
WiFi | WiFI6 対応 |
Bluetooth | 5.2 |
ポート類 | USB4、USB-A 3.2 x 4、HDMI、DisplayPort、2.5G 有線LAN x 2、OCulink(ホットスワップ 未対応) |
サイズ | 110.19 x 107.3 x 63.2mm |
OS | Windows 11 Pro |
その他 | デュアルファンを装備 |
▼noteでの投稿ですが、2025年5月時点で販売の同CPUを搭載するミニPC 5製品を、以下の記事に手スペック比較しています。このなか、「GMKtec EVO-X1」は最初に発売されてたこともあってか、際立った特徴はないものの、USB4にOCulink、PCIe 4.0 SSDを増設可能と、そつのない構成です。

▼大きなヒートシンクを備え、CPUファンのほかに、メモリとSSDの冷却用のシステムファンを備えています。同社の他のミニPCと同様に、冷却対応も十分に考慮されています。
他社製品比較での特徴の一つは、サイズは 110.19 x 107.3 x 63.2mmと、縦横のサイズが一般的なミニPCよりもコンパクトなこと。また、横置き・縦置きの双方に対応しています。
▲▼AMD Ryzen AI9 HX 370の実力は今更からと思いますので割愛しますが、50TOPSのNPUを搭載し、GPUもAMD Radeon 890Mですので、軽めのゲームを楽しむこともできます。なお、スペックとしては以下の「GMKteC EVO-X2」が大きく優位ですが、普段使いにおいては「EVO-X1」で十分です。
GMKtec EVO-X2が国内通販で販売開始。Ryzen AI Max+ 395,Radeon 8060Sを搭載する驚愕ミニPCのスペック
GMKtec EVO-X2、Ryzen AI Max+ 395搭載のミニPC。タイムセール価格より更に5%オフのクーポン情報。10月26日まで有効
価格情報
冒頭に記載のとおり、Amazon 感謝祭先行セールにて、メモリ 32GB / SSD 2TBのセットモデルが 127,000円での販売です。以下は競合製品の価格ですが(リンク先は Amazon 販売ページ)、「GEEKOM A9 Max」以外はSSD 1TBであることを考慮すると、また、「GEEKOM A9 Max」がOCulink ポートを未搭載であり、増設可能なM.2 SSDが2230サイズであることを踏まえると、「GMKtec EVO-X1」は最安とも言えそうです。
- GEEKOM A9 Maxは 125,910円
- MINISFORUM X1 Proは 149,592円。ただし、SSDは1TB
- AOOSATAR GT37は 118,800円。ただし、SSDは1TB
- Beelink SER9は 128,000円、ただし、SSDは1TB
▼こちらは「EVO-X2」のAmazon クーポンセール情報です。
GMKtec EVO-X2、Ryzen AI Max+ 395搭載のミニPC。タイムセール価格より更に5%オフのクーポン情報。10月26日まで有効
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