
程よいスペックと価格の11インチ Android タブレット「FPD CP11-J1」について記載します。SoCはエントリー寄りのUNISOC T620ですが、FHDの液晶に4スピーカーを搭載し、Widevine L1をサポートする基本構成にて、2025年12月27日現在のAmazon 価格は 13,790円と、程よい価格です。ただし、LTEに未対応のWiFi モデルです。
FPD CP11-J1のスペック

「FPD」ブランドのタブレットとしては、以下の記事にて 8.4インチの製品を紹介していますが、11インチの本製品と同様に、SoCにUNISOC T620を採用しています。
8.4インチ FHDのAndroid タブレットが約11千円、FPD Mini Pad スペックのまとめ。UNISOC T620、メモリ 6GB、2スピーカーを搭載
▼下表では、13,790円のタブレットとしては優れている事項に黄色網掛け、控えめな事項にピンク網掛けしています。この価格帯のタブレットとしては HD解像度の製品もあるなか、1920 x 1200 解像度の液晶であることもポイントの一つです。
| CPU | UNISOC T620、8コア |
| GPU | ARM Mali G57 |
| メモリ | 物理メモリ 6GB +仮想メモリ 12GB |
| ストレージ | 128GB |
| ディスプレイ | 11インチ、IPS、In-cell ディスプレイ、、解像度 1920 x 1200、90Hz リフレッシュレート、輝度 380 nits |
| WiFi、Bluetooth | 11a/b/g/n/ac、Bluetooth 5.0 |
| LTE | 未対応 |
| カメラ | フロント 5百万画素、リア 13百万画素 |
| バッテリー容量 | 8000mAh、18W 急速充電に対応(充電器は別途用意) |
| サイズ、重さ | 25.7 x 16.8 x 0.75cm、約520g |
| OS | Android 15 |
| その他 | 4スピーカー、金属製の筐体、GPS搭載、顔認証に対応、Widevine L1対応 |
▼私はUNISOC T620を搭載する端末の使用経験がないのですが、AnTuTu ベンチスコアは約30万とあります。実態としては 20万台後半かと思いますが、この場合においても 普段使いのライトユースでは それほど 遅さを感じることなく動作します。ただし、やや上位のSoCを搭載する製品も同様ですが、ゲーム向けの製品ではありません。

▼一概に2スピーカーよりも4スピーカーがよいとは言い切れないものの、本製品は4スピーカーを装備し、音質・音の広がり具合の指標となります。

▼4スピーカーは、横持ちでの左右両サイドに2個づつ配置されています。⑨の位置に 3.5mm イヤホンジャックを装備していることもポイントの一つです。なお、背面は金属製となり、中央のロゴは大きく主張せずに好感のもてるもの。

▼2025年12月27日現在のAmazon 価格は 13,790円


コメント