Fire 7を期間をおいて開いてみると、バッテリー残量が激減。Android スマホ やiPhoneとは比較にならないほどに、スリープ状態でバッテリーを消費しています。根本原因を探ってみると、私の場合には、スリープ時にもWiFiのバッテリー消費が激しいことが判明。
今回は、このFire タブレットのスリープ時のバッテリー消費が激しかった状況と、バッテリー消費の抑制のために導入したアプリについて記載します。
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バッテリー消費が激しかった状況
スリープ時のバッテリー消費が激しかった際の状況を記載しますが、前提として購入間もないFire 7であり、スリープ時にバッテリーを大量消費するアプリをインストールしておらず、バックグラウンドでアプリが激しく稼働しないよう制御もしています。
▼Fire OSのバージョンは 6.3.1.2
▼バッテリーの項目にある「バッテリーの節約」のモードにて、「Smart Suspendを自動的に有効にする」をオンにするも、この「Fireを使用していないとき自動的にワイヤレス接続をオフにする」が効いていない模様。
▼Androidスマホの場合、アプリの通知を極力オフにすると、ある程度はバッテリー消費が抑制されるのですが、こちらも大きな効果なし。
▲上記の「Smart Suspendを自動的に有効にする」が効いていないことと重複しますが、Androidでお馴染みのBattery Mixをインストールし、簡易的にバッテリー消費の動向を確認してみると、スリープ時にもWiFiが元気に暗躍していることが判明。
WiFi Managerの導入により、バッテリー消費が軽減
スリープ時のバッテリー消費の抑制のためには、WiFiをオフにすればよいことが判明し(私の場合)、実際、WiFiをオフ、あるいは機内モードにして数時間放置すると、バッテリー消費をかなり抑制できていることが確認できました。
ただし、WiFiをオフにし、利用する時にオンにする動作が煩わしい。そこで利用したのが以下のWiFi Manager。
▼WiFi ManagerのデフォルトのWiFiオフの設定がこちら。
①では、10分以上 スクリーンが消灯している場合に WiFiをオフに、②では、5分以上 ネットワークに接続していない場合には WiFiがオフになる設定です。
▲下の「Turn WiFi on when device gets unlocked」の項目をオンにすることにより、Fire タブレットを操作した際には、自動的にWiFiがオンになります。この設定で何度か操作していみると、Fire 7を使い始め、WiFiがオンになり接続するまでに10秒弱要しますが、それでも手動で対応するよりは楽です。
▼WiFiオンオフ時のバッテリー消費の相違がこちら。
細かい計数ではないですが、①のWiFiオフ時と②のWiFiオン時のバッテリー消費のグラフを比べると①が滑らかであること(バッテリーを激しく消費していない)を感じ取れると思います。
実際にはこのグラフの相違以上に効果てきめん。これにより、Fire タブレットのスリープ時のバッテリー消費への懸念が軽減されます。
▼こちらは約24時間、スリープのまま放置した状態。WiFiは全く動作せず、約24時間でバッテリー消費は9%とこれなら満足。
まとめ
Fire タブレットのスリープ時のバッテリー消費が激しい場合、その原因はインストールしているアプリや、SNSなどの通知設定など、人それぞれかと思います。
購入間もない私のFire 7で確認したことは、スリープ時もWiFiが激しくバッテリーを消費していること。この対応としては、WiFiを使用する時のみオンにするのが手っ取り早いのですが、WiFiオンオフに手間がかかるため、無料のアプリ WiFi Managerで管理すると効率的です。
なお、Android 7.xのAndroid スマホ・タブレットでは、以下の「iBattery」の効果が高かったのすが、Fire タブレットには対応していないようです。
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