現在、家族のサブ機として使用しているFire HD 8 2017モデルですが、2日ほど放置しているとバッテリー残量がゼロになっていることが何度か発生。Androidなら節電アプリを導入すれば劇的にスリープ時のバッテリー消費が改善するのですが、Fire HD・Fire OSでもそれもできず。
そこで、各種通知などの設定を変更してみると、スリープ時のバッテリー消費は改善。今回は基本的な事項となりますが、スリープ時のバッテリー消費を改善する設定について記載します。
Bluetooth、位置情報などのオフ
まずは、スリープ時のバッテリー消費抑制の大前提となるBluetooth、位置情報情報のオフなどについての記載です。
▼「設定」の「ワイヤレスとBluetooth」にある、「Bluetooth」と「位置情報サービス」をオフにします。
▲「Smart Suspendを自動的に有効にする」をオンにし、「Fire タブレットを使用していないときは自動的にワイヤレス接続をオフにする」ことも忘れずに。
各種通知を可能な限りオフに
続いて、Amazon その他のアプリやサービスで各種通知を必要としないものをオフにします。
▼通知の設定は「設定」「サウンドと通知」にあります。
▲▼以下はオフに設定
- ロック画面での通知の表示(「通知を表示しない」に)
- 通知へのアクセス(「地域のおすすめサービス」をチェックしない)
くせ者は「アプリの通知」か。Smart Suspendを有効(Fire タブレットを使用していないときは自動的にワイヤレス接続をオフにする)にすることにより、スリープ中はWiFi接続していないと思いきや、裏でゴニョニョと通信しているのでしょう。
▲▼こちらの「アプリの通知」を「制限中」に変更するのみ。
まとめ、上記対応後の効果
上記対応の効果については、できすぎ感があるため、以下のバッテリー消費状況は控えめにみてください。
15時間半 Fire HD 8を放置時のスリープ時のバッテリー消費は、ざっくり計算にて1時間あたり0.064%となりましたが、下記で記載のとおりに違和感があるほどの効果です。
ただし、15時間半の計測ではできすぎですが、15時間半以上 放置したこともあるものの、スリープ時に気がつくとバッテリー残量が極端に少なくなっている状況はありません(数十日も放置しない限りですが)。
▲2019年1月25日の朝 6時34分に100%の満充電から充電を止めて放置。下の画像は同日の22時2分ですが、バッテリー残量は99%。約15時間半で1%のバッテリー消費になります。
単純計算では、スリープ時のバッテリー消費は0.064%となり、やはりこの結果はできすぎ。以下のAndroid タブレットにて省電力アプリ「iBattery」を導入時のバッテリー消費が1時間あたり0.084%ですので。
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