Fire Max 11、CPUはMT8188J、指紋認証搭載とFire HD 10からスペックアップ、アルミ製背面と質感も向上 | Win And I net

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Fire Max 11、CPUはMT8188J、指紋認証搭載とFire HD 10からスペックアップ、アルミ製背面と質感も向上

11インチのFire タブレット「Fire Max 11」が販売開始となりました。Fire HD 10は、CPUにMediatek MT8183を搭載していますが、「Fire Max 11」のCPUはMediatek MT8188Jにスペックアップ。また、アルミ製の背面となり、指紋認証に対応しているメリットもあります。

メモリ 4GBにストレージは64GB / 128GBの2つのモデルがあり、64GB モデルの価格は 34,980円。Teclast / Alldocube / Blackview / N-Oneなどの中国新興ブランドのタブレットと比較すると割高に感じます。

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Fire Max 11のスペック

Fire Max 11をはじめ、Fire HD 10などのFire タブレット、Fire TV Stickの詳細スペックはこちらのAmazon デベロッパーサイトに掲載されており、下表のスペックは同サイトから抜粋しています。

 

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Fire HD 10 2021/2019のCPU MT8183のベンチマークスコアを、他のAndorid端末と比較してみた

 

Fire HD 10の詳細スペックは上の記事で掲載していますが、スペックアップした箇所に黄色網掛けしています。

CPUMediatek MT8188J 、8コア、2 x A78@2.2GHz + 6 x A55@2GHz
GPUARM G57 MC2@950MHz L2 512KB
メモリ4GB
ストレージ64GB / 128GB、使用可能領域 53.57GB / 115GB
ディスプレイ11インチ、IPS、解像度 2000 x 1200、213PPI
WiFi、BluetoothWiFi6(11 a/b/g/n/ac/ax)、Bluetooth 5.3 BLE
LTE未対応
カメラフロント 8百万画素 、リア 8百万画素
スピーカーDolby Atmos デュアルステレオスピーカー
センサーアクセロメータ、環境光センサー、ホールセンサー、指紋センサー
バッテリー容量7500mAh、USB Type-C(2.0)
サイズ(本体)259 x 164 x 7.5 mm、490g
OSFire OS 8, Android 11ベース
その他デュアルスピーカー、アルミ製背面、Widevine L1対応、最大 1TBのMicroSD カードスロット、指紋センサー搭載

 

後述のCPUと価格以外における、Fire HD 10 / 中国新興ブランドのタブレット比較でのコメントは以下です。

  • メモリ 4GBと他のFire タブレットよりも多いものの(Fire HD 10は3GB、Fire HD 10 Plusは4GB)、中国新興ブランドのAndroid タブレットでは8GB搭載機も多いなか、控えめな容量です。
  • Amazon デベロッパーサイトには、ストレージの使用可能領域の掲載がありますが、Android タブレット全般を通して、この領域の記載があることは珍しい。
  • ストレージのeMMC / 高速なUFSの別の記載はありません。
  • 6月17日現在では、Android 13のタブレットが出回り始めているなか、Android 11ベースのFire OS 8ですが、Fire HD 10がAndroid 9ベースのFire OS 7であることを考慮すると妥当なところ。
  • Amazon端末ですので、以下のWidevine L1に対応しているうえに、電源ボタンに指紋センサーが組み込まれています。Android タブレットでは指紋センサー装備は事例が少なく、これは大きなメリットです。
  • なお、イヤホンジャック、GPSは未搭載です。

 

Android 端末における Widevineとは。概要とL1,L2,L3の相違、L1,L3の画質を実機で確認してみた

 

MT8188Jの想定レスポンス

Fire Max 11はCPU(SoC)に、他のAndroid タブレットでは搭載事例のない「Mediatek MT8188J」を搭載しています。

Fire HD 10に搭載のMT8183においては、発売当初には他のAndroid タブレットでの搭載事例はなく、最近になって「N-One NPad Plus」などに搭載されています。勝手な想像では、MT8188Jも同様に、一定期間経過後、他のタブレットに搭載され始めると思います。

さて、「Mediatek MT8188J」のベンチマークスコアですが、こちらの記事にて実機で計測のAnTuTu スコア(ver 9で約32万)が掲載されていました。

単純にAnTuTu スコアのみでレスポンスを推しはかることはできませんが、私のAndroid タブレット(20台以上?)の使用感では概ね AnTuTu スコアに連動します。

以下の記事は、Fire HD 10に搭載のMT8183のAndroid タブレットの実機レビューですが、AnTuTu スコア 約23万でも遅さを感じることなく動作します。MT8188Jの約32万 / MT8183の約23万では体感できるほどの相違はないですが(私の他のスマホ・タブレットの使用感より)、Web サイトのブラウジングや動画視聴では十分に快適な水準です。

N-One NPad Plus 実機レビュー、MT8183を搭載し AnTuTu スコアは約23万 。金属製ユニボディで上質なAndorid タブレット
今回レビューする製品は、CPUにFire HD 10と同じく「MT8183」を搭載する 10.36インチのAndroid タブレット「N-one NPad Plus 2023モデル」。従来モデルはメモリ 6GBでしたが、8GBに増量され...

 

Fire Max 11の外観

 

キーボード付きケース・スタイラスペンは別売りあるいはセットでの販売ですが、本体とキーボードケースは専用端子・マグネットでの接続となりスマートですね。ただし、本体 490g、キーボードケース 421.84g、合計 911.84gと重くなります。Android タブレット・iPadともに、キーボードをセットすると、多くの場合は同等の重さとなり、ここは妥協すべき事項です。

 

▼キーボードケース単体での詳細はこちら。10,980円と高く、プラス数千円の出費で、こちらでこちらの記事で実機レビューの8.4インチタブレット「Alldocube iPlay 50 Mini」が購入できる価格です。

 

▼イメージ画像ではベゼル幅を狭く見せているように思いますが、チラホラとアップされている実機画像を見ると、ベゼル幅は2万円台のAndroid タブレットと同様、あるいはやや狭いように感じます(断定ではなく想像です)。

 

▼アルミ製の背面、指紋認証を兼ねた電源ボタン・音量調整ボタンの質感は、かなり高そうです。

 

▼各種ボタン・ポートは、横持ちでの右サイドに集中しています。ヘッドホンジャックを未装備であることに留意ください。Zoom / Teamsなどでのオンラインを考慮してか、フロントカメラは8百万画素と、HD 10の2百万画素から大きく向上。

 

▼キーボードケースは専用端子・スロットによるマグネット接続です。

 

▼スピーカーは横持ちでの上サイド両側に配置されています。Android タブレットでは、4スピーカーを搭載する製品も多いなか、Fire Max 11は2スピーカーです。なお、Amazonサイトでの以下の画像の説明では「落下テストでの耐久性は Apple iPad 10.9 (第10世代)の3倍」とあります。アルミ製の背面など、iPadを意識しているようですが、タフネスタブレットでもないので、落下時の耐久性は あまり意味がないように思います。

まとめ

CPUにAnTuTu ベンチ ver 9のスコアが約31万となるMT8188Jを搭載し、11インチへと大型化、アルミ製の背面、指紋認証にも対応する「Fire Max 11」。

私はコスパに優れた中国新興ブランドのAndroid タブレットをメイン利用しているために、指紋認証とWidevine L1にも対応しているとは言え、ストレージ 64GBで 34,980円の価格は割高に感じます。ただし、人気のFire タブレットで より高級感を求める場合には唯一の候補ですね。

 

 

▼参考ですが、中国新興ブランドの製品のうち、スペックの充実した「Alldocube iPlay 50 Pro」。CPUにHelio G99、急速充電にも対応しています。

ALLDOCUBE iPlay 50 Pro、Helio G99を搭載 10.4型タブレットのスペック。同CPUのN-One NPad Xとの簡易比較