Alexa搭載として2019年6月6日に発売予定のFire 7 Newモデル。私はFire HD 8を所有しているものの、Fire 7 Newモデルは、AlexaとFire HD 8と同CPUを搭載することで興味津々。そこで、Fire 7の新旧型とFire HD 8のスペックを比較することで、Fire 7の特徴を確認してみました。
引用元
Fire 7 Newモデル、旧型・Fire HD 8とのスペック比較
Fire タブレット、Fire TV Stick、KindleのCPU / GPUなどのスペックの詳細は、Amazon デベロッパーに記載されているのですが、発表直後であるためかデベロッパーサイトにFire 7 Newモデルの記載がありません。そこでFire 7 Newモデルは、PC Wathcサイト、Amazonサイトに記載のスペックを引用しています。
Fire 7のスペックにおいて、Fire HD 8に劣る項目をピンク網掛け、Fire 7 旧型より優位となる項目を黄色網替しています。なお、Fire 7 Newモデルを第8世代と表記した記事は海外サイトでも見当たらなかったため、上表では「Fire 7 新」と表記しています。
網掛け部分について、以下のとおりコメントします。
- 何と言っても、Aleax搭載は大きな進化。Alexa 未搭載のFire HD 8に対しても優位です。カテゴリーやディスプレイサイズが異なりますが、Echo Showと比較すると割安感があります。
- Androidタブレットとしてみた場合にはエントリークラスとなりますが、CPUがFire HD 8と同じCoretex-A53となったことは評価できます。
- ただし、メモリは1GB搭載と変更なし。私がFire 7を購入した場合には、まず行うことはGoogle Playアプリのインストール。Google Playアプリの動作では、メモリ 1GBでは心もとないのですが、メディア端末であること、ストレージ 16GBの破格の価格をみれば納得。
- スピーカーはモノラルですが、メディア端末であることを考慮すると、ややコストアップしてもステレオであれば尚もよかったのではと思います。
- 1024 x 600の解像度は旧型と同様で低いもの。動画視聴としてはよいのですが、各種アプリ・Webサイト閲覧ではいかがなものか。これも価格を考慮するとやむなしか。
SoCのMT8163は以下のTeclast P80 Proに搭載され(P80 Proはメモリは3GB)、Webサイト閲覧・動画視聴・ライトユースのアプリではサクサクと稼働します。ただし、私のP80 Proは個体差のためか、起動ループに陥ることもありクセはあります。
なお、Teclast P80 ProのAnTuTuベンチマーク(v7.0.7)のスコアは44713。同SOC搭載のFire 7はメモリ 1GBであるため、スペックでみるとレスポンスはやや落ちますが、ベンチマークスコア的には通常アプリの使用で遅いと感じるか否かのギリギリの水準です。
▼もちろん、純正ケースも販売されていますが、本体と比較すると高価なため、サードパーティー製のケース、あるいはその価格から気遣い無用の端末であるため、ケースなし運用もよいかも。
まとめ
全般的には、Alexa搭載、CPUがFire HD 8と同じとなり強化されたことは大きな進化。惜しむらくはメモリが1GB据え置きとなることですが、ストレージ 16GBの場合には 5,980円の端末ですので、それも納得。これがセール時にさらに安くなろうものなら、短時間で売り切れ確実でしょう。
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