2017年の発売から2年ほど経過したJumper EZPad 6S Proと6 Proですが、久しぶりにAmazonの販売ページを確認してみると、CPUがApollo Lake N3450からE3950に変更となっています。更新が早いとは言えないJumper 公式サイトではCPU変更の記載はないのですが、このCPU変更によるレスポンスへの影響を確認してみました。
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Jumper EZPad 6S Pro、6 Proのスペック
以下のスペック比較は、「EZpad 6S Pro / 6 Proのスペック比較、キーボードセットのセール情報(6/30時点)」から再掲載(オリジナルはAliExpress)のものですが、CPUをApollo Lake N3450からAtom E3950に置き換えて参照ください。CPU以外の仕様に変更はありません。
最近リリースされたPCでもApollo Lake N3450の搭載事例は多数ありますが、なぜCPUをAtom E3950に変更したのか確認できず。Geekbenchサイトから抽出のGeekbench 5のスコアは以下となります。
▼CPUベンチマークのみとなりますが、E3950のSingle-Coreは241、Multi-Coreは781
▼こちらは、Apollo Lake N3450 / 3350との比較。
▲N3450と比較した場合には何とも微妙なスコア。スコア的にはN3450が優位なのですが、普段使いでレスポンスに相違を体感できるかと言えば、双方を並べてじっくり比較した場合に、僅かに感じ取れるか否かの相違のように思います。
N3450のレスポンスとしては、Webサイト閲覧やWordなどのライトユースではサクサクと動作し、下位のN3350やAtom Z8350と比較すると引っ掛かりもなくスムーズです。
なお、E3950の搭載事例としては、以下のChuwi LapBook PlusとXIDU PhilPadがあります。私が所有するPhilPadの従来にCPUはApollo Lake N3350ですが、XIDUのリリース情報では「CPUをN3350からE3950とするこによりパフォーマンスアップ」としており、大きな差ではありませんが、E3950はN3350よりは優位です。
Jumper EZPad 6S Pro、6 Proの価格情報
CPUが変更になったものの、ベースとしては2017年の古い機種のため、多少のコストアップを許容する場合には以下の2019年リリースのYOGAスタイルのWindows ノートがおすすめ。
参考までに、AmazonのEZPad 6 Proのリンクを掲載しますが、キーボード別売りで割高であるため、おすすめはしません。また、レビューコメントはデタラメなためにこちらも参考にならず。
▼2019年11月3日時点、AliExpressではApollo Lake N3450版も販売しており、こちらが無難。また、「いい買い物の日セール」では、EZPad 6 Proのキーボードセットが269.50ドル、6S Proのキーボードセットが311.08ドルでの販売となります。
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