11.5インチ 有機ELパネルを搭載のAndroid タブレット「Lenovo Xiaoxin Pad Pro」が2021モデルとなり、CPUがSnapdragon 730Gから Snapdragon 870へと大きくスペックアップしています。海外通販サイトでのイメージ画像は多くないため、今回は「Lenovo Xiaoxin Pad Pro 2021モデル」のスペックのみの掲載と、同じく Snapdragon 870を搭載する「Xiaomi Mi Pad 5 Pro」と簡易的に比較してみました。
Lenovo Xiaoxin Pad Pro 2021モデルのスペック
先日、同じく Snapdragon 870を搭載する 11インチタブレット「Xiaomi Mi Pad 5 Pro」が販売開始となりましたが、スペック的に競合します。
▼Lenovo Xiaoxin Pad Pro 2021モデルのスペックはこちら
CPU | Snapdragon 870、8コア |
メモリ | 6GB |
ストレージ | 128GB UFS 3.1 |
ディスプレイ | 11.5インチ、IPS / OLED パネル、解像度 2560 x 1600 |
WiFi、Bluetooth | 11 ac/a/b/g/n/ax、Bluetooth 5.1 |
LTE | 未対応 |
カメラ | フロント 8百万画素 x 2、リア 13百万画素 + 5百万画素 ワイド(注) |
バッテリー容量 | 8600mAh、USB Type-C |
サイズ(本体) | 264.28 x 171.4 x 5.8mm、485g |
OS | Android 11 |
その他 | JBL 4スピーカー、指紋認証(電源兼用)+ 顔認証 |
(注)カメラにおいては、Banggood / AliExpressともに詳細情報がないのですが、Snapdragon 730G版と同じと見做して掲載。また、GPSは Banggoodの製品紹介では未掲載となっていますが、従来版が搭載していることにより(AliExpress情報)、誤植の可能性もあります。
スペックアップした事項に黄色網掛けしていますが、大きくは Snapdragon 730Gから Snapdragon 870に、OSが Android 10から11へと変更になっています。
同じく Snapdragon 870を搭載の「Xiaomi Mi Pad 5 Pro」との相違は以下です。
- ディスプレイは Xiaoxin Pad Proの11.5インチに対して、Mi Pad 5 Proは11インチ。解像度は双方ともに 2.5K。
- Xiaoxin Pad ProはLTE未対応だが、Mi Pad 5 Proは 5G対応版もあり。
- Xiaoxin Pad Proは4スピーカー、Mi Pad 5 Proは8スピーカー
- Mi Pad 5 Proは 67Wの急速充電に対応。Xiaoxin Pad Proの製品紹介には明確な記載なしだが、67Wの急速充電ではない。
- Mi Pad 5 Proは120Hzのリフレッシュレートに対応、Xiaoxin Pad Proは90Hz
Xiaomi Mi Pad 5 Proはスペック的に優位ですが、Mi Pad 5 Pro 5G対応版とXiaoxin Pad Proの価格差は 約180ドル、WiFi版はほぼ同価格帯(AliExpressはこちら)。ただし、Mi Pad 5 Proは、10月3日時点ではChinese版(英語と中国語に対応、Google Play 未対応)のみの販売であり、選択肢から外れます。
▼従来版と同様に、別売りの専用キーボードケースが用意されています。
価格情報
2021年10月に投稿の記事ですが、価格が下落していますので情報を更新して記載します。専用キーボードケースはBanggoodのこちらのページで 119.99ドルで販売されています。
▼2022年5月8日時点のAliExpressでの販売情報。日本語対応・Google Play対応のROMが導入されています。
Lenovo Xiaoxin Pad Pro、AliExpress
▼こちらは対抗となる Snapdragon 860を搭載の「Xiaomi Pad 5」。
▼12.6インチの上位版もリリースされています。
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