最近にわかに人気となっている、第4世代 Core i7-4500Uを搭載するミニPCのべアボーン「XCY X30」。海外通販サイトでクーポンを配布すると、その日のうちに完売になるとか。べアボーンの場合、メモリ・SSD・OSを別途用意する必要があり、私のおすすめは これらのパーツのセット品。このセット品の場合のおすすめは、ハイエンドのEGLOBAL S200 (HYSTOU S200)とミドルレンジのEGLOBAL M3。このうち、今回はEGLOBAL M3のセット販売事例を紹介します。
EGLOBAL M3の基本構成
EGLOBAL M3の基本構成、大きな特徴は以下となります。なお、以下の特徴は、EGLOBAL M3に限らず、EGLOBAL、その他の中国直販系のミニPCの多くに共通する事項です。
- アルミ製ボディにより、また、外枠の一部をヒートシンク化することにより、旧世代のCore iシリーズではファンレスを実現。
- メモリはオンボードではなく、スロット形式であるため、必要に応じてユーザーにて増設・換装可能。
- もちろん、SSDもユーザーにて増設・換装可能。
- Windows 10 Homeではなく、Windows 10 Proがプレインストールされている事例も多い。
▼中国直販系のファンレス ミニPCの場合、以下の画像(上はEGLOBAL M3、下はXCY X30)のように、天板あるいは外枠がヒートシンク状となっており、アルミ製のボディも含めて全体でCPUやその他のチップを冷却するしくみ。
ケース単体でも販売されており、ケースとマザーボード他を組み合わせて販売しているため、別ブランドで似たようなミニPCが多数販売されています。
▼ボディ色は、ホワイト・ブラック・ブルーの3色ですが、セール品として色が特定されており、選択できないことが多いです。ポート類は、USB 3.0 x 4、USB 2.0 x 2、ディスプレイ接続用のHDMIとVGA、有線LANと、他のミニPCと同様に豊富。
▲SSDはM.2ではなく、mSATA(パフォーマンスはM.2と変わらず)。もちろん、2.5インチのSATA HDDあるいはSSDを増設可能です。ファンレスとなりますが、底板中央はフィン状のくり抜きがあり、DIYで薄いファンを取り付けることも可能かも。
また、画像左のようにCMOS電池もあり、万一のエラー対応も電池の抜き差しで対応できることも多いかと思います。
EGLOBAL M3の販売事例
CPUは第4世代から第7世代のCore iシリーズまで複数のバリュエーションがあり、また、メモリ・SSD容量も含めると、かなりのパターンの販売事例があります(ベアボーンもあり)。そのうち、特にコスパに優れているものをピックアップしました。なお、以下の事例がコスパ最強でしたが、既にセールは終了しています。
以降の価格はいづれも、2019年9月15日時点のものです。BanggoodとAliExpressでは、CPU・メモリ・SSD容量は違えど、ほぼ常時 下記以外の組み合わせでもセール対象となっています。
▼Banggoodで販売のCore i3-5005U、メモリ 8GB、SSD 128GBのモデルは219.99ドル。
なお、BanggoodのミニPCの場合、Windows 10のプレインストール情報の記載がないことに留意ください。情報は未掲載であるものの、おそらく Windows 10 Proがプレインストール済(注文される際には事前確認が無難)。
Core i3-5005U、メモリ 8GB、SSD 128GB
▲▼SSD容量は異なりますが、以下のChuwi GT Boxよりも安くなっており、GT BoxはCPUのファン音が激しいことに難あり。
▼Banggoodで販売の、第7世代 Core i3-7100Uを搭載するベアボーンは179.99ドル。メモリ・SSD・OSが手元にある場合は、こちらもコスパが高くなります。
▼AliExpressで販売のCore i5-7200U、メモリ 8GB、SSD 128GBのモデルは258.43ドル。以下の画像のとおり、これ以外にも多くの組み合わせが可能です。
Core i5-7200U、メモリ 8GB、SSD 128GB
▲▼リンク先は EGLOBAL M3で抽出した一覧形式となっていますが、以下の画像のとおり、Windows 10 Pro プレインストールであることを明記した製品を選ぶのがポイント。
▼一方、ハイエンド機では EGLOBAL S200 = HISTOU S200で決まり。Banggoodでは、画像の価格 563.99ドルのところ、クーポン「BGHS200」の利用により 501.95ドルに。9/30まで。
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