ASUS E203NA、11.6型がスペックアップ。コスパの高いm-Book Cとの比較 | Win And I net

ASUS E203NA、11.6型がスペックアップ。コスパの高いm-Book Cとの比較

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次から次へと、低価格なデジギアに物欲がわいてくる私。最近 物色しているのが、Jumper EZbook3 Proなどの中国産のモバイルノート。暑い夏に備えて、電気代節約のためにも、自分の部屋のデスクトップPCではなく、冷房の効いた家族共有スペースでPCを使用したい意向です。

そんな折に飛び込んできた新製品情報が、11.6インチのASUSのVivoBook E203NA。以前からE203NAの前身機種であるE200HA、X205TAを購入すべきか検討していた私としては興味津々。今回は、このE203NAの特徴などを、同じく11.6インチの同価格帯であるマウスコンピューター M-Book Cと比較してみます。

 

※冒頭の画像は、私の所有するASUS T90Chiです。

 

E203NA、M-Book Cとのスペック比較


ASUS E203NAは、家電量販店でも実機を展示していることの多いE200HAの後継機の位置づけ。サイズ・デザイン的にも、かつての人気機種であったX205TAの系統です。

同クラスのパソコンでは、2 in 1まで含めると、ASUS・Lenovo・Dellなど多数の競合製品があるなか、比較対象として選んだのは「マウスコンピューターのM-Book C」。ストレージに格安機に多いeMMCではなく、SSDを搭載していることに惹かれます。

なお、E203NA・M-Book Cともに、その搭載しているストレージの種類・容量により、価格が異なります。以下の掲げたスペックは、容量・価格のバランスがベストと私が判断するものです。

 

スペック表、あるいは以下の公式サイトの製品ページからみる、スペックの相違等における私のコメントは以下のとおり。

 

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CPUの相違

CPUは、いづれも省電力のAtom後継となるCeleron Nですが、E203NAの2コア Celeron N3350に対し、M-Book Cは4コア Celeron N3450。

私はCeleron Nの前身であるAtomのうち旧世代のPCを3機種持っているのですが、Webサイト閲覧、ブログ編集、容量数MBクラスの画像編集、一般的なオフィスソフトであれば、旧世代のAtomでも遅いと感じることはほぼありません。

会社では、Core i5、Core i7のHDD搭載機を使用していますが、これらよりもeMMCにて読み書きするAtom機のほうが快適と感じることすらあります。

以下のドイツのサイトに、Celeron N3350とAtom x5-Z8300(私のAtom機より上位)のベンチマーク比較がありますが、甲乙つけがたいものと言ってよいと思います。

上記により、また、メモリを4GB搭載していることにより、Celeron N3350でも私のような軽めの作業で使用する場合には、全く問題ないとの認識です。

 

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ストレージの相違

私が選択した構成では、E203NAのeMMC 64GB(32GB版もあり)に対し、M-Book CはSSD 128GBです。M-Book Cは32GB・240GBのSSD、500GBあるいは1TBのHDDも選択できます。

32GB SSDでは税込37,584円となり、E203NA 64GBよりも2,000円ほど安くなります。

ここでのポイントはeMMCかSSDかとなりますが、双方使用している私の体感では、もちろんSSDが優位。

ただし、HDDとeMMCでは、Windowsやアプリの起動、ファイルの読み書きでかなりの体感差(eMMCが優位)があるものの、eMMCとSSDでは、大きく体感できる差ではなく、大量のファイルを保存しているフォルダの並び替え、大容量ファイルの呼び出しなどにおいて「eMMCはSSDよりもやや遅いかも」と感じる程度のものです。

サブ機としての使用でしたらeMMCでも十分ですが、メインPC寄りの使い方であれば、より大容量のSSDを搭載するM-Book Cがよいとの認識です。

 

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デザイン、サイズの相違

サイズ的にはE203NAがスリムです。幅・高さは5mm程度の僅差であるものの、奥行はE203NAが約17mmも小さくなっています。重量差は約300gありますが、携帯するのであれば、この300gは大きな差となってくることでしょう。

E203NAはこれまでのスタイルを踏襲するスリム型、マウスコンピューターも従来どおりの質実剛健型といったところでしょうか。

 

▼E203NAは、このようにディスプレイが180度開くことも特徴


インターフェースの相違

M-Book Cは、外部ディスプレイ接続用としてHDMIの他、D-Subを備えています。イーサネットも備えていることから法人需要も意識しているものと思われます。

個人ニーズにおいては、イーサネットはもしもの無線LANが繋がりにくい状況になった時のためにも、あったほうが無難であるものの、USB・有線LANアダプタが安価で出回っているため、なくとも何とかなります。

一方のD-Subは、HDMIが主流となった昨今では、個人ニーズとしては不要と思われますが、私のようにD-Subのディスプレイを使用している方、液晶テレビとD-Subにて繋げている方には重宝します。

 

まとめ

ASUSの新製品 E203NAの発表にあわせ、同じく11.6インチでコスパに優れたマウスコンピューターのM-Book Cを比較しました。

E203NAは、サブ機としての需要から人気の高かったE200HA・X205TAからも、人気機種となることが想像され、また多くの量販店でも展示されること間違いなし。

やはり、私としては、同クラスで気になるのはM-Book Cです。やや地味な機種ですが、SSD搭載にしてこの価格は立派なもの。実際に自分が購入するとなると悩ましいものです。

 

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