タフネススマホやタブレットを展開するDOOGEEより、CPUにHelio G99を搭載する 12インチ Android 13 タブレット「DOOGEE T20 Ultra」が発売されました。
Helio G99を搭載する10インチクラスのタブレットは、同社の「T30 Pro」のほか、多数販売されていますが、「T20 Ultra」は 一回り大きな12インチ、物理メモリ 12GB + 拡張メモリ 20GBを搭載し、アルミ製ユニボディの筐体であることが大きな特徴です。
販売元・引用元
DOOGEE T20 Ultraのスペック
以下の記事で掲載のHelio G99を搭載する11インチタブレット「DOOGEE T30 Pro」は機能全部入りのタブレットですが、「T20 Ultra」も同様に、Widevine L1対応、LTE対応、4スピーカー、急速充電に対応、アルミ製ユニボディと全部入りです。
▼T30 Proと比較して優位な事項に黄色網掛け、劣位な事項にピンク網掛けしています。液晶サイズ以外では、T30 Proの急速充電が33Wであるのに対して、T20 Ultraは18Wです。
CPU | MediaTek Helio G99、6nm プロセス、最大 2.2GHz |
GPU | Mali-G58 MC2 |
メモリ | 12GB LPDDR4 + 拡張メモリ 最大 20GB |
ストレージ | 256GB |
ディスプレイ | 12インチ、解像度 2000 x 1200、IPSパネル、明るさ 350nits |
WiFi | 11a/b/g/n/ac |
Bluetooth / GPS | Bluetooth 5.2、GPS搭載 |
LTE | FDD: B1/2/3/4/5/7/8/12/17/18/19/20/25/26/28A/28B/66
TDD: B34/38/39/40/41 |
カメラ | リア 16百万画素、フロント 8百万画素 |
バッテリー容量 | 10800mAh、18W 急速充電 |
サイズ | 278.8 x 174.3 x 7.6mm、568g |
OS | Android 13 |
その他 | 4スピーカー(Hi-Res対応)、アルミ製ユニボディ、Widevine L1 サポート |
Helio G99を搭載するタブレット・スマホ 3製品、実機レビューとベンチマークスコアのまとめ
▲Helio G99を搭載するスマホ・タブレットのベンチマークスコアは、上の記事にてまとめています。AnTuTu ベンチマーク v10のスコアは約40万。これまでは、UNISOC T618 / T616が 10インチクラスのCPU(SoC)の主流でしたが、Helio G99はより一層 キビキビと動作します。
その他のスペックの補足は以下です。
- 256GBのストレージに、eMMC / 高速なUFSの別の記載がありませんが、このクラスでは UFS 2.1と思われます。
- 軽量化に貢献するアルミ製ユニボディ(削りだし)を採用していますので、12インチにして 568gと軽量の部類です。また、厚みは7.6mmと、10インチと同様の薄さです。
- 動画配信サービスの動画を高画質再生可能な「Widevine L1」に対応していますが、他の多くのタブレットと同様に、Netflixには対応していないと思われます。Neflixに対応しているタブレットは、こちらの記事で実機レビューの「ALLDOCUBE iPlay 50 2023モデル」など少数です。
外観
色はブルー、ブラック、グレイの3色展開です。「T20 Ultra」と同じく、アルミ製ユニボディを採用する「T20S」は以下の記事にて実機レビューしています。「T20S」は かなり高品質なボディであり、「T20 Ultra」も期待できそうです。
▼航空機グレードのアルミを採用とあります。見た目の美しさと軽さに貢献するユニボディの質感には期待できます。
▲▼上の画像中央にキーボード端子がありますが、個人的に興味津々なのが、以下のキーボードケースの出来具合。AliExpressでは キーボードセットも販売されています。本体とキーボードセットとの差額は 52ドル。この価格を考慮すると、それなりの製品かと思います。
なお、AliExpressには、キーボードの他の画像もありますが、以下の画像とは多少異なるように見え、以下のキーボードが専用品か否かの判断はできておりません。
▼「T30 Ultra」の概要は以下の記事に掲載しています。
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