AmazonでBluetooth イヤホンなどを販売する「COUMI」社より、2021年9月に販売開始となった「Freedom Dots ANC-861」。AirPods ライクなホワイトの本体・ケースに、各種操作は誤作動防止の感圧センサーを採用しています。
このANC-861をCOUMI社よりレビュー用にサンプル提供いただきましたので、外観と使用感を記載します。2021年10月22日時点のAmazon 価格は 3,680円の安価な製品ですが、ノイズキャンセリング機能もしっかりと動作し、感圧式の各種操作により誤作動もなく 操作性はよいものです。
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COUMI ANC-861の特徴
最初にAmazonの製品紹介から抜粋の特徴を記載します。COUMIの他のBluetooth イヤホンと同様に、4,000円未満の製品としては、機能やデザインなども含めて コスパが高いことが大きな特徴です。なお、特徴については、製品紹介の原文をほぼそのまま(言い回しを多少 変更している程度)記載していることを、お含みおきください。
- 交通機関モード(乗り物のエンジン音を最小限に抑える)、屋外モード(車の走行音や風の音を抑える)、屋内モード(周囲の会話や足音などの騒音最大35dBを低減)の「アクティブノイズキャンセリング機能」を搭載。
- イヤホンを付けた状態で、周囲の音を確認しながら音楽を楽しむことができる「外部音取り込みモード」を搭載。
- シリコーン製イヤーチップを3サイズ用意し、また、IPX7防水規格に対応することにより、快適さと装着感をアップ。
- 各種操作は、誤作動防止の感圧センサーを採用。
- 12.5mmの複合振動板とBluetooth 5.2のチップセットを採用し、また、ノイズリダクション機能を搭載した6つのマイクを搭載することにより、高音質なサウンド、クリアな通話を確保。
- イヤホン本体にて最大6時間、付属の充電ケースを合わせて使うと、最大36時間の音楽再生が可能。
▼上記4に記載のとおり、一時停止や早送りなどの各種操作は、以下の画像の水色の感圧センサーにより行います。私はイヤホンを操作していると、通話などの誤作動を招くことが多いのですが、感圧センサーのために誤作動のリスクを軽減できます。
▲▼私の備忘録も兼ねて、感圧センサーの操作の一部を記載します(通話に関する事項の記載は省略)。
- 感圧センサーの両側を1秒 押下することにより、アクティブノイズキャンセリング機能のオフ、アクティブノイズキャンセリング機能のオン、Ambientモードに切り替わります。
- 耳に装着した状態で、上側のセンサーを1回押すことにより、再生・一時停止。
- 耳に装着した状態で、右のイヤホンの上側のセンサーを2回押すことにより 曲送り、左側のイヤホンの上側のセンサーを2回押すことにより 曲戻し。
- 耳に装着した状態で、上側のセンサーを3回押すことにより、Siri / Google Assistantなどのボイスアシスタント機能が有効となります。
▼イヤホン本体にて最大6時間、付属の充電ケースを合わせて使うと、最大36時間の音楽再生が可能です。
外観
ホワイトとブラックの二色展開されることも多い COUMIのイヤホンですが、本製品はホワイトのみの販売です。すっきりとしたデザインに、指紋が目立つことのないホワイトのクリア塗装により清潔感があります。
▼全面 英語表記となりますが、本体と同様にホワイトの外箱
▼本体はケースに入った状態であり、ケースの保護材も十分な内箱です。
▼充電用のUSB Type-C to USB Aのケーブル、本体、交換用のイヤーパッド。写真では識別しにくいのですが、ケースは上蓋のサイドのみが艶あり、その他の部分は艶消しです。指紋や油脂の付着が目立つことなく好感がもてます。
▼左から クイックガイド、保証のしおり、説明書。シンプルな端末のため、クイックガイド(英語)の参照のみで十分です。
iPhoneでの撮影ですが、以降の写真も含めて やや黄色味を帯びた画像になっていますが、実機はよりピュアなホワイトです。
▼本体のロゴの両側のLEDが白く点灯していますが、充電中のインジケータです。開閉はマグネット式で、スムーズに行うことができます。
▼上述のとおり、上蓋のサイド以外は艶消しのホワイト。指紋や油脂の付着はほとんどわかりません。
▼COUMIの他製品も同様ですが、ロゴも控えめで よいものです。ロゴは見る角度により多少変化しますが、ホワイトのボディとあいまって、ロゴが目立つことはありめせん。
▼本体の外側・内側・イヤーピースともにホワイトで統一され、清潔感があります。本体は全般的に艶ありのホワイトですが、COUMIのロゴのある面のみ、透明な薄い板がはめ込まれ、よいアクセントになっています。
▲▼細長い縁取りのおる部分が感圧式の操作パネル。大きな面積を占めており、操作性は良好。
▼イヤーパッドは、本体に付属のものを含めると 6セットも付属しています。
使用感
使用感を記載する前に、COUMIのBluetooth イヤホンの「家電批評」の評価について記載します。以下の記事で実機レビューの「COUMI ANC 860」は、「家電批評 2021年5月号」において、「ベストバイ【格安ノイキャン完全ワイヤレス部門】」を受賞しています(家電批評の販売元のニュースリリースはこちら)。
今回レビューの製品は、音質・機能はANC 860と大きく変わらないため、私のコメントにかかわらず、一定の評価に値する製品かと思います。
Bluetooth イヤホンの操作や音質には疎い私ですので、私よりも音質に敏感で、趣味としてアコースティックギターも嗜む 大学生の息子のコメントも含めて、ランダムに記載しました。
- 他のCOUMIのイヤホンと同様に、低音・中音重視。高音のクリアさがやや不足気味のようにも感じます。
- iPhoneでのAmazon Musicを主に利用してきますが、音量は一般的、あるいは他のイヤホンよりも僅かに小さいかも。
- 初回、二回目以降も含めて、Bluetoothは即認識。
- ケースから取り出すとパワーオンとなることは他製品と同様ですが、電源オン時のパワーオンのアナウンスの音量はやや控えめ。
- 感圧式の操作ボタンは しっかりと押下する必要あるのですが、私の好みにマッチします。タッチ式のセンサーの場合、私は確実に誤作動を招き、いつの間にか電話がリダイヤルとなり焦ることも多いのですが、そのようなことはありません。
- 上記5については、大学生の息子も同感。息子はタッチセンサーを搭載のイヤホンをメイン利用しているのですが、感圧式の操作性のよさを絶賛です。
- パソコンから、LEDバックカメラ、あるいは電源の「ジジジ音」が生じているのですが、ノイズキャンセレーションにより軽減されれいる・オンオフで変化しているのがよくわかります。
- 外部音取込モードでは、使用中にテレビの音声もある程度聞き取ることもできます。
- これまでレビューしたイヤホンのなかには、装着していると違和感を感じる製品もあったのですが、本製品は長時間の使用でも 痛みなどを感じず、装着感は良好です。
まとめ
4,000円未満のBluetooth イヤホンとしては 音質も価格以上、ノイズキャンセレーションも含め、上述の家電批評のベストバイを受賞したCOUMIの製品と同水準ですので、リンク先を参照してみてください。
特筆すべきは感圧式ボタンの操作性。ややしっかりめに押下する必要がありますが、タッチセンサーのように誤動作を招かないことは、大きな安心感につながります。
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