Amazonにて、9月1日から販売されている COUMI社のBluetooth イヤホン「ANC-860」。当製品をレビュー用にサンプル提供いただきましたので、使用感などを記載します。同社のイヤホンのレビューは3製品めとなりますが、これまでの製品は「コンパクト」、「EQアプリに対応」とそれぞれに特徴があったもの。今回のANC-860は、12.5mmの大口径ドライバーユニットを搭載することを特徴の一つとしています。
なお、文末に11/30まで有効なクーポン情報(クーポン適用後の価格は 3,199円)を掲載しています。
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製品の特徴
「 ANC-860」のスペックと特徴は以下となります。
Bluetooth | 5.0 |
伝送距離 | 10m (障害物のない場合) |
防水対応 | IPX7 |
ユニット | 12.5mm 径ドライバー |
バッテリー容量(単体) | 50mAh、最大約7.5時間の音楽再生が可能(注1) |
バッテリー容量(ケース) | 600mAh、最大約41時間の音楽再生が可能(注2) |
その他 | タッチコントロール機能、左右分離型 |
(注1)ANC ノイズキャンセリングがオンの場合は約5.5時間、オフの場合は約7.5時間
(注2)ANC ノイズキャンセリングがオンの場合は約30時間、オフの場合は約41時間
▼12.5mmの大口径ドライバーを搭載しています。感覚的な音質は後段に記載していますが、大口径ドライバーの恩恵により、他のCOUMIのイヤホンよりも低音の迫力が増しているように感じます。
▼ケースには600mAhの大容量バッテリーを搭載し、最大約41時間の音楽再生が可能。充電時間は約1.5時間。
▼ANC(アクティブノイズキャンセリング)により、最大28dBの低減効果が期待できるとあります。
▼なお、以下のCOUMIの製品はスマホのEQアプリに対応し、簡易的に音質を変更できましたが、本製品はEQアプリに対応していません。
外観
以下の記事で実機レビューのCOUMIのイヤホンは、コンパクトであることを特徴の一つとしていましたが、本製品は通常のサイズ感(ケースの実測は、60 x 62 x 29mm)。ケース・本体ともにつや消し黒の塗装もあって、指紋・油脂ともに目立ちにくいもの。
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▼外箱・内箱ともに、上記2製品とほぼ同様。統一されているようです。
▲内部の保護材は十分。
▼説明書・保証書以外の付属品一式。充電ケーブルは USB Type-C、ケースにはストラップが付いています。
▼ケースの開閉はマグネット式。ケースの内部は多少のザラツキのあるつや消し黒です。外側・内側ともに、指紋・油脂はほとんど付着しないのでは、と思えるほど。
▼バッテリーのインジケーターが点灯している様子ですが、本体のインジケーターともに小さく淡い点灯であり、ちょっとわかりづらい。写真では点灯していませんが、本体はケースよりもさらに微かな明るさです。
▲裏側にある USB Type-Cの接続コネクター。
▼イヤピースを無造作に並べましたが、Lサイズが2セット、Mサイズが1セット、Sサイズが2セットと、合計(本体に装着済を含めて)5セットのイヤピースが付属しています。
▼つや消し黒でもあり、ケースと同様に指紋・油脂の付着が目立つことなく好感。
▼ロゴも含めて派手さはなく、シンプルでよいものです。また、円形の部分がタッチコントールとなり、他の部分と明確に区別できており、その大きさからもわかりやすい。
▼ボケ気味の写真となりましたが、イヤピースを外してみました。
使用感
使用感の全般としては、Bluetoothでの接続は他の多くのイヤホンと同様に速く、タッチコントロールの操作性は良好、大口径の12.5mm ドライバーの恩恵か、手元にあるOCUMIの他の2製品よりも迫力のある低音のように感じます。その反面、ノイズキャンセリングは、現在テストしている範囲の静かな住宅街では効果を感じにくいもの。
Bluetoothでの接続
Bluetooth イヤホンのレビューは本製品で7個目となりますが、他のイヤホンと同様にケースから取り出して即 パワーオン・Bluetooth 接続となります。
Amazonのレビューコメントにも記載がありますが、マルチポイント(1台のBluetooth機器(イヤホン)に対し、複数の親機(スマホやパソコンなど)を同時に接続できる)には対応していません。
▼iPhone、Android スマホ、PCでBluetooth接続しました。以下はiPhoneの設定画面ですが、初回接続時・2回目以降ともに「COUMI ANC-860」として即認識。
タッチコントロールの操作性、装着感
イヤホンのタッチコントロールが苦手な私ですが、上の写真のようにタッチ領域(円形の部分)が大きく操作性は良好です。また、他のイヤホンでは敏感すぎて誤操作してしまうこともありますが、本製品では現在のところ そのようなこともありません。
なお、説明書から抜粋の主な操作方法は以下です(通話に関する事項は割愛)。
- 「再生・停止」は、右のイヤホンをダブルクリック
- 「曲戻し」は、左のイヤホンを2秒間長押し
- 「曲送り」は、右のイヤホンを2秒間長押し
- 「音量アップ」は、右のイヤホンをクリック
- 「音量ダウン」は、左のイヤホンをクリック
- ノイズリダクションの切替は、左のイヤホンのダブルクリックにより、「ANCモード、外音取り込みモード、一般モード」とループ
装着感については普通によいです。感じ方は人それぞれであるものの、以下の製品で感じた僅かな耳の痛み・違和感もなく良好。Amazonのレビューでは「外れやすい」とのコメントもありましたが、手元にあるイヤホン(家族所有のものも含めると10製品程度)のなかでは、外れやすいとの印象はありません。
音質
あくまで手元にある10製品との比較ですが、低音・中高音ともに標準以上の音質。具体的には以下となります。なお、上記の装着感と同様に、音質の感じ方も人それぞれであり、あくまで私の場合の感覚的なものです。
- COUMIの他のイヤホンも含め、所有するイヤホンは低音重視の製品が多いのですが、本製品も同様に低音重視。
- ただし、低音のこもりは大きく感じず、中高音とバランスがとれているように感じます。
- 主にiPhoneにて使用していますが、音量も適切。
- ノイズキャンセリングにおいては、ANCモード、外音取り込みモードともに効果のほどは微妙なところ。音量・音質がやや異なることは感じますが、再生することなく切り替えた場合、ノイズを打ち消すような音も聞こえず。
まとめ
ノイズキャンセリングの効果は明確ではありませんが、ノイズキャンセリング機能を考慮しない場合、Amazonの通常価格(即適用の25%オフ後の価格)4,000円台半ばとしては、Bluetooth接続の速さ、装着感のよさと12.5mmの大口径ドライバーによる音質など、価格相応のイヤホンのように思います。
▼Amazonの販売ページの25%オフのクーポンに加え、クーポン「YG2BFH79」の利用により合計 50%オフの3,199円となります。11/30 24時まで。
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