Windows 10に更新したCore 2 Duo機を、HDDからSSDへの換装、メモリの増設とカスタマイズし、ライトユースではかなり快適な環境になりましたが、先日 あらためて唖然としたのが、グラフィック関連のベンチマーク(ドラクエベンチマーク)のスコア。自宅で稼働中のPCで最も低スコアの状況です。
Webサイト閲覧、ブログ記事編集、オフィスソフトでは快適なだけに、ここはグラフィックス性能をアップするしかないと思い、3,000円ほどで購入したグラボを増設。結果、見事にドラクエベンチマークが自宅のPCのトップに大躍進。
PCでゲームをしない私にとっては、3,000円のグラボでも大満足です。今回は、このグラボの交換のレポートです。
▼今回のレビューは、GEFORCE GT 710搭載の玄人志向のグラボ
Core 2 Duo機に3,000円のグラボを増設
▲▼ターゲットとなるのは、2015年6月に中古を8,888円(税別)にて購入した「NEC Mate デスクトップ、MY29RAZC9」。2009年12月に発売のPCです。
▲▼ Core 2 Duo E7500 2.93GHzですが、HDDからSSDへ換装、メモリを4GBに増設し、ブログ記事編集をメインとする私の使い方では十分に快速なもの。グラフィックのベンチマークにはがっかりですが。
デフォルトのビデオチップはIntel Graphics Media Accelerator X4500とあります。
▼こちらがAmazonで購入した、GEFORCE GT 710搭載の玄人志向のグラボ。購入の決め手は安価なこと(ゲームをしない私は安価なもので十分)、ロープロファイル対応であること。また、現在はD-subポートしかなく、液晶テレビにHDMI接続できること。
▲ロープロファイル対応のブラケットが二つ付属しています。既に取り付けられているブラケットを、この二つに付け替えるしくみ。
▲▼ネジを6個外して、ロープロファイル用の金具への付け替え完了。
▼そして、難なく取付完了。Windows 10での利用ですがドライバーを別途インストールすることなく、デバイスマネージャーで認識していました。
▼ファンが安っぽいですが、HDMIポートのあるグラボが3,000円で購入できるとは、私が十数年前にPCの自作にはまっていた頃と比べると、よい時代になったものです。
グラボ増設後のベンチマーク、増設のメリット
グラボ増設前後のドラクエベンチマークの結果です。
▼増設前は897の動作困難
▼増設後は5179の快適と、大きく向上
私はゲームなどグラボを活用する使い方をしないため、体感できるレスポンスの変化は感じないのですが、液晶テレビへの接続がD-SubからHDMIとなったため、付随して以下の効果があります(当然ながらの効果ですが)。
- D-Subでは文字の表示がボヤッとしていたが、HDMI接続によりくっくりと表示。
- 別途、音声ケーブルを接続する必要がなく、また、音量をテレビのリモコンで操作できるようになった。この利便性は大きいです。
まとめ
私はグラボのパワーを必要とする使い方をしないために、体感的なレスポンスの向上を感じないのですが、3,000円の出費でベンチマークスコアが大きく向上したことの自己満足、HDMI接続となったことにより、液晶テレビへの接続では、テレビのリモコンで音量操作できることの利便性は大きなもの。購入・増設して正解でした。
▼購入したグラボはこちら
▼こちらのRadeon HD6450も候補でしたが、ファンがうるさいとの書き込みもあり見送り
カスタムした事項の記事
SSDに換装(Core 2 Duo機、SSDへの交換で悪戦苦闘も、苦労が吹き飛ぶ爆速仕様に)
メモリを4GBに増設(Core 2 Duo機を中古メモリで4GBに増設してみた)
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