CPUに4コア8スレッドのAMD Ryzen 7 3700U、メモリ 8GB、SSD 256GBを搭載するミニPC「CHUWI LarkBox X」が、Amazonにて発売となりました。超小型PC「LarkBox / LarkBox Pro」の後継機種となりますが、サイズは 127 × 127 × 49mmの通常のミニPCと同程度の大きさとなり、サイズアップに伴いポート類は充実し、メモリは最大 32GBまで増設可能、PCIe 3.0 M.2 SSDの増設にも対応しています。
CHUWI LarkBox Xのスペック
CHUWI LarkBox Xのスペックは以下となりますが、CHUWIの製品はグレイを基調としたシックな配色の製品が多いなか、白と黒のツートンカラーも特徴の一つです。
CPU | AMD Ryzen 7 3700U、4コア8スレッド、最大 4.0GHz |
GPU | Radeon RX Vega 10 |
メモリ | 8GB DDR4、最大 32GBまで増設可能 |
ストレージ | 256GB SSD、PCIe 3.0 M.2 SSDを増設可能 |
WiFi | 2.4G / 5.0G |
Bluetooth | 4.2 |
ポート類 | USB 3.0 x 4、USB Type-C(映像出力対応)、HDMI 、DP、有線LAN x 2 |
サイズ | 127 × 127 × 49mm |
OS | Windows 10、Windows 11に更新可能 |
CPUに AMD Ryzen 7 3700Uを搭載するPCは多くないのですが、過去記事での掲載事例としては、上記の「HP ENVY x360 13」が該当します。インテル 第8世代のCore i7-8565U(実機レビュー、Core i7-8565U搭載のミニPCベアボーン「NVISEN (EGLOBAL) Y-MU01」。PCIe SSD取付によりさらに快速に)よりも やや高いパフォーマンスとなり、在宅勤務や動画視聴などの普段使いでは、キビキビと動作します。
▼USB 3.0 x 4、USB Type-C(映像出力対応)、HDMI 、DisplayPort、有線LAN x 2とポート類は充実し、映像出力は3系統です。
なお、標準装備のSSDは、2.5インチ or M.2 SSDの記載はありません。「PCIe 3.0 M.2 SSDを増設可能」とあり、2.5インチ SSDを増設可能とないことから、標準装備は2.5インチ SATA SSDの可能性もあります。
▼こちらは従来機種の「LarkBox」ですが、 61 × 61 × 43mmの製品の後継のモデル名の割には、127 × 127 × 49mmの通常サイズとなります。
価格情報
2021年以降のCHUWIの傾向としては、中国圏の製品を豊富に揃えるワールドワイドの通販サイト AliExpressよりも、Amazonにて先行販売する製品もあるのですが、本製品も2022年2月14日時点では Amazonのみで54,800円で 販売されています。
▼2022年4月2日追記。海外通販のBanggoodでは、クーポン「BGJPCWLB」の利用により 379.99ドルで販売されています(昨今の円安を受け約47千円と、Amazonより ちょい安程度。クーポンは4月8日まで有効)
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