Chuwi Laptop Air、Jumper EZBook、T-bao Tbook Airなど、デザインのみならずネーミングまでMacBook Airを意識している中国製のノートPC。その意気込みのとおり、本家本元のMacBook Airほどの質感はあるものか。
前回の「写真多数、Jumper EZBook 3 Pro、MacBook Airの外観・質感の比較」に続き、Chuwi Laptop Airと手持ちのMacBook Air 11 (mid 2011)の外観・質感を比較してみました。
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質感はMac超え? Chuwi Lapbook Air 実機の外観レビュー
※Geekbuyingさんよりお借りした機種でのレビューです。2018年1月7日の価格はUSD 379.99
Chuwi Lapbook Air (Geekbuying サイト)
Chuwi Lapbook Air、MacBook Airの外観・質感の比較
▲写真がボケている、しかもMacがメインのような写真となってしまいましたが、全体のたたずまいは、MacBook Airに勝るとも劣らない質感です。私の感覚的には、MacBook Airよりも質感はいいように感じます。
以下、このように感じる背景を写真に基づきコメントします。
▼天板は、MacBook Airが明るいシルバーに対して、Lapbook Airは暗めのグレー。見る角度によっては明るめに変化するのですが、双方ともアルミ製ボディであるものの、Lapbook Airは遠目に見るとプラスチック素材のようにも見え、その意味では損をしているような感覚です。
▼サイドより。
先端の先細り具合は同程度。なお、LapBook Airの右側の端子の上は傷のように見えますが、ダイヤモンドカット加工により周囲の映像が映りこんでカメラに反射しているもの。ダイヤモンドカット加工を行い質感を高める手法は、iPadシリーズでもお馴染みです。
▼サイドの斜め後方より。キーボード面がダイヤモンドカット加工されているのがわかります。また、Lapbook AirはMacBook Airよりも薄いようにも見えます。
▼ヒンジ部分より。
質感とは関係ないのですが、Lapbook Airはディスプレイを開ける際に、ヒンジ部分からきしむようなミシミシと僅かに音がするのが気になります。
▼キーボードは、MacBook Airはストローク浅めの軽いタッチなのに対して、LapBook Airはストローク深めでしっかりとタイピングする必要があります。そのストロークの相違もあり、キーボードの質感はLapBook Airがやや優位。濃いグレー色のため、手の脂汚れも目立ちにくいです。
ただし、使い勝手においては、Lapbook AirはEnterキーの横にHome / Page Up Downなどのキーがあり、慣れないうちはミスタイピングすることのも。
▼タッチパッドの滑らかさは、さすがにMacBook Airがスムーズですが、質感的には同等レベル。Lapbook Airは、ここでもダイヤモンドカット加工で縁取りされています。
▲なお、タッチパッド下の窪み(ディスプレイ開閉時に手をかける部分)の使い勝手は、MacBook Airがよいもの。Lapbook AirもEZBookと比べるとわるくはないのですが、ディスプレイ開閉時の引っ掛かりがややわるい。
▼大きな差がディスプレイのベゼル幅。Lapbook Airは圧倒的に薄く、また黒いベゼルであるためにシャープな見栄えとなっています。Macbook Airは設計年次が古いために仕方がないことでしょう。
▼キーボードのバックライオンをオン(室内灯オフ)で撮影。色調の違いもありますが、ここはキーも光るMacBook Airの視認性が優れています。
▼キーボードのバックライオンをオン(室内灯オン)
▼ディスプレイ背面のロゴ(室内灯オフ)。
都内のスタバなどでリンゴマークは見飽きてしまった私。Chuwiのロゴは新鮮かつシックでいい感じ。
▼ディスプレイ背面のロゴ(室内灯オン)
まとめ
あらためて、Lapbook AirとMacbook Airの外観・質感を比較してみましたが、Macbook Airに勝るとも劣らないLapbook Airの質感です。全体的な雰囲気・各パーツの質感ともに、Lapbook Airは国内製品ではないような質感を醸し出しており、中国製PCとしては高価な部類となりますが、後日 掲載予定のレスポンスとあわせて、購入して満足する端末に仕上がっています。
▼Geekbuyingの販売サイト。2018年1月7日の価格はUSD 379.99
Chuwi Lapbook Air
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