この1カ月ほどでしょうか。2017年に発売された製品となりますが、海外通販サイトで再び目にすることが多くなった「Chuwi Hi13」。ストレージがeMMCであることが惜しいのですが、13.5インチの3KディスプレイにApollo Lake N3450、メモリ 4GBと今でも通用するスペックです。
このChuwi Hi13のキーボード付きがGearBestにてセールを行っていますので、その特徴をあらためて確認してみました。
Chuwi Hi13のスペック
Chuwi Hi13の他のApollo Lake機より優位な点は、やはり3000 × 2000の高解像度。現在 私は国内の某直販メーカーから4Kの13.3インチノートをお借りしているのですが、画像の綺麗さは特筆すべきものがあり、Hi13の3K液晶も魅力的。
以下のPC Watchサイトでの実機レビュー記事を参照すると、液晶はパナソニック製、精細さと鮮やかさは圧巻との記載があります。
Surface Bookと同じ液晶を搭載した馳為創新科技製2in1「Chuwi Hi13」
さて、スペックは以下となっています。
- CPU: Apollo Lake N3450
- GPU: Intel HD Graphics 500
- RAM: 4GB
- ROM: 64GB eMMC
- ディスプレイ: 13.5インチ、IPS、タッチパネル、解像度 3000 x 2000
- WiF: 11 a/b/g/n/ac
- Bluetooth: 4.0
- カメラ: フロント 200万画素、リア 500万画素
- ポート類: Micro USB、Micro HDMI、USB Type-C(電源兼用)
- バッテリー: 5000mAh
- サイズ: 33.20 x 22.00 x 0.80 cm、重さ 1.1kg(本体のみ)
2017年の発売と古いこともあり、ストレージは64GBのeMMC固定であることが厳しい。13.5インチともなるとメインPCとしての使用も想定されるのですが、eMMCなら128GBは欲しかった。
なお、本体のみの重さは1.1kgですが、バランスをとるためにキーボードも1kg弱となり、合計は約2kg。14インチでも2kgもないPCが多数あり、この重量感がややネックか。
▼付属品については、キーボードが含まれていることがわかるよう、GearBestサイトのスクショを貼り付けました。「Keyboard」と明記がありますね。
▲Chuwiお得意のアルミ製の背面。後述しますが、Chuwi Hi10 Pro(現行機はHi10 Air)をそのまま大きくしたようなデザインとなり、上に記載した厚みと異なりますが、本体の厚みは9.2mm、キーボードを合体すると16.5mmとあります。
▼こちらはChuwi Hi10 Proの実機レビュー
▼キーボード面の色使い・保護用のゴムの配置など、これもまた他のHi シリーズのWin 10 タブと似た造りになっています。ちにみに、Hi10 Proのタッチパッドは敏感すぎるのですが、先のPC Watchの記事には「狙った位置への移動後にカーソルがドラフトすることも」との記載があります。
▼ポート類は、Micro HDMI、Micro USB、USB Type-C (電源兼用)となっています。13.5インチの大柄サイズでもあり、フルサイズのUSBポートがあればよいのですが、純正のキーボードはフルサイズのUSB 2.0ポートを2つ備えています。
▲13.5インチ、2 in 1 タブレットでもあり(ベゼル太め)、通常の13.3インチクラスよりも横幅は33.2cmと大きめ。
▲実機の画像(AliExpressより)を見ると、やはり Hi10 Proをそのまま大きくしたイメージ。
まとめ
Apollo Lake N3450、13.5インチ 3Kディスプレイを搭載するChuwi Hi13。13インチクラスの高解像度 タッチパネルを採用するApollo Lake機は貴重な存在であり、高解像度の13インチでお手頃な㍶をお探しなら候補となる製品です。
▼ GearBestでの2019年2月28日時点の価格情報。
留意すべきことは、ストレージが64GB固定であること、そしてキーボードを含めると約2kgの重量級であること。高解像度にこだわりがなければ、FHDのTeclast F7 Plus / Chuwi LapBook SEもおすすめ。
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