
今回レビューする製品は、CPUにCore i3-10100Yを搭載する 10.1インチ 2 in 1タブレットの「CHUWI Hi10 X2」です。「Hi10 X1」においては、Alder Lake N100 あるいは Twiin Lake N150を搭載していましたが、CPUを変更しての販売です。
ベンチマークスコアは N100 / N150よりやや低いものの、普段使いでは同水準に動作します。また、個人的な好みによりますが、私としては別売りのキーボードが快適であり、リズミカルに高速タイピングできています。
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2025年11月8日時点のAmazon タイムセール価格は28,900円。別売りのキーボードと合わせると 34,900円となり、「X1」のセール時と同価格です。
CHUWI Hi10 X2のスペック

スペックは下表となります。キーボードは別売りとなりますが、今回のレビューは本体とキーボードのセットです。以下の記事にて、Twin Lake N150を搭載する「CHUWI Hi10 X1」を紹介していますが、X2ではCPUを インテル 第10世代のCore i3-10100Uに変更しての販売です。N150 vs Core i3-10100Uでは、ベンチマークスコアはN150が やや優位ですが、体感レスポンスはほぼ同水準です。
▼記事投稿時には、X1のN150 モデル(Alder Lake N100 モデルもあり)のキーボードセット価格は 34,900円でしたが、11月3日現在では Amazonでの販売はなく、楽天市場ではやや値上がりしています。
CHUWI HI10 X1 N150モデルのスペック まとめ。キーボードセットは 34,900円と低価格
▼Hi10 X1 / X2ともに、あえてスペックを控えめにし、価格を抑えての販売との認識です。控えめなスペックにピンク網掛けしています。
| CPU | Core i3-10100Y、2コア4スレッド |
| GPU | Intel UHD Graphics 615 |
| メモリ | 8GB LPDDR3 オンボード |
| ストレージ | 256GB SATA SSD |
| ディスプレイ | 10.1インチ、IPS、タッチパネル、光沢、解像度 1280 x 800 |
| WiFi | WiFi6 対応 |
| Bluetooth | 5.0 |
| ポート類 | フル機能 USB Type-C、充電用 USB Type-C、USB-A 3.2、Micro HDMI、3.5mm イヤホンジャック |
| バッテリー | 給電・充電はUSB-C |
| サイズ | タブレット単体 245.4 x 164.2 x 10.1mm、610g |
| OS | Windows 11 Home |
| その他 | キーボードは別売り |
▼スタンド兼ケース・キーボード込みでの実測の重量は 922.3g。2 in 1では Surface Goなどと同様に、ある程度の重さとなることはやむを得ず。なお、キーボードはBluetooth 接続ではなく、専用端子による USB接続です。

実機のシステム情報
続いて、実機から抽出のシステム情報を掲載します。
▼Windows 11「設定」の「デバイスの仕様」と「Windowsの仕様」です。通販サイトの仕様どおり、CPUはCore i3-10100Y、メモリ 8GB、SSD 256GB。OSは Windows 11 Home、バージョン 24H2。Core i3-10100Yはインテル 第10世代のCPUでもあり、Windows 11のシステム要件を満たしています(第8世代以降は、システム要件を満たしています)。



▼別売りキーボードの接続状況です。本体とキーボード側の専用端子による接続ですが、Bluetooth 接続ではなく、USB 接続です。

以降のシステム情報は、以下の記事にて紹介のフリーソフト「HWiNFO」から抽出のものです。
HWiNFOの使い方、Windows PCのデバイス詳細情報やCPU温度など、導入必須のフリーソフト。投稿数 約4万件のフォーラムも充実
フリーソフト「HWiNFO」利用による Windows PC バッテリー劣化度の表示事例
▼「システムの概要」です。クリックにて拡大できます。
▼上の概要のうち、CPUの情報を拡大。Core i3-10100Yは インテル 第10世代のモバイル向け 省電力のCPUであり、2コア 4スレッド、TDP 5Wです。

▼メモリはオンボード LPDDR3 8GB、デュアルチャンネルでの動作です。

▼統合型GPUは Intel HD Graphics 615。ゲーム向けのGPUではありません。

▼「HWiNFO」では液晶の型番を確認できることも多いのですが、本製品の場合「Lenovo Go Display」と表示されています。Windows 11「設定」画面においても 同じ表示がありますが、同ワードではWebでヒットせず、Lenovoの液晶との関係は不明です。

▼メモリはDDR4 あるいはDDR5ではなく、インテル 第10世代のCPUでもあり、LPDDR3のオンボードです。ただし、DDR5と比較して体感できる差はありません。

▲▼256GBのSATA SSDの型番は「BIWIN SA80V5M10-256G」とあります。Webで検索してみましたが、ヒットせず。なお、「BIWIN」ブランドのSSDは、上の事例のようにAmazonなどにて、ハイエンドの製品が販売されており、人気製品の一つです。

▼バッテリーの設計容量は 25840mWh。「消耗レベル」の項目にて劣化度を確認できますが、もちろん新品でもあり、劣化なしです。

Windows 11 ライセンスのチェック
Windows 11 Proのライセンスはボリュームライセンスではなく、RETAIL channelであり 安心です。
▼コマンドプロンプトを起動し、最後の>のあとに「slmgr/dli」をコピペし、キーボードのエンターキーを押下します。

▼結果、RETAIL Channelのライセンスであり安心。

外観のチェック
外観について記載します。私は CHUWI Hi10 シリーズのレビューは、2020年3月のGemini Lake N4100を搭載する製品以降、久しぶりとなりますが、相変わらず背面の質感は高いです。
CHUWI Hi10 X 実機レビュー、Gemini Lake N4100搭載でHi10 Pro / Airより快適さは大幅アップ、WiFiの安定度も大きく改善
開封、タブレット単体
開封、タブレット単体の外観について記載します。
▼今回は中国からの発送でもあり、左上の角が少し潰れています。

▼上の箱は、Hi10 X1 / X2の共用となるキーボードです。

▼もちろん、本体は傷つき防止のビニールで梱包されています。

▼周囲の物が映り込んでしまいましたが、多くのスマホやタブレットと同様に、フィルムが貼り付けられています。

▼左サイドは左から、充電・映像出力に対応のフル機能のUSB Type-C、専用アダプターでの充電・給電専用のUSB Type-C、Micro HDMI。初代のHi10(Atom x5-Z8350を搭載)から Micro HDMI ポートですが、コネクターが小さいために、ケーブル先端が折れやすく、Mini HDMIだとよかったのですが。

▲▼内側のUSB Type-Cは専用アダプターでの充電・給電用となり(データ通信にも対応)、一般的なUSB-C ACアダプターでは充電・給電できないことに注意ください。また、付属のACアダプターは特殊な仕様であり、他の機器への充電・給電は不可です。

▲電源オン時には、USB Type-C ポート横のインジケーターがブルーに点灯します。

▲▼右サイドは、USB-A 3.2 Gen 1、3.5mm オーディオジャックです。

▼下サイドの中央にキーボードコネクターがあります。今回は別売りのキーボードも含めた実機レビューですが、マグネットでのキーボード脱着はスムーズです。

▼キーボード端子の拡大です。

▼上サイドの右側(写真では左側)に、電源ボタン・音量調節ボタンがあります。電源ボタンは、他の2 in 1も同様ですが、電源オンとする際には多少の長押しでの反応となります。

▲左下に通風孔がありますが、この内側にヒートシンクがあり、内部の熱が排出されます。ベンチマークで負荷をかけた場合、熱が排出されていることがよくわかります。
▼従来の「CHUWI Hi10 シリーズ」と同様に、アルミ製の背面の質感は高いです。なお、左上に通風孔側にファンがあります。省電力のCPUでもあり、ファン音量は大きくなく静音です。

▲中央下のHi10 X2の下に技適マークがあり、国内使用においても安心です。

▲▼サイドからの写真で、質感の高さをご確認いただけるかと思います。

ケース、ケースとのセット
続いて、付属のケース兼スタンド、別売りのキーボードも含めたセットの外観について記載します。
▼こちらはキーボードの背面です。キーボードは別売りですが、背面は合皮であり、販売価格 6,000円のキーボードとしては上質です。

▼キーボードの背面を右サイドより。縁に合皮との継ぎ目がわかりますが、目検で目立つものではありません。

▼ケースの内側です。四隅のホルダーは小さなものですが、しっかりと固定できます。


▼こちらは本体のケース兼スタンドです。こちらも合皮となり、キーボードの背面と同じ色合いと質感です。

▼キーボード背面のヒンジの部分から、同色・同様の質感であることを感じとっていただければ、と思います。

▼一般的に、この類の合皮ケースの場合、期間経過・使用につれて部分的に剥がれてくることもあり、今後の耐久性がポイントの一つです。

▼スタンドを立てた状態です。可動部分に程よい硬さがあり、使用中に倒れることはありません。

▼キーボード・ケースを広げてみました。拡大すると模様が微妙に異なるような感覚もありますが、見た目はほぼ同じ色合いと質感です。


▼スタンドを立てた状態での裏側より。スタンドの付け根部分・スタンド本体ともに硬く、(繰り返しとなりますが)使用中に倒れるような現象はありません。

▼ディスプレイを最大限 倒した状態です。

▼もちろん、スタンドなしではフラットになります。

液晶のチェック

価格との関係で、10.1インチの液晶がFHDではなく、HD 解像度であることはやむを得ないとの認識です。HD解像度のため、文字のドットがやや気になることがあります。
なお、その他において、PC作業に影響はありませんが、他のノートPCやモニターとの比較では、以下の液晶となり、液晶品質においては価格なりの製品との認識です。全般的に、他のモニターと比較すると、表示品質は一歩劣りますが、単体で使用するなかでは、それほど気になるものではありません。
- 明るさは控えめ。他のノートPCにおいては明るさを100%にすることはないのですが、本製品の場合、明るさ 100%にしても、もう少し明るさが欲しいところです。
- 色温度は暖色寄りです。一般的な液晶と比較すると、白を背景とした場合、黄色味がやや強いように感じます。
- 100%sRGBではないと思いますが、写真などの色の再現性はわるくありません。
- タッチパネルにおいても、普通に動作することを確認済です。
▼上下左右ともに、ベゼル幅は太いです。もう少し細いとよいのですが、細くするとキーボード幅も狭くなり、タイピングに影響する可能性もあります。


▼当サイトのトップページの表示です。写真ではわかりませんが、実機は暖色寄りの色合いです。視野角はIPS パネルとしては一般的な広さです。



キーボードのチェック

以下などに変則的なキーがありますが、その分 主要キーのキーピッチが広くなっており、また、確実な押し込み感があり、キーの戻り感も心地よく、リズミカルに高速タイピングできています。Amazonでの販売価格 6,000円と、2 in 1 PCのキーボードとしては低価格でもあり、キーキャップなどの多少のチープ感もありますが、サブ機としては、十分に評価できるキーボードです。
▼特殊なキー配置・キーの割り当ての事例は以下です。
- 液晶の明るさ調節、音量調節、プリントスクリーン、Deleteなどのキーが Fn キーと主要キーとのコンビネーションとなる。
- 上記の対応により、かつ、キーボードは横幅いっぱいに広がっていることにより(左右のベゼル幅が狭い)、主要キーのキーピッチは広い。
キーボードの全般的な使用感は以下です。
- キーボード全体の質感はわるくないですが、キー表面にややチープ感もあります。
- 前述のとおり、主要キーのキーピッチが広く、また、深めのストロークで押し込み・戻り感も良好です。
- ただし、タイピング時に多少の底打ち感があります。
- 上記の事項と、私は英語キーボードに慣れていることもあり、当初からリズミカルに高速タイピングできています。
- 左右の狭いベゼル幅の影響もあり、10インチとしてはそれほど窮屈さを感じません。
- タッチパッドは多用していませんが 普通に動作します。また、タイピング中にタッチパッドに触れてしまい、誤タイピングを招くような現象もありません。
▼英語キーボードとなりますが、「英数・かなの切替」においては、以下のフリーソフト「Alt-IME」の使用により、スペースキー両隣のAlt キーによるワンタッチにて行うことができます。つまりは、MacBookと同様のキー割り当てとなり便利です。
英語キーボードの「かな」「英数」をAlt空打ちで瞬時に切替。alt-ime-ahk.exeで快適な入力環境

▲▼キーボード単体では約300g、かなり薄いキーボードです。薄さの影響か、タイピング時に多少の底打ち感があります。

▼Surface Goのようにキーボードに角度を付けることはできませんが、私の場合、タイピングに特に影響はありません。

▼キーボード単体での撮影です。マグネットは強力で、しっかりと固定できます。


ベンチマークスコア
実機で計測のベンチマークスコアを掲載します。エントリークラスのCPU Core i3-10100Yですので、ゲーミングのベンチマークは軽量のドラクエベンチマークにとどめています。なお、比較対象は「CHUWI Hi10 X1」にも搭載の Twin Lake N150、以下の記事にて実機レビューのミニPCです。
マルチコアのスコアはN150が高いですが、普段使いの体感レスポンスに影響するシングルコアのスコアは、N150よりやや低い程度です。
NiPoGi E2 ミニPC 実機レビュー。Twin Lake N150を搭載、低価格ながらも普段使いでは快適に動作
Geekbench 5
Geekbench 5のスコアは「シングルコア 907、マルチコア 1719」。ただし、エントリークラスのCPUでもあり、他のCPUよりも バックグラウンドでのWindows 11 システムプログラムの動作状況の影響を受けやすいです。私は何度か計測しましたが、シングルコアのスコアは800台~900台と、バックグラウンドでのシステムプログラムの動作状況により変動します。


▲▼2つめの画像のスコアは前述の比較対象とした Twin Lake N150のスコアです(以降のベンチマークスコアも同じく、2つめの画像がN150のスコア)。シングルコアよりもマルチコアにおいて開きがあります。
▼参考情報ですが、以下の記事にて、これまでに実機レビューした 主だったPCで計測のGeekbench 5のスコアを一覧化しています。このなか、「Suface Go 初代」に搭載のPentium 4415Yのスコアは「シングルコア 394、マルチコア 1006」、「Suface Go 2」に搭載のCore m3-8100Yのスコアは「シングルコア 793、マルチコア 1659」です。これらを考慮すると、「CHUWI Hi10 X2」はわるくないスコアです。実際に、体感レスポンスは「Surface Go, Go 2」よりも確実に速いです。
PC 実機で計測、Geekbench CPU ベンチマークスコアの一覧、サクサクと動作するスコアの指標
Geekbench 6
Geekbench 6のスコアは「シングルコア 1175、マルチコア 2109」。Geekbench 6と5では、評価項目とスコア判定のベースとなるPCのスペックが異なり、Geekbench 6のスコアは5よりも高くなります。
Geekbench 6においても Geekbench 5と同様に、N150とはマルチコアにおいて開きが大きいです。


CINEBENCH R23
CINEBENCH R23のスコアは「シングルコア 829、マルチコア 1776」。2つめの画像のTwin Lake N150との比較においては、Geekbenchと同様にマルチコアでの差が大きいです。なお、CINEBENCH R23の計測中にも、上位のCPUを搭載するPCと比較すると、動きが遅いことがわかります。


▼参考情報ですが、以下の記事にて、これまでに実機レビューした 主だったPCで計測のCINEBENCH R23のスコアを一覧化しています。
CINEBENCH R23、ミニPCやノートPC 35製品で計測のスコア一覧。キビキビ動作のスコアの指標
ドラクエベンチマーク
「CHUWI Hi10 X2」の液晶の解像度にあわせて、ドラクエベンチマークは 1280 x 720での計測です。結果としては「普通、3199」。

CrystalDiskMark
装備するSATA SSDの読み書き速度は「Read 553MB/s、Write 473MB/s」と、SATA SSDとしては一般的な速度です。PCIe SSDではありませんが、Windows 11の起動と終了、大容量ソフトのインストール時に遅さを感じることはありません。

体感レスポンス
当記事は「CHUWI Hi10 X2」を利用して編集していますが、この程度のライトユースでは遅さを感じることなく動作します、また、キーボードのタイピングが快適であるため、キーボードが好みではないノートPCよりも作業は捗ります。
- 「CHUWI Hi10 X1」に搭載のTwin Lake N150、あるいはAlder Lake N100と比較すると、体感レスポンスの相違を、ごく僅かに感じることがある程度。
- 多くの状況において、N150やN100と同水準ですが、稀に YouTubeのサムネイルの表示など、若干の遅延を感じることがあります。
- 10インチクラスのPCとしては、「Surface Go 初代」「Let’s note CF-RZ5」を使用することもありますが、これらのPCと比較すると、レスポンスは明らかに速いです。
- ちなみに、私はレスポンスの悪化を避けるため、Windows 11のアップデートを一時停止して使用しています。本製品のようにエントリークラスのCPUにて アップデートを有効化した場合、システムプロセスのバックグラウンドでの動作により、レスポンスが悪化することがあります。
サウンドのチェック
低価格な製品ですので、サウンドについてはそれほど期待していなかったのですが、ビジネス向けのノートPCと同程度の音質です。音楽向けではありませんが、YouTubeのニュース動画や、ドラマなどを視聴においてはわるくはない音質です。
音量はそれほど大きくありません。YouTubeのニュース動画では、音量8割ほどで程よい音量であり、この意味では音量が小さいとも言えそうです。
中高音の解像度は高くありませんが、ノートPCとして一般的な音質のように感じます。また、多少の音のこもりと音割れを感じます
フル機能 USB-Cのチェック
フル機能のUSB Type-C ポートを一つ装備(左サイドの上側)していますので、外部モニターへの接続を確認してみました。接続先のモニターは、以下の記事にて実機レビュー・私がメイン利用している 27インチの4K 解像度・PD対応の モニターです。結果として、ケーブル 1本での「CHUWI Hi10 X2」への給電・充電・モニターへの映像出力が安定動作しています。
27インチ 4K モニター、PHILIPS 27E1N5900E 実機レビュー。明るさ、発色、USB-C PDなどのバランスよく、Macとのマッチングも良好
▼私の他のノートPCでの利用方法と同様に、外部モニターを上にして拡張表示しています。

▼ディスプレイ1として「CHUWI Hi10 X2」の液晶、ディスプレイ2として 27インチ 4K モニターへの出力です。

▼赤枠のとおり、4K 解像度@60Hzにて出力できており、かつ給電も含めて安定動作しています。

CPU 温度、ファン音量のチェック
Core i5-10100Yはモバイル向けの省電力・発熱を抑えたCPUですので、ベンチマークソフトにより CPU 使用率を100%とした際のCPU 温度の上昇は限定的。最大でも77℃どまりです。また、背面のCPU ファンの音量も大きくなく、ファン音が聞こえるか否か程度に静音です。

まとめ
CHUWIとしては、高品質な筐体の10.51インチ 2 in 1の「MiniBook X」も展開していますが、あえて 液晶の解像度をHDとするなど、より低価格とした「Hi10 X」シリーズ。
CPUは「X1」のTwin Lake N150 あるいは Alder Lake N100から、「X2」のCore i3-10100Yへと変更になりましたが、普段使いでは遅さを感じることなく動作します。少なくとも、Surface Go 初代やSurface Go 2よりも上の実力です。
液晶がHD 解像度、やや暖色寄りの色合いであり、他の多くの2 in 1と同様に キーボードセットでは軽くはないものの、私にとっては想像以上に快適タイピングのキーボードであり、サブ運用の低価格 2 in 1として、十分に活用できます。
▼2025年11月8日時点のAmazon タイムセール価格は28,900円。別売りのキーボードと合わせると 34,900円となり、「X1」の過去のセール時と同価格です。断定事項ではありませんが、11月8日現在、Amazonでは「X1」の販売がなく、併売ではなく「X2」に置き換えての販売と思われます。





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