Amazonでも販売されている、Chuwiのハイエンド寄りのミニPC「Chuwi Higame」。ゲーミングPCとしてスペックが充実しているために価格は約12万円となりますが、そのHigameのボディそのままにスペックを落とした「Chuwi GT Box」がリリースされています。
2019年5月25日時点のGT Boxの価格は33,389円(GearBestにて)。Higameの廉価版となりますが、CPUはCore i3-5005U、メモリ 8GB、SSD 256GBと一般用途には十分なスペックです。
参考
▼GT Boxの実機レビュー
Chuwi GT Boxのスペック
GT BoxはChuwiとGearBestのタイアップ製品となるようですが、GearBest・Chuwi公式ともにイメージ画像が少ないために、テキスト中心でスペックの紹介です。
- CPU: Core-i3-5005U
- GPU: Intel HD Graphic 5500
- RAM: 8GB DDR3
- ストレージ : 256GB SSD、2.5インチ HDD増設可能
- Wi-Fi :11 a/b/g/n/ac
- Bluetooth : 4.0
- ポート類 : HDMI x 2、USB 2.0 x 2、USB 3.0 x2、有線LAN
- サイズ : 17.30 x 15.80 x 7.30 cm、860g
- OS : Windows 10 Home
Core i3-5005Uを搭載するGBoxですが、ベンチマークは以下のJumper EZBook X4 Proが参考になるでしょう。もちろん、Webサイト閲覧、簡単な画像編集、オフィスソフト程度では遅いと感じることなく、サクサクと動作します。
▲▼Core i3-5005UのGeekbench 4はGemini Lake N4100とCore m3-6Y30の中間程度。どちらか言えばN4100寄りですが、GPUはCore i3-5005UのIntel HD Graphic 5500が優位。詳しくは上記の記事を参照。
▲ GearBestのスペック表に、SSDはPCIe x4 + SATA 3.0とあります。Core i3-5005UのマザーボードはPCIeをサポートしているため、記載どおりにPCIe SSDを増設できる場合には大いに魅力。また、メモリの空きスロットの状況も気になります。
同じく、Core i3-5005UのミニPC「Jumper EZBox i3」との差別化は、このPCIeとデザインにあります。
▲上のGT Boxの画像がボケているため、Higameの画像を併載。基本スペック・価格が大きく異なるだけに、ポート類ではHigameが優位。ただし、Higameが優位な点は、DisplayportとThunderboltであるため、大きな影響はありません。
▼こちらはHigameの画像。縦置き・横置きの双方に対応しています。マウスとの対比でサイズ感を確認できますが、最大幅 17.3cmと イメージ画像からの想像よりも小さなボディです。
まとめ
先行するJumper EZBook X4 Pro / EZBox i3に続き、旧世代のCore i3-5005Uを搭載するミニPCとしてリリースされたGTBox。ハイエンド・高価なHigameと同じボディを使用しているために、デザインも他のミニPCよりも洗練され、冷却にも考慮された構成となっています。
価格は276.99ドルとなり、基本スペックが同じであるJumper EZBox i3とほぼ同価格。同価格帯であれば、デザインとPCIe SSDを増設可能かもしれないとの期待値でGTBoxが優位です。
▼実機レビューはこちら
▼2019年5月25日時点のGearBest価格は276.99ドル(31,467 円)。
▼同じく Core i3-5005Uを搭載するミニPCのJumper EZBox i3
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