CPUにインテル 第12世代 Core i5-1235Uを搭載するミニPC「CHUWI CoreBox 4th Core i5モデル」がリリースされました。従来版は Core i5-1215Uを搭載していましたが、CPUをスペックアップし新バージョンとしての販売です。
なお、従来版はThunderbolt 4を搭載していましたが、新バージョンのCore i3-1215U / Core i5-1235Uモデルともに、Thunderbolt 4を搭載していないことに注意が必要です。
販売元 文末に記載のクーポン利用により 4月20日まで 20ドルオフとなります。
CoreBox 4th Core i5モデルのスペック
上の画像は Core i5-1235Uと インテル 第11世代 Core i7-1165G7とのベンチスコアの比較ですが、CINEBENCH R23 / Passmark CPU / Geekbench 5ともに、本製品に搭載のCore i5-1235Uが高いスコアです。
Geekbench 5のシングルコアのスコアは、実際よりも低いスコアになっているように思いますが、M1 Macと比較しても、体感レスポンスは同水準です。
CPU | Core i5-1235U |
GPU | Intel Iris Xe Graphics (80EU) |
メモリ | 16GB LPDDR5 4800MHz |
ストレージ | 512GB PCIe SSD(換装可能)、2.5インチ SSDを増設可能 |
WiFi | Wi-Fi6対応 |
Bluetooth | 5.1 |
ポート類 | USB 3.0 x 4、HDMI、DisplayPort、有線LAN |
サイズ | 173 x 158 x 73mm |
OS | Windows 11 |
その他 | ボディ素材にアルミニウム・マグネシウム合金を使用、通常の電源アダプター |
下の画像(上は新バージョン、下は旧バージョン)でも 新バージョンは Thunderbolt 4(USB4)を搭載していないことが明らかですが、65W DC アダプタも付属していないことに留意ください。
CHUWI 公式ストアの画像では、新バージョンと旧バージョンの画像が混在していますが、Core i3-1215U版も Thunderbolt 4(USB4)なしのモデルに置き換わっています(公式ストアの海外ユーザーのレビューコメントより)
▼従来版と同様に大きなヒートシンクを搭載しています。PCIe SSDのベンチスコアは、リードが約2500MB/s、ライトが1800MB/sとなり、Windows 11の起動時間は8秒と高速です。
なお、16GBのLPDDR5 4800MHzのメモリはデュアルチャンネル オンボードとなり、AIDA64によるベンチマークでは「リードレート 68335MB/秒、ライトレート75942MB/秒、コピーレート61491MB/秒、レイテンシ117.2ns」とのことであり(CHUWIさんの情報より)、DDR4と比較すると約50%高速です。
CoreBox 4th Core i5モデルの外観
モデル名に「CoreBox 4th」とあるとおり、CoreBox シリーズでは大きく 4世代目となります。上の写真と以下のレビュー記事は 従来のCoreBoxですが、筐体は従来のモデルと同じです。世代により、ボディの素材(金属あるいは樹脂)やポートは異なりますが、共通して惜しい事項は 前面にUSB ポートがないこと。
▼こちらも 4thではない従来モデルの写真ですが、通常のミニPCと比較すると かなり大型です。
▼こちらの画像では 20年以上前のPower Mac G5の画像を並べてみましたが、サイズは大きく異なれど、私としては CoreBoxの前面などにアルミパンチング板などを貼り付け、Mac風に仕上げることにも興味があります。
新バージョンの価格情報
繰り返しとなりますが、Core i5-1235Uモデルのリリースに伴い、「Thunderbolt 4を未搭載・65W 電源アダプターが付属せず」と、Core i3-1215Uモデルも仕様変更となっていることに留意ください。
CHUWI 公式ストアでは、4月20日まで クーポン「CBX420JP」の利用により20ドルオフとなり、Core i5-1235Uモデルは439ドル、Core i3-1215Uモデルは 379ドルでの販売です。
販売元 日本国内からのアクセスでは円表示となりますが、上記クーポンの利用により 20ドル相当の割引となります。
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