待望のChuwi AeroBookとLapBook Proが、AliExpressのChuwi オフィシャルストアにて同時に販売開始となっています。しかも、Chuwi もしくはAliExpressのAnniversary Saleとして私の予想よりも安価での販売です。以下の記事にて紹介済の製品ですが、今回はAeroBookのスペックと外観をメインとして、LapBook Proも含めた価格情報を記載します。
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Chuwi AeroBookのスペック
Indiegogoのクラウドファンディングで出資を募っていたAeroBookですが、目標額をかなり上回る出資を集めて、当初は設定のなかったUSB Type-Cポートも追加となり製品化。
13.3インチにCore m3 6Y30、メモリ 8GBを搭載し、デフォルトのストレージは128GB eMMCとなりますが、もちろん M.2 SSDも増設可能。クラウドファンディングでは、1TB SSD版もアピールしていただけに、今後、128GB ~1TB SSDを搭載したバージョンもラインナップに加わることでしょう。
CPUはCore m-7Y30 / 8100Yでもなく6Y30となりますが、これはコストを抑えるためだと思われます。また、ストレージはeMMCとなりますが、こちらはクラウドファンディングでの出資が目標以上に集まったためサービス的な位置づけです(以下の記事を参照)。
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さて、その他のスペックは以下となります。
- OS : Windows 10 Home
- CPU : Core m3 6Y30
- GPU: Intel HD Graphics 515
- メモリ : 8GB DDR3
- ストレージ : eMMC 128GB、2280/2242サイズのM.2 SSD 1TBまで増設可能
- ディスプレイ : 13.3インチ IPS、解像度 1920 x 1080
- WiFi : 11ac/b/g/n
- Bluetooth : 4.0
- ポート類 : USB 3.0 × 2、USB Type-C、Mini HDMI
- サイズ : 308.5 x 209 x 15.2mm、1.26kg
- マグネシウム製ボディ
- キーボードはバックライト付き
Airと名乗るだけあり、13.3インチにしては横幅 308.5mm、厚みは15.2mmとコンパクトかつスリムです。重さは1.26kgと軽くはないのですが、このAeroBookはChuwi LapBook SE / LapBook Pro、Teclast F7 Plusと同一製造元の製品であり、以下のLapBook SEの記事のとおり、内部の造り込み・剛性がしっかりしているために重くなっているとの認識です。
Chuwi AeroBookの外観
このAeroBookの特徴はスペック以外にも、そのデザインのよさもあります。
▼左右のベゼル幅は僅か5mm。この狭さが横幅 308.5mmに貢献しており、さらには画面占有率は80%と高くなっています。
▼こちらの画像が実機の色合いをより忠実に表現していると思うのですが、ブラック寄りのダークグレイの色合いもシックでよいものです。
▲▼LapBook SE / Teclast F7 Plusと、AeroBookと同一製造元の製品は、中央に光るロゴを載せる傾向にあるのですが、AeroBookの場合は天板の片隅にCHUWIのロゴを入れるさりげなさも上手いです。
▲左右のベゼル幅が狭いために、ディスプレイが大きく見えます。
▲バックライト付きのキーボードは、LapBook SEと同じく横幅いっぱいに拡がっています。LapBook SEのキーボードはキーの大きさ・適度なキーストロークと硬さによりタイピングしやすく、同一製造元の製品であるAeroBookにも期待。
▲クラウドファンディングの過程ではUSB Type-Cは未搭載だったのですが、最終的には追加となり製品化。USB 3.0 × 2、Micro HDMIではなく(私はMicroは好みではない)Mini HDMIと拡張性も十分。
サイドの造りなどは、以下のChuwi LapBook SEの実機外観が参考になるかと思います。しつこいようですが、AeroBookと同一製造元ですので。
▲以前からキーボード右上の電源ボタンの赤の縁取りが気になっていたのですが、やや目立ちすぎ感あり。押し間違える頻度は多くないため、もう少し控えめでもよかったように思います。
▼2019年4月20日 追記。海外レビューサイト「Tectablets」にて動画レビューが公開されています。ダークグレーの色調もいいですね。「Keyboard Flex」との表現で、キーボード中央部を強くタイピングするとたわむようですが(動画にあり)、特に問題ないでしょう。なお、Chuwi Lapbook SEと同様にキーボード面のみプラスチック製です。
まとめ
私個人としては正式販売を待ち望んでいたChuwi AeroBook。国内外の反響が楽しみな端末です。願わくは、Core m3-6Y30ではなく、Core m3-7Y30あるいは8100Y、そしてPCIe SSDがよりよかったのですが、コストの関係もありこの仕様でも止む無しでしょう。
▼2019年7月9日時点のAeroBookの最安は、GearBestのクーポン適用価格。画像の価格は429.99ドルですが、クーポン「GBNBCWAK01」の適用により389.99ドル(42684 円)。ただし、50個限定、7/15まで。
▼同じくCore m3-6Y30を搭載し、3K 解像度のALLDOCUBE KBookがリリースとなりました。
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