先日 中古で購入のLet’s note CF-RZ5ですが、フリーソフト「BatteryBar」でのバッテリー劣化・満充電での動作時間の表示と、実際のバッテリー持ちが大きく異なっています。そこで、パナソニックの公式サイトを頼りに「バッテリー残量表示補正」を行ってみました。
結果、バッテリーの劣化度と満充電の動作時間の関連性がおかしいようにも思いますが、後者の満充電の動作時間は正しくなったようです。
CF-RZ5のバッテリーの状況
液晶表示にゴーストあり、焼き付きありのジャンクなCF-RZ5 / メモリ 8GBを購入したため、バッテリーには期待せず、バッテリーが付属しているのみでもラッキー程度に思っていた私。実際に使用してみると、やはりバッテリーは劣化しており以下の状況です。
- BatteryBarで当初表示のバッテリーの劣化は 18.2%。数値のみ見ると上出来ですが、実際の劣化度はかなり激しいもの(実際のバッテリー持ちとの相違が激しい)。
- 同じくBatteryBarでの表示では、バッテリー稼働で5時間以上の動作とあるものの、これはどう見てもおかしく(充電から間もない状況であったため、正しく計測できていないと思います)、実際には1時間も持たない状況。
- さらには、バッテリー残量 80%程度から、いきなり10%ほどの残量になることも。バッテリー切れとなるタイミングからは後者が正しい状況です。
▲▼BatteryBarの詳細は以下の記事に記載しています。上の画像は充電開始直後であるためか、バッテリー劣化の18.28%もですが、それ以上におかしいいのは 満充電の動作時間が5時間超と、中古ではあり得ない数値になっていること(繰り返しますが、充電から間もないため、計測自体が正しくない)。
「バッテリー残量表示補正」を試してみた
今さらながらの記載ですが、以下の公式サイトには「XZ6 / SZ6 / SZ5 / RZ6 / RZ5 / MX5 / LX6 / LX5」は「バッテリー残量表示補正」に対応とあります。
また、上記サイトからの引用では以下とあり、バッテリーがおかしくなった場合には放電してみることが基本ですが、公式サイトに記載があると信頼感がグッと増します。
- バッテリーパックの劣化などにより、バッテリー残量が正確に表示されなくなる場合がある。
- バッテリーをいったん満充電にした後、完全に放電させることで、バッテリー容量を計測し、記憶/学習させ、残量を正確に表示することができる。
▼「バッテリー残量表示補正」を行う場合、以下の「Panasonic PC設定ユーティリティ」経由(中古のCF-RZを購入し Windowsの新規インストールを行った方は、Micorosoft ストアからインストールできます、。あるいは起動中にF9押下でも「バッテリー残量表示補正」を行うことができます。
▼「Panasonic PC設定ユーティリティ」経由で「バッテリー残量表示補正」を行う場合、サポートにある「バッテリー残高表示補正を実行する」を押下します。
▼上の「バッテリー残高表示補正を実行する」を押下すると以下の画面が表示され、再起動後すぐにF9を押下とあるため、結局のところ「Panasonic PC設定ユーティリティ」を経由しなくても、起動時にダイレクトにF9を押下しても同じです。
▼「バッテリー残高表示補正」は充電・放電と最大4時間コースとなるため、時間のある時に行いましょう。放電後に自動電源オフとなるため、実行後のバッテリー残量はゼロとなります。
「バッテリー残量表示補正」の実行結果
さて、あくまで私のCF-RZ5の場合ですが、「バッテリー残量表示補正」の結果は以下。
- バッテリーの劣化度は、当初の 18.2%から26.4%とそれなりに悪化。
- ただし、26.4%の劣化の割には 満充電の動作時間は48分とアンバランス。
- 体感的には 48分の動作時間は妥当なところ。
- バッテリー残量表示が、80%程度から いきなり10%ほどの残量になる現象は変わらず。ただし、10%表示から残量ゼロとなるまでの粘りはあります。
自宅での使用なら 48%のバッテリー持ちでもいいのですが、通勤電車内での使用を前提としているため、私としてはバッテリー交換を行うことに決定です。
▼Amazonへのリンクも掲載していますが、楽天市場、あるいはYahoo!ショッピングでは、コジマ・ビックカメラなどの大手量販店から7,000円台半ばから販売されています。私はPayPay ポイントの関係もあり、Yahoo!ショッピングから購入予定です。
▼バッテリー交換後の簡易レビュー記事です。
▼こちらは参考情報ですが、Panasonic 公式サイト、直近のPC ラインナップです。
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