第6世代のCore i3-6157Uを搭載する15.6インチノート「CENAVA F158G」が、Banggoodのクーポンコード利用で399.99ドルで販売されています(8/10まで)。メモリは8GBと一般的ですが、SSDは512GBと大容量。同スペックのミニPCの場合にも、300ドル台半ばで販売されていてもおかしくない価格です。
CENAVA F158Gのスペック
私として惜しいと感じるのはSSDがSATA接続となり、より高速なPCIe接続ではないこと。両者にHDDとSSDほどの著しい体感差はないものの、Windowsの起動や終了で体感できる相違があり、このクラスのCPUとなるとPCIe対応であるとより快適になります。
CPU | Core i3-6157U |
GPU | Intel HD Graphics 550 |
メモリ | 8GB DDR4 |
ストレージ | 512GB SSD |
ディスプレイ | 15.6インチ、IPS、解像度 1920 x 1080 |
WiFi | 11 a/b/g/n/ac |
Bluetooth | 4.0 |
ポート類 | USB 3.0 x 2、HDMI |
バッテリー容量 | 4000mAh/11.1V |
サイズ(本体) | 360 x 238 x 18mm、1.68kg |
OS | Windows 10 |
その他 | アルミ製ボディ、バックライト付きキーボード |
全般的に、Banggoodの販売ページでは情報が不足しているのですが、ブランドの蘭にYEPOとあります。ASUSへの供給実績のあるYEPOであり、製品自体はしっかりしているように思います。また、現在販売中の中国ブランドの製品も、オリジナルはYEPOの製品であることが多々あります。
中国製の15.6インチのこのクラス(第6世代以上のインテルCPU搭載機種)ノートPCとなると、デフォルトのSSD以外に、M.2 SSD、あるいは2.5インチ SSDの空きスロットのある製品が多いのですが、記載がありません(空きスロットがない)。これも、PCIe SSD対応の記載がないのと同様に惜しい事項の一つです。
▼こちらは CHUWI AeroBook Plus。M.2 SSDの空きスロットのある事例。ディスプレイは4Kとなりますが、CPUはCENAVA F158Gと同クラス。
外観と機能
シルバーのロゴなしの天板が好印象の外観。ボディはアルミ製としていますが、おそらくは天板と底板がアルミ製でキーボード面はプラスチック製だろうと思われます。
▼シルバーのキーボードであることにより、印字の視認性を心配したのですが、シルバーに(やや薄い)黒の印字であり特に問題はなさそうです。シルバーに白、シルバーに極端に薄い黒の組み合わせでは、バックライトを点灯しても、印字の視認性はかなりわるくなります。
▼画面占有率が95%とありますが、私がこれまで見てきたなかでは高くても90%程度。ここまで高いと疑いたくなります。
▼これほどまでの薄さではないのですが、極端に薄く見せすぎです。ポート類にUSB Type-Cはありませんが、USB 3.0 x 2にHDMIポートがあるため、困ることはないでしょう。
まとめ
第6世代のCPUを搭載しながらも 399.99インチと格安であるため、ストレージの空きスロットとPCIe SSDまでを求めない方には魅力的な製品です。ただし、文中に記載のとおり、画面占有率と薄さを強調しすぎているようであり、この2点については差し引いて見る必要がありそうです。
▼クーポン「BGCENAI3」の利用により 399.99ドル、8/10まで。
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