13.3型 YOGAスタイルのGemini Lake機「BMAX Y13」がリリース。Teclast F5Rと同型のBMAX Y11を大型化 | Win And I net

13.3型 YOGAスタイルのGemini Lake機「BMAX Y13」がリリース。Teclast F5Rと同型のBMAX Y11を大型化

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BMAXより、13.3インチ YOGAスタイルのWindows 10 ノート 「BMAX Y13」のリリースです。CPUはGemini Lake N4100、メモリ 8GB、ストレージ 256GBと無難なスペックに、13.3インチではそれほど多くない 360°の回転機構のディスプレイを備えていることが大きな特徴。先行してリリースされた11.6インチのBMAX Y11と同様に注目です。

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BMAX Y13のスペック

上の画像でほぼ明らかですが、BMAX Y13のスペックは以下となります。

  • CPU : Intel Gemini Lake N4100
  • GPU : Intel UHD Graphics 600
  • メモリ : 8GB DDR4
  • ストレージ : 256GB M.2 SSD
  • ディスプレイ : 13.3インチ、IPS、解像度 1920 x 1080 (FHD)、タッチパネル、360°回転機構
  • フロントカメラ : 1百万画素
  • WiFi : 11 a/b/g/n
  • Bluetooth : 5.0
  • ポート類 : USB Type-C x 2
  • バックライト付きキーボード、アルミ製ボディ、
  • OS : Windows 10 Home
  • サイズ : 30.75 x 20.80 x 1.47 cm、1.25 kg
  • 2019年9月3日時点では、バッテリー容量の明記なし

 

CPUはGemini Lake N4100、メモリ 8GB、SSD 256GBと、以下のBMAX Y11をそのまま13インチ化したようなスペックです。Y11も同様ですが、エントリー機で採用例の多い Apollo Lake N3350ではなく、Gemini Lake N4100としたことに好感。N3350との比較では、劇的な差ではないのですが、例えば N3350では感じるWebサイトでの画像表示のモタツキを、N4100はほとんど感じなくなり、よほど負荷のかかること以外は普通にサクサクと動作します。

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残念なことは、ポートがUSB Type-Cが2個であること。マウスなどの一般的なUSB機器を接続する際には、Type-Cからの変換アダプターを介する必要があり、Type-CとUSB 3.0であるとよかったように思います。

BMAX Y11(=Teclast F5RのCPU強化版)でも、USB Type-CとMicro USBの妙な構成ですが、ポート類が変則的であることに、ヒンジ部分の構成、イメージ画像の見せ方がY11と同じであることから、同一製造元の製品の可能性が高いです(BMAXはブランド名であり、製造元は別会社)。

外観と機能性

▼13.3インチのディスプレイは、解像度 1920 x 1080のタッチパネル。左右のベゼル幅は5mmとあり、タッチパネル搭載機としては細くなっています。

▲ボディはアルミ製とあるのですが、2018年以降に発売された製品の傾向から、キーボード面はプラスチック製と想像します。

 

▼ボディの色合いとしてはTeclastの製品に多く見られるもの。ディスプレイ下のベゼルも狭く見えますが、イメージ画像ではかなり狭く見せる傾向があり、実機はそれなりに太いはず。実際に、実機動画などで見るBMAX Y11やTeclast F5Rは、イメージ画像よりもディスプレイ下のベゼルは大幅に太くなっています。

 

▼残念なのが、こちらのポート類。USB Type-C x 2となり、通常のUSBポートがないことに疑問。USBマウスの接続など、USBの変換アダプターを用意する必要があります。

▲サイドをよく見ると、サイドとキーボード面に継ぎ目がありますが、アルミ製としつつも、私の想像では天板と底板はアルミ製でキーボード面はプラスチック製。

 

▲▼上の画像左にPower keyがあり、下のキーボード右上にも電源ボタンらしきものがあります。サイドバーのものは、タブレットモードにした際のキーボード オンオフボタンとも思ったのですが、とするとPower keyとの呼び方はおかしいために謎です。

▲キーボードのシルバーのキーに白の印字と同系色であるため、キーの視認性がやや不安。手元にあるPCでは、Jumper EZBook X4 / X4 Proが同系色ですが、照明の当たり具合によってはキーの視認性がわるくなっています。

▲▼ただし、懸念のキーの視認性も、バックライトにより、以下のようにキーの周囲と印字が浮かびあがるように点灯するしくみ。印字が見えにくい場合には、バックライトの点灯でカバーできます。

 

▼こちらは実機により近いものだと思いますが(多少、ベゼル幅を狭く見せているようですが)、これは絵になりますね。

▼製品紹介であるため、実際よりも薄く見せている可能性もありますが、この薄さは際立ちます。キーボード右上の電源部分の周囲は赤くなっていますが、これはChuwiのPCによくあるスタイル。

まとめ

11.6インチのY11に、13.3インチのY13と短期間で2製品をリリースしたBMAX。聞きなれないブランド名ですが、Y11がTeclast F5RのCPU強化版、Y13もTeclastの製品群によく似た構成であるため、製品の品質などは何の懸念もないものとみています。

今後 注目すべきは価格の動向。GearBestでの価格は 493.73ドルとなっていますが、割引前の参考価格。11.6インチのセール価格が299.99ドルであることに、他の13.3インチクラスの価格動向、YOGAスタイルであることの特徴を踏まえると、最安時には370ドル前後と予想します。

2019年3月24日に正式販売となりましたが、GearBestの初値は359.99ドル。これは「買い」です

Gearbest BMAX Y13
BMAX Y13

 

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