BMAXより、CPUにTwin Lake N150を搭載するミニPC「B4 Ultra」が販売されています。N150を搭載する同社のミニPCとしては、フル機能のUSB Type-C ポートを搭載する「B4 Turbo」が人気ですが、「B4 Ultra」は USB Type-Cがフル機能ではなくデータ専用である一方、M.2 PCIe SSDの空きスロットを備えていることが大きな特徴です。
BMAX B4 Ultraのスペック
上の画像に映像出力は2系統とあります。USB Type-Cの具体機能は製品説明に明記ありませんが、HDMI x 2ポート = 映像出力は2系統により、USB Type-Cはデータ専用です。
BMAX B4 Turbo、Twin Lake N150、フル機能 USB Type-Cを搭載 ミニPCのスペックと特徴
▲▼上の記事にて、フル機能のUSB Type-Cを搭載する「BMAX B4 Turbo」を紹介していますが、仕様の異なる箇所に黄色網掛けしています。
CPU | Twin Lake-N N150、4コア 4スレッド、最大 3.6GHz |
GPU | Intel UHD Graphics |
メモリ | 16GB DDR4 2666MHz、スロットは1つのみ |
ストレージ | M.2 SATA SSD 512GB、M.2 PCIe SSDの空きスロットあり |
WiFi | WiFi 5 |
Bluetooth | 5.0 |
ポート類 | USB Type-C データ専用、USB-A 3.0 x 2、USB-A 2.0 x 1、HDMI x 2、1Gbps 有線LAN |
サイズ | 108 x 106 x 36mm、260g |
OS | Windows 11 Pro |
その他 |
▼N150を搭載するミニPCは、以下の記事にて実機レビューしています。ベンチマークスコアと体感レスポンスの参考に。

▼N150 ミニPCは、SSDの空きスロットなし・2.5インチ SSDの空きスロットの製品が多いなか、M.2 SATA SSD / M.2 PCIe 3.0 SSDの2スロットを備えていることが最大の特徴です。なお、標準装備のSSDは M.2 SATA SSD 512GBです。
なお、サイズは「B4 Turbo」の125 x 112 x 44mmに対して、「B4 Ultra」は 108 x 106 x 36mmと一回り小さく、高さを抑えた筐体です。このサイズのミニPCでは、M.2 SSD 1スロットの製品が多いのですが、本製品は2スロットと大きな特徴となります。
▼前面のUSB Type-Cはデータ専用となり、映像出力・給電には未対応です。映像出力は、HDMI x 2の2系統。
▼他のミニPCにおいては一般的ですが、CPUファンの回転数は CPU温度に応じた制御です。なお、エントリーミニPCであり、筐体の素材は樹脂です。
まとめ
「BMAX B4 Turbo」は、フル機能のUSB Type-C ポートを搭載し、しかも、他社のミニPCよりも低価格であることが大きな特徴です。一方、「BMAX B4 Ultra」は、M.2 SSD スロットを2つ装備しているものの、USB Type-C ポートはデータ専用となり、特徴が薄れたように思います。
ただし、メモリ 16GB / SSD 512GB モデルの 2025年10月12日現在のAmazon 価格は 22,980円と、「B4 Turbo」と同様に、価格競争力では他ブランドより優位です。
▼こちらは引用した「BMAX B4 Trubo」。2025年10月12日現在、Amazonでは メモリ 16GB / SSD 1TB モデルが 25,900円でタイムセール中。
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