CPUにTwin Lake N150を搭載するミニPCは複数のブランドから販売されていますが、フル機能のUSB Type-Cを搭載するミニPCが、今回紹介の「BMAX B4 Turbo」です。2025年1月現在、N150のミニPCで 映像出力にも対応するUSB Type-Cを搭載する製品は貴重な存在です。
BMAX B4 Turboのスペック
スペックについては Amazonのほか、AliExpress サイトも参照しています。フル機能のUSB Type-Cを搭載すること以外は、メモリ 16GBにSSD 512GBと、N150としては一般的なスペック。なお、SSDはPCIeではなくSATA接続の M.2 SSDです。
CPU | Twin Lake-N N150、4コア 4スレッド、最大 3.6GHz |
GPU | Intel UHD Graphics |
メモリ | 16GB DDR4 2666MHz、スロットは1つのみ |
ストレージ | M.2 SATA SSD 512GB、2.5インチ SATA HDD / SSDを増設可能 |
WiFi | WiFi 5 |
Bluetooth | 5.0 |
ポート類 | USB Type-C フル機能、USB-A 3.0 x 2、USB-A 2.0 x 2、HDMI x 2、有線LAN |
サイズ | 125 x 112 x 44mm、300g |
OS | Windows 11 Pro |
その他 |
▼N150を搭載するミニPCは、以下の記事においても紹介していますが、パンチマークスコアと体感レスポンスは、Alder Lake N95 / N97 / N100と同水準。Web サイトのブラウジングや、一般的な画質の動画視聴などでは、遅さを感じることなく動作します。
GMKtec G3 Plus、Twin Lake N150搭載のミニPCのスペック。RAM 8GB / SSD 256GBモデルは2万円未満で販売に
Beelink EQ14、Alder Lake N150を搭載するミニPCのスペックのまとめ。PCIe SSDを2基 搭載可能
▼電源はDC inですが、前面に映像出力に対応のUSB Type-C ポートを備えていることが最大の特徴。2025年1月現在では、フル機能のUSB Type-C ポートを備えるミニPCは貴重な存在です。
なお、最近のPCでは使用するケースは多くありませんが、万一のフリーズなどに対応すべく、CMOS クリアを前面に装備しています。
▼メモリは1スロットのDDR4 16GB。以下の画像と300gの質量からも、筐体の素材は樹脂です。
まとめ
BMAXは、今ほどミニPCが人気カテゴリーとなる前から展開しており、私も複数の製品をレビューしていますが、天板の大きなロゴと絵柄が特徴ですね。私は見慣れてしまいましたが、初めて見る方にとっては少なからず抵抗があるように思います。
今回紹介の「BMAX B4 Turbo」は スペックとしては一般的な製品ですが、Twin Lake N150で フル機能のUSB Type-Cを備えている製品をお探しの場合には 候補となります。
コメント