BMAX B2がAmazon ミニPCのベストセラー1位に。実機からみる5つの魅力的なポイント | Win And I net

BMAX B2がAmazon ミニPCのベストセラー1位に。実機からみる5つの魅力的なポイント

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私としてはやや驚きのとなりますが、他のPCとのレビュー記事との関係で、AmazonのBMAX B2の情報をAmazonで確認してみると、2020年10月31日時点の「ミニPC」カテゴリーにて ベストセラー1位となっています。確かに普通に動く格安PCとしては大きな魅力ですが、1位となるとはやや意外。そこで実機を操作しつつ、あらためて BMAX B2の魅力を整理してみます。

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BMAX B2の魅力

BMAXのエントリークラスのミニPCのなかで、私としてはワンランク上位のBMAX B2 Plus推しなのですが、BMAX B2の魅力を整理してみます。ポイントとしては、安価、普通に動作するスペック、質感高めに見えること、PCIe SSDを接続可能、Windows 10 Proを搭載の5点。確かに、今振り返ってみても、これらの事項を備える同クラスのミニPCは他にありません。

 

▼スペックは以下となります。

CPU Celeron (Apollo Lake) N3450
GPU Intel HD Graphics 500
メモリ 8GB DDR4
ストレージ 128GB SATA SSD、M.2 PCIe SSDの空きポートあり
WiFi  11a/ac/b/g/n
Bluetooth 4.2
ポート類 USB 3.0 x 2、USB 2.0 x 2、有線LAN、HDMI x 2
サイズ 12.5 x 11.2 x 4.4 cm
OS Windows 10 Pro

普通に動作するスペック

これまで多くのエントリークラスのCPUを搭載するPCを操作してきた私として、Webサイト閲覧や動画視聴、WordやExcelなどの軽めのオフィスソフトが普通に動作するのは、BMAX B2に搭載のApollo Lake N3450以降。

Core iシリーズでは、第2世代もしくは第3世代のCore i3クラスのレスポンスとなりますが、N3450より低位のN3350、Atom Z8350では、Webサイトの画像表示や高速タイピング時のテキスト反映でも遅延を感じます(他の記事でも、しつこいほどに言及している事項です)。

これらの遅延もN3450では感じず、極端な遅さを感じることなく動作します。ただし、エントリークラスのCPUであるために、Windows 10の更新前後のシステムプロセスが稼働している場合には、CPU使用率が100%となる時間が長く、もっさり・カクカクした動きとなります。Apollo Lake N3450で耐えがたいほどに遅いと表現している記事は、この状態のことを示しているように思います。

質感高めに見えること

上の写真の奥のPCは上位でCore i3-8145Uを搭載するBMAX B4 Pro、手前がB2ですが、ぱっと見の質感は双方とも同様に見えます。実際には、B4 Proはスチール製、B2はプラスチック製となり、B4 Proの質感がより高いのですが、デザインが同じで配色もB4 Proに近いため、手にしてみないと質感の優劣がわからないこともポイントの一つ。

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なお、天板はピアノブラック調の塗装となり艶やかですが、BMAXのロゴの大きさは慣れてしまうと大きな違和感を感じなくなります(ノートPCのように屋外に持ち出すとなると恥ずかしいですが)。

 

▲側面がシルバーのPCは、Gemini Lake J4115を搭載し、B2のApollo Lake N3450よりもワンランク優位なB2 Plus。B2と同サイズ・同デザインのボディですが、シルバーの配色でありB2よりもややチープに見えます。

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PCIe SSDを接続可能

上の写真はB2にPCIe SSDを増設したものですが、このクラスでSATA SSDよりも高速なPCIe SSDを増設できることは、他ブランドのミニPCにはない大きなメリット。

以下のCrystalDiskMark v7のベンチマークスコアのとおり、上位のPCのようにRead 3000超えに対応するものではありませんが(マザーボードのPCIeの世代の関係上)、それでもSATA SSDよりも高速です。

▲ただし、この程度のスコアではSATA SSDとの速度差を体感しづらいため、デフォルトの容量 128GBで十分な場合には、PCIe SSDに増設・換装する必要性もないでしょう。

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Windows 10 Proを搭載

個人ユースで、Windows 10 HomeではなくProを利用することによる利便性を感じる局面は多くなないのですが、HomeではなくPro搭載となると、気分的にお得感があります。OEM版のWindows 10 ProはHomeとの価格差は大きくなく、個人利用でもYahoo! ショッピングでは1,000円台で購入できるProですが、ユーザーへのアピールのため、ProがプレインストールされているミニPCが多くなっています。

なお、Amazonの製品紹介に「Windows 10 Pro」の記載はありませんが、海外通販サイトで販売の私の実機はProを搭載。販売時期によっては、Homeの可能性もあります。

 

▼B2 実機から抽出のシステム情報。Windows 10 Proがプレインストールされています。

安価な価格設定

最大のポイントが上記の特徴を持ちつつも、安価な価格設定であること。2020年10月31日現在のAmazon価格は 17,076円。メモリ 8GBにSSD 128GB、Windows 10 Proと、メモリ 4GB / eMMCでないことも立派。海外通販サイトのBanggoodでは、クーポンセール時には129.99ドルで販売している事例もありました。

まとめ

時期に応じて流動的とはなりますが、10月31日時点ではAmazonのミニPCのカテゴリーで、ベストセラー 1位となっている「BMAX B2」の魅力のポイントを振り返ってみました。1位となることにやや驚きもありましたが、Apollo Lake N3450を搭載するミニPCとしては、ダントツのコスパ度であることに間違いはありません。

コスパ度でみると、ミニPCではありませんが、レスポンスとしては同水準の以下などの中古PCも侮れない存在であることをつけ加えます。

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