Blackviewより、6.67インチのAndroid 14 スマホ「Blackview SHARK 9」が発売となりました。6.67インチ 液晶の解像度はHD画質となりますが、最大の特徴は AnTuTu ベンチスコア 約53万となる UNISOC T820を搭載し、AliExpressでのセール価格 110ドル台と低価格であること。
低価格でありつつも、UNISOC T820のCPU(SoC)のほか、物理メモリは8GB、ストレージは UFS 2.2の256GBと充実しています。
Blackview SHARK 9のスペック
UNISOC T820を搭載する製品は、2024年11月10日現在はごく稀であり、「SHARK 9」ではいち早く搭載と言えます。Android タブレットに多く搭載される「Helio G99」のAnTuTu ベンチ v10のスコアが約40万ですので、今後 UNISOC T820を搭載する製品が増えてきそうです。
「SHARK 9」のスコアは以下となりますが、基本スペックをが充実している一方、液晶をHD画質とすることで価格を抑えているように感じます。
Blackview SHARK 8、Helio G99を搭載し 93.99ドルの6.78型スマホ。低価格ながらもRAM 8GB、33W 急速充電に対応
1年前の2023年11月10日に「SHARK 8」の記事を搭載していますが、「SHARK 9」のスペックアップした箇所を黄色編みかけ、価格を抑えるためかスペックダウンした箇所をピンク編みかけしています。
CPU | UNISOC T820、8コア |
GPU | Arm Mali G57 |
メモリ | LPDDR4X 8GB + 拡張 16GB |
ストレージ | 256GB UFS 2.2 |
ディスプレイ | 6.67インチ、解像度 1604 x 720、90Hzリフレッシュレート、明るさ 700 nit |
WiFi、Bluetooth | 11a/b/g/n/ac、Bluetooth 5.0 |
LTE | 5G 対応 |
リアカメラ | 50百万画素 + 2百万画素 マクロ + 2百万画素 深度計測 |
フロントカメラ | 8百万画素 |
バッテリー容量 | 5000mAh、18W 急速充電対応 |
サイズ、重さ | 164.8 x 75.6 x 8.65mm、200g |
OS | Doke OS 4.0、Android 14ベース |
その他 | 顔認証・指紋認証に対応 |
スペックの補足は以下です。
- UNISOC T820のAnTuTu ベンチマーク v10のスコアは、他サイトを参照しても約53万。負荷の大きなゲーム向けではありませんが、普段使いではサクサクと動作する水準です。
- また、物理メモリ 8GB、UFS 2.2 ストレージ 256GBと、110ドル台の価格としては充実しています。
- 6.67インチ 液晶の解像度はHD画質となり、FHDのスマホを並べて比較すると、多少の粗さを感じることと思います。ただし、比較しない限りは気が付かないことも多いです。
- 「SHARK 8」のメインカメラ 64百万画素から50百万画素となりましたが、AliExpress サイトを参照すると、製品紹介の多くがカメラの機能を占めており、AI機能などを特徴の一つとしています。
- 「SHARK 8」の急速充電 33Wに対して、「SHARK 9」は18W。ここも他のスペックと価格との見合いでのことと思われます。
▼リアカメラはiPhone ライクな形状です。フロント・メインカメラともに Samsungのイメージセンサーを搭載しています。
▼背面はブラックとブルーの2色展開、模様の部分は光の当たり具合により、色が変化して見えます。
まとめ
コスパの高い端末を展開するBlackviewですが、UNISOC T820 / 物理メモリ 8GB / UFS 2.2 ストレージ 256GBの充実した基本スペックにして、11月11日開始のAliExpress セールでは110ドル台での販売です。
この価格にしてサクサクと動作することから、iPhoneをメイン利用としている方のサブとしての利用もよいと思われます。
▼11月10日現在の価格は139.99ドルとなっていますが、11月11日開始のAliExpress セールでは クーポン利用により 110ドル台となります。
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