ミニPCの老舗ブランド「Beelink」より、CPUにAlder Lake-N N150を搭載する「EQ14」が販売されています。AliExpress サイト / 公式サイトではベンチマークスコアが公開されていますが、N100との比較では、マルチコアのスコアはやや高いスコアです。
また、同社の「EQ13」と同様に、AC アダプターをビルトインし、コンパクトな本体とあわせて 省スペース化を図ることができます。
引用元・販売元
Beelink EQ14のスペック
上の画像のとおり、メモリはDDR5ではなく DDR4の1スロット、PCIe 3.0のM.2 SSDを2基搭載することができます。また、画像右側のとおり、以下の「EQ13」と同様に、ACアダプターを本体にビルトインしています。
Beelink EQ13 スペックのまとめ。AC アダプター内蔵、Alder Lake N100,N200,N305のミニPC、PCIe SSD スロットを2個装備
CPU | Alder Lake-N N150、4コア 4スレッド、最大 3.6GHz |
GPU | Intel UHD Graphics |
メモリ | 16GB DDR4、スロットは1つのみ |
ストレージ | M.2 PCIe SSD 500GB、M.2 PCIe SSDを増設可能 |
WiFi | WiFi 6対応 |
Bluetooth | 5.2 |
ポート類 | USB-C、USB-A 3.2 x 3、USB 2.0、HDMI x 2、有線LAN x 2 |
サイズ | 124 x 126 x 39mm |
OS | Windows 11 (おそらく Pro) |
その他 | ACアダプター本体を内蔵 |
▼PCIe 3.0 SSDは、発熱にそれほど気を遣う必要はありませんが、底板の上にヒートシンクを備えています。なお、AliExpressの製品情報に、CPU温度とファン音量が公開されています。省電力のCPUであり、また 冷却対応のしっかりしたBeelinkの製品ですので、負荷をかけた場合にも、CPU温度・ファン音量ともに低く抑えられています。
▲筐体の素材は樹脂です。BeelinkのミニPCは、エントリークラスの製品は樹脂、ミドルレンジ以上の場合には スチール、あるいはアルミの筐体とすることもあります。
▼前面のUSB Type-Cはデータ専用(映像出力には未対応)です。AC アダプターを本体にビルトインしているため、省スペース化を図ることができます。
N150のベンチマークスコア
AliExpressの製品情報にて、3DMARK Time SpyとCINEBENCH R23のスコアが公開されており、後者のマルチコアでは N100よりも 33% 高いスコアとあります。
CINEBENCH R23、ミニPC・ノートPC 30製品で計測のスコア一覧。キビキビ動作のスコアの指標
▲▼上の画像では「N150のCINEBENCH R23のスコアは、シングルコア 873、マルチコア 2643」とあります。一方、上の記事にて実機レビューの「N100、Beelink EQ13」のスコアは「シングルコア 789、マルチコア 1797」であり、マルチコアはN150が大きな差をつけ 高いスコアです。
ただし、N100の他のPCでは「マルチコア 2556」のケースもあり(実測値)、それほどの優位性はないような感覚です。また、普段使いの作業ではシングルコアのスコアが体感レスポンスに直結しますが、N97 / N100 / N150は同水準です。
引用元・販売元
2024年11月30日現在、国内通販では販売されていません。
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