既に何度かご紹介のGemini Lake N4100を搭載するミニPC「Beelink S2」。他製品も含め、拡張性の高いミニPCですが、Beelink S2もM.2 SSDそして2.5インチのHDDを増設可能であり、ファンレスであることが大きな特徴。そのBeelink S2がGeekbuyingにて文末のクーポン適用で179ドルのキャンペーンを行っており、あらためてBeelink S2の概要をご紹介します。
Beelink S2のスペックと特徴
Beelink S2のGemini Lake搭載以外の大きな特徴はファンレスであること。ミニPCあるいはStick PCの場合、小さなボディで冷却効果を高めるために、小さなファンの高回転により対応することが多いのですが、この場合にはやや高めのファン音で耳障りに感じます。
この点、ミニPCとしては幅広ボディ(大きめのヒートシンクを搭載)のBeelink S2はファンレスとなっており、これは大きなメリットです。
さて、Beelink S2の主要スペックは以下ですが、Beelink S2は「メモリ 8GB、SSD 128GB」のバージョンもあります。メモリ 4GB固定のGemini Lake ノート・ミニPCが多いなか、メモリ 8GB版の存在もBeelink S2の大きなメリットです。
- OS: Windows 10 64Bit
- CPU: Gemini Lake Celeron N4100
- GPU: Intel UHD Graphic 600
- RAM: 4G DDR4 (8GB搭載機もあり)
- ROM: 64G eMMC (SSD 128GB搭載機もあり)
- ポート類は、HDMI×2(デュアルスクリーン対応)、有線LAN、Card Slot、USB3.0×2
USB2.0×2 - Wifiはデュアルバンド対応
- サイズは11.90 x 11.90 x 2.00 cm、重さ337g
では、イメージ画像に基づいて補足します。
▼Apollo Lake N3450と比較し30%のパフォーマンスアップとあります。
私は、Beelinkの別ブランドであるAlfawiseからリリースされている、Beelink S2と同型のミニPCを所有しているのですが、ベンチマークスコアの実測ではApollo Lake N3450の20~25%増しとなっています。
Gemini Lake N4100の体感レスポンスとしては、Apollo Lake機と比較し個々の動作に大きな差はないものの、長時間使用した際には僅かながらのレスポンス差が積み重なり大きな差に繋がっているイメージです(Gemini Lakeのレスポンス等は他記事にて掲載しています)。
▼拡張性の高いミニPCですが、Beelink S2も同様にM.2 SSD、2.5インチ HDDを増設可能です。
なお、同型のAlfawise T1は 2242サイズのM.2 SSDのみならず、2280サイズのM.2 SSDを取付可能なのですが、Beelink S2=Alfawise T1であることから、Beelink S2も2280サイズのM.2 SSDを取付可能と思われます。
この場合には、種類が豊富な2280サイズを選択できることもメリットとなります。
▼HDD, SSDの増設の他、USB 3.0 × 2、USB 2.0 × 2、USB Type-Cに有線LANポートと使いこなせないほどにポート類が充実しています。
まとめ
Apollo Lakeの後継となるGemini Lakeですが、複数のメーカーからミニPCがリリースされています。そのGemini Lakeを搭載するミニPCのなかでもファンレスのBeelink S2は、別ブランドで同型のAlfawise T1と同様にファンレスであることが大きな魅力。
Webサイト閲覧・オフィスソフト・動画視聴ならサクサクしたレスポンスで拡張性も高いことから、メインPCとしても十分に使用できます。
▼Geekbuyingの価格情報。画像では197.99ドルですが、クーポン「GVLAKEUL」を利用することにより、2018年9月4日までの限定50個となりますが、179ドルとなります。
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