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Antimalware Service Executableの無効化は、他のセキュリティソフトの導入が簡単で確実

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Widnows 10 パソコンの起動直後などにCPUを大量消費することの多い Antimalware Service Executable。「暴走するAntimalware Service Executableの抑制方法を画像で詳説。起動直後以外は小康状態に」に記載のとおり、原因となるWindows Defenderを活かしたまま、 Antimalware Service Executableを抑制しました。

がしかし、非力なパソコンでは小康状態のAntimalware Service Executableが消費する数%のCPUも無駄にしないために、今回はフリーの動作が軽めのセキュリティソフトを導入し、Windows DefenderとAntimalware Service Executableを無効化してみました。

Antimalware Service Executableが暴走する理由

そもそも、Antimalware Service Executableが大量にCPUを使用し暴走する理由としては、以下にあるようです(「あるようです」としていますが、他サイトで確認した範囲でのことであるため)。

  • Windows 10 デフォルトのウイルス対策ソフトである、Windows Defenderの機能の一つとして、Antimalware Service Executableが起動。
  • このAntimalware Service Executableは、あろうことかWindows Defender自体をスキャンしているようであり、これがCPUの大量消費につながっている。

 

上記のWindows Defender自体をスキャンするのを抑制する方法が、以下の記事で記載の事項です。

暴走するAntimalware Service Executable (MsMpEng)の抑制方法を画像で詳説。起動直後以外は小康状態に
Windows 10 PCで、Antimalware Service Executable (MsMpEng)が暴走し、最大でCPUを約40%も使用しているために使用率を抑制してみました。結果、起動直後の短時間を除いては、最大で10%弱と小康状態に。

 

ただし、上記の対応ではAntimalware Service ExecutableのCPU使用率はある程度 低下するもののの、Windows Defender / Antimalware Service Executableはいまだ機能しているため、この機能を停止させるてっとり早い方法(かつセキュリティ対策も有効にする方法)が、他のセキュリティソフトを導入することです。

他のセキュリティソフトを導入することにより、Windows Defenderが無効となるため、Antimalware Service Executableの起動が止まります。

軽めのセキュリティソフト(フリー)を導入

導入するセキュリティソフトがWindows Defenderよりも負荷がかかると本末転倒となるため、負荷の軽いフリーのセキュリティソフトとして、KINGSOFT Internet Securityを導入しました。

導入するソフトはお好みのものでよいのですが、当ソフトは後段のとおり、CPU・メモリ使用率は高くなく、パソコンの作業を妨げることはありません。

 

KINGSOFT Internet Security

 

上記の公式サイトよりダウンロードすることとなりますが、サイトには以下の記載があり、ユーザーも多いことから安心でしょう。

 

全世界のユーザー数1億人! 世界中で利用されているセキュリティソフトです。
日本・中国・タイ・ベトナム・ホンコン・ブラジル・オーストリア・アメリカ・イギリスなど
世界9箇所以上の国と地域で利用されています。

 

▼ KINGSOFT Internet Securityのスクショ。

同ソフトのデフォルト設定では、ウィジェットとしてPC加速ツールが画面上に常駐するので、お好みとなりますが無効化するべきかと思います。私は速攻で無効化しました。

 

KINGSOFT Internet Securityに限らず、セキュリティソフトをインストールした場合には、Windows Defenderよりも負荷がかかることもありますので、制御などが必要です。KINGSOFT Internet Securityの無料版の場合には、動作自体は軽いのですが、ウィジェットの表示や、Google Chromeのホーム画面がKINGSOFT サイトへの登録となりました。

 

▼以下のサイトでは、フリーのセキュリティソフトのウィルス検出力・動作の軽快さなどを比較しています。

ウイルス対策ソフト比較・一覧表

 

ソフト導入後にAntimalware Service Executableは起動せず

セキュリティソフトの導入により、Windows Defenderが無効化されたために当然の成り行きですが、Antimalware Service Executableは起動していません。

 

▲全く対応していない状態では、30%超になることも多かったAntimalware Service ExecutableのCPU使用率が、他のセキュリティソフトの導入によりAntimalware Service Executableが起動しない状態に(元になるWindows Defenderが無効化となったことによる)。

 

▼一方、Windows Defenderの代替として導入したKINGSOFT Internet SecurityのCPU使用率は概ね3%未満となり良好な結果に。ただし、瞬間的に数十%に跳ね上がることもあります。

 

▼ちなみに、今回 KINGSOFT Internet Securityを導入し、Windows Defender / Antimalware Service Executableを無効化したパソコンは、CPUにAtomを搭載する以下のChuwi Hi10 ProとASUS T90Chi。

Atomクラスを搭載のパソコンでは、すぐにCPU使用率が100%に達することも多いため、特に軽めのセキュリティソフトの導入は有効でしょう。

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