10月14日から15日に開催の「Amazon Prime 感謝祭」では、人気のAndroid タブレットやミニPCの多くがセール対象となっています。そこで今回は、これまで実機レビューした製品をメインに、おすすめのタブレット、ミニPC、その他の周辺機器をピックアップしました。
なお、Amazon Prime 感謝祭のセール対象製品に加え、クーポンセール対象の製品も掲載しています。
ALLDOCUBE iPlay 50 2023モデル
CPUに、AnTuTu ベンチマーク v10のスコアが約29万となる UNISOC T618を搭載の10.4インチタブレット「ALLDOCUBE iPlay 50 2023モデル」。動画配信サービスの動画の高画質再生に対応する「Widevine L1」に対応するタブレットは複数ありますが、Netflixに対応する製品はごく僅か。この僅かなNetflixでのWidevine L1に対応する製品の一つが本製品です。
UNISOC T618を採用するタブレットでは、4スピーカーを搭載する製品も多いなか、本製品は2スピーカーとなり、また、メモリが4GB(+仮想メモリ 8GB)であることが劣りますが、その分 価格は抑えられています。
なお、Amazonの製品紹介の画像では「Android 12」と記載されていますが、「Android 13」を搭載しています。
▼同社の他製品と同様、金属製の背面となり、全般的な質感は高いです。
▼実機レビュー記事はこちら。
CHUWI HiPad Max
こちらの「CHUWI HiPad Max」も「ALLDOCUBE iPlay 50 2023モデル」と同様に NetflixでのWidevine L1に対応しています。最近、以下の「Xiaomi Redmi Pad SE」が発売されましたが、本製品はRedmi Pad SEと同様に CPUにSnapdragon 680を搭載しています。同CPUの実力としては、上記のUNISOC T618と同程度となり、普段使いでは遅さを感じることなく動作します。
CHUWI HiPad Maxは、背面は樹脂製となるものの、メモリ 8GB、4スピーカー搭載と、機能としては 上記のALLDOCUBE iPlay 50 2023モデルよりも充実しています。
▼実機レビュー記事はこちら。
ALLDOCUBE iPlay 50 mini Pro
この春以降、FHD+の8.4インチタブレットに人気が集まっていますが、そのうち 最も高スペックの製品が「ALLDOCUBE iPlay 50 Mini Pro」。
CPUにHelio G99を搭載し、AnTuTu ベンチマーク v10のスコアは約40万。普段使いにおいても、上記のUNISOC T618やSnapdragon 680よりもキビキビと動作します。また、メモリ 8GB(+仮想メモリ 8GB)、高速なUFS 2.2のストレージを搭載し、さらには 18Wの急速充電に対応しています。
ただし、以下の記事にも記載していますが、液晶の色合いがイマイチ、シングルスピーカーなどの課題もあることに留意ください。
ALLDOCUBE iPlay 50 Mini Pro、海外通販の販売情報、実機使用でわかった課題・機能の注意事項
▼実機レビュー記事はこちら。
▼こちらはCPUにUNISOC T606を搭載し、iPlay 50 Mini Proのレスポンスよりもやや劣りますが、液晶の品質、その他のバランスのよい 8.4インチタブレットの「アーアユー M60」です。
DOOGEE T20S
TeclastやALLDOCUBEと比較すると、ややマイナーな感のある「DOOGEE」ですが、Helio G99を搭載の「T30 Pro」、8.4インチ FHD+の「T20 Mini」など、人気のタブレットを展開しています。
こちらで記載の「T20S」は、CPU(SoC)にUNISOC T616を搭載する、10.4インチタブレットですが、メモリ 8GB + 拡張メモリ 7GB、高速なUFS 2.1 128GBのストレージ、見た目の美しさと軽さに貢献する アルミ製ユニボディなど、バランスのよいタブレットです。
▼背面の質感は かなり高く、塗装も上質です。
▼実機レビュー記事はこちら。
MINISFORUM NPB5
CPUにCore i5-13500Hを搭載するハイエンド寄りのミニPC「MINISFORUM NPB5」。現在、私はミニPCとしては こちらをメインに使用していますが、記事の編集や在宅勤務、Web サイトのブラウジングに動画視聴などの私の用途ではキビキビと動作します。
また、以下の写真のように、天板をワンタッチで開くことができ、メモリ・M.2 SSD ポートに簡単にアクセス可能、天板裏の2.5インチ HDD / SSDの増設も容易なことも特徴の一つです。
▼実機レビュー記事はこちら。
▼タイトル下の小型のミニPCは以下の製品です。
GEEKOM IT11
世界的な認知度や製品の作りも含め、私としてはMINISFORUM / Beelinkと並び、ミニPCの三大ブランドとして認識のブランドが「GEEKOM」。同社の製品のうち、「IT11」はハイエンド寄りの製品となり、CPUにインテル 第11世代 モバイル向けハイエンドのCore i7-11390Hを搭載しています。ベンチマークスコアは上記のCore i5-13500Hに及びませんが、体感レスポンスとしては同程度です。
▼こちらは底板を開いた写真ですが、内部の金属製フレームや金属製の底板など、内部の作りがしっかりしており、剛性が高いことも同社製品の特徴の一つです。
▼実機レビュー記事はこちら。
▼こちらは現在レビュー中の、Core i9-13900H / メモリ 32GB / SSD 2TBを搭載する「IT13」。レビュー記事は近日中の公開となりますが、ベンチマークスコアも高く 快速です。
Beelink SER5 Pro
Amazonサイトなどでは「SER5 Pro」「SER5 Max」とモデル名は複数ありますが、CPUに AMD Ryzen 7 5800Hを搭載しています。手元にあるミニPCでは、ベンチマークで負荷をかけた際に CPU温度が大きく上昇し、温度抑制のためにサーマルスロットリングが発動する製品が複数ありますが、本製品は二つのファンを搭載し、よく冷えています。また、ファンを2つ搭載している割には ファン音量も小さいな静音仕様であることも特徴です。
▼こちらはメモリとM.2 SSDを冷却する 2nd ファン。このファンの恩恵もあり、負荷をかけた場合にも よく冷えています。
▼実機レビュー記事はこちら。
BMAX B4 Plus
CPUにAlder Lake-N N100を搭載するミニPCは多数販売されていますが、メモリ 16GB搭載機で最安値水準となるなる製品が、こちらの「BMAX B4 Plus」。512GB SSD、映像出力可能なUSB Type-Cポートを搭載し、Prime 感謝祭価格は 22,299円です。
N100を搭載するミニPCは、以下の記事など 複数の製品をレビューしていますが、インテル 第8世代 モバイル向けのCore i5と同程度にサクサクと動作し、しかも省電力のために静音なPCが多いです。
T-Bao T8 Plus 実機レビュー、N100搭載 87.8mm角の超小型ミニPC。デザインよく静音性にも優れた おすすめ製品
▼製品の詳細記事はこちら。
▼こちらは発売間もない、Alder Lake N100を搭載の「GMKtec NucBox G3」。メモリ 8GB / SSD 256GBの価格は2万円未満、最安値クラスの製品です。
CNBANAN 16インチ ポータブルモニター
ノートPCやミニPCの2nd モニターなどとして、ぜひ おすすめしたいのが「CNBANAN 16インチ ポータブルモニター」。グレアパネルとなりますが、M1 MacBook Airなどと同じ 3 : 2のアスペクト比となり、16 : 10のモニター / ノートPCよりも更に縦の表示領域が長く、記事の編集やExcelなどの作業で重宝します。また、色域も広く、色合いもMacに程よくマッチします。
▼実機レビュー記事はこちら。
Oladance OWS Pro オープンイヤーイヤホン
メビウスリングのデザインを取り入れた耳掛けタイプ・オープンイヤーのイヤホン「Oladance OWS Pro」も かなりおすすめの製品です。音質がよいうえに、装着感のよさは抜群です。眼鏡のうえに装着しても違和感なく、長時間の使用でも装着していることを忘れるほどに自然で、疲れもありません。
Amazon「Prime 感謝祭」のセール対象ではありませんが、装着感・音質のよさが秀でているために、参考までに記載しました。
▼実機レビュー記事はこちら。
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