2022年8月19日より国内通販にて販売開始となった「Amazfit GTS 4 Mini」のレビュー記事です。1.65インチの大型スクリーンは AMOLED(有機EL) パネルにより鮮やか、解像度は336 × 384と高く、SNS通知の文字も明瞭です。
私はこれまで、Amazfit GTR 47MM、GTR 3をメインのスマートウォッチとして使用してきましたが、レスポンスはやや古くなった GTR 47MMよりもキビキビしており、GTR 3と比較しても遜色ありません。
販売元
Amazfit GTS 4 Miniのスペックと特徴
Amazfit GTS 4 Miniのスペックと特徴については、以下の記事にて詳細を記載していますが、そちらの記事から一部を抜粋しました。
スペック
ボディ色は「ミッドナイトブラック」、「ミントブルー」、「ムーンライトホワイト」、「フラミングピンク」の4色展開の「Amazfit GTS 4 Mini」ですが、詳細スペックは以下となります。
スクリーン | 1.65インチ, タッチパネル、AMOLED、解像度 336 × 384、309 ppi |
Chip | 未確認 |
ROM | 未確認(実機での確認では、利用可能な全容量は209MB) |
対応OS | iOS 12.0以上、Android 7.0以上 |
Bluetooth | 5.2 BLE |
位置測定 | GPS、BeiDou、GLONASS、Galileo、QZSS |
センサー | BioTracker 3.0 PPG バイオメトリック センサー (血中酸素、2PD+1LEDに対応 )、加速度センサー、地磁気センサー、環境光センサー |
バッテリー | 270 mAh、通常モードでの持続期間は15日 |
サイズ(本体) | 41.8 x 36.66 x 9.1 mm 、31.2g(ストラップを含む) |
アプリ | Zepp アプリ |
その他 | 5 ATM 防水、Alexa 対応、ボディの素材はアルミニウム + プラスチック |
Amazfit シリーズでは、他製品も含めて、ChipとROMは公開されていませんが、スペックの補足は以下です。
- スクリーンはAmazfit GTRなどの上位機と同じく AMOLED パネル。解像度は 336 x 384と上位機(Amazfit GTR 3は 454 x 454)と比較するとやや劣りますが、このクラス(Amazfitとしてはミドルレンジ)としては十分です。
- 対応OSは iOS 12以上、Android 7以上と、Xiaomiのスマートウォッチなどと比較すると、古いスマホには対応していないために注意が必要です。
- 私は「Amazfit GTR 47MM」、「Amazfit GTR 3」にて「Zepp」アプリを利用していますが、大きな課題もなく、管理・機能面でも十分なアプリです。もちろん、Bluetooth 連携により、SNSなどの通知にも対応しています。
- ROMの容量は「未確認」としていますが、実機のアプリでの確認で利用できる、全体の容量は209M、文字盤1つとアプリ2つを導入したところで 90MBの空き容量があります。
▼以下の「Amazfit Bip 3」と比較すると、価格差は7千円ほどありますが(GTS 4 Miniは 16,800円)、GTS 4 Miniは、AMOLED パネル / 高解像度 / アルミ製ボディ/ GPS搭載 / Alexa 対応などにおいて、価格差に見合うほどの価値があります。
▼こちらは私が現在 メイン利用の「Amazfit GTR 3」。GTS 4 Miniも同じく AMOLED パネルを搭載し、Alexaに対応しています。
特徴
Amazfit GTR 3は 本体のみで 32gですが、GTS 4 miniは 本体のみでは19g、ストラップ込みでも31.2gと超軽量です。また、270mAhとバッテリー容量は大きくないのですが、標準的な使用で約15日間、ハードな使用で約8日間と驚異的なバッテリー持ちです。ちなみに、私がAmazfit GTR / GTR 3を利用している範囲では、実際に公表値以上にバッテリー持続期間となり、GPSを使用しない場合には 約20日間は持続するように思います(実際に計測の単純掲載でも、約20日でした)
公式サイトから抜粋・一部補足の、GTS 4 miniの特徴は以下となります。
- 9.1mmの超スリム、ストラップ込みで31.2gと超軽量
- 標準的な使用で最大15日間のバッテリー持続
- AMOLED パネルに高解像度と、Miniシリーズ最高の見やすさ
- 5衛星測位システムを搭載
- 24時間ヘルスケア分析、120+のスポーツモードと自動認識
- 「ミッドナイトブラック」、「ミントブルー」、「ムーンライトホワイト」、「フラミングピンク」の4色展開
- 5ATM 防水、最大50m相当の水圧に耐えうる
- もちろん、SNSやアプリ、電話着信などの通知、スマホ連携の基本機能に対応
- Amazon Alexaに対応
- 女性の健康トラッキング、PAI健康評価システムに対応
- ミニアプリで好きな機能を追加可能
- 仮想ペーサーで新しいランニング体験
- VO2Maxなどワークアウト分析
- Zepp アプリとの連携により、文字盤を変更可能
▼画面占有率は70.2%とありますが、ラウンド形状により数値以上の占有率に見えます。
▼スマホ・Zepp アプリとの連携により、アプリ・SNS・着信の通知、音楽のコントロール、スマホを探す、スマホカメラのコントロールなどの基本機能に対応しています。
▼心拍数、血中酸素レベル、ストレスレベルをワンタップで測定、Zepp アプリで管理することができます。
開封、外観
続いて実機の開封と外観について記載します。 「ミッドナイトブラック」、「ミントブルー」、「ムーンライトホワイト」、「フラミングピンク」の4色展開のうち、今回レビューする実機は「ミントブルー」です。サイドのフレーム上部はアルミ製、下部と裏面はプラスチック製となります。
ブラック以外は明るい配色の製品ですが、ややプラスチックの部分が際立つようにも思え、勤務先での使用を想定している場合には、ブラックがよいのでは、とも思います。
開封、付属品
▼スマートウォッチであること、本体が小さいこともありますが、外箱は 109 x 113 x 49mmとかなりコンパクトです。amazfitの右横に「A Zepp Brand」と小さく記載されていますが、いつの間にか アプリの「Zepp」を前面に出すようになっています。
▼本体が小さいため、コンパクトな外箱・内箱ともに余裕があります。充電スタンドと説明書は左側に収まっています。
▼外箱・内箱・本体・付属品の一式。
▲説明書は、なんと 17ヵ国語構成です。うち、日本語は5ページのみとなり、安全性やトラブルシューティングなどがメインのため、初期設定などはWebの製品情報やZepp アプリを参照するとよいです。
▼本体、充電スタンド、説明書を拡大しました。
本体
続いて本体の写真を掲載します。実機の画面表示は後段において、多数掲載しています。
▼1.65インチ、AMOLED パネル、解像度 336 × 384のディスプレイを拡大。保護用のフィルムが貼られています。
▼裏側はプラスチック製の艶ありのミントブルー。画像は圧縮していますが、実機はもう少し鮮やかです。
▼本体を逆のまま、マグネット式の充電スタンドを置いてみました。磁力は適切です。
▼通常の充電スタイルで撮影。サイドのボタンにAmazfitのロゴが入っています。拡大しないとわからない程ですが、さりげなくクールです。
▲やや残念に感じることは、サイドから見た場合にシルバーのアルミの部分とミントブルーのプラスチックの質感の差が明確にわかること。プラスチックの質感もよいのですが、同型色(シルバー)、もしくはブラックだとよかったかも。
▼デフォルトの文字盤を拡大。実機はより明るく鮮やかですが、解像度が高いために数値などの粗さもなく良好です。
▲「Heart rate」や右の天気予報の絵柄など、実機はかなり鮮やかなのですが、写真では上手く表現できていません。
▼サイドから見ても、視野角・視認性は良好です。
▲シルバーの角度のついた部分はクローム調、その下はアルミ調(実際にアルミ製)の塗装です。
▼シリコンバンドを拡大。もちろん、本体背面の色合いとマッチしています。バンドの先端は内側に入れるタイプですが、大きな違和感はありません。
ペアリング、初期設定
続いて、スマホとのペアリング・初期設定について記載します。私は iPhone 12 Pro Max / iOS 15.6.1にてペアリングしましたが、GTR 3でのペアリングと同様に 時間を要しました。
なお、スマホとの連携、通知などの設定、歩数計・心拍数・ランニングなどのデータ管理、文字盤の追加などは、以下の「Zepp」アプリを利用します。
なお、当段落で記載の事項は、以下のAmazfit 3のレビュー記事で記載のものとほぼ同じとなります。
ペアリング
▼電源をオンにすると言語選択画面となりますので、日本語を選択します。
▼Zepp アプリをインストールしていない方は QRコードでアプリをインストール、Zepp アプリをインストール済の方は QRコードの読取により、GTS 4 Miniを認識するはずなのですが、何度試しても反応せず。
▼QRコードに頼らず、手動でペアリングする場合には、Zeppの「マイデバイス」の「+追加」をタッチします。
▼「ペアリングするデバイスを選択」の画面にて、「腕時計」を選択します。
▼「ウォッチのタイプを選択」の画面ですが、QRコードを読み取れない場合には、「QR コードのないウォッチ」を選択します。
▼こちらの画面のように、ペアリングできないことが数回ありました。
▼そうこうしているうちに(上記においても iPhone 側からは Bluetooth 接続できています)、iPhone 側にメッセージあり。
▼20~30分ほどして、ようやくペアリングできました。
iPhoneでの初期設定
iPhoneのアプリやSNSの通知を Amazfit GTS 4 Miniに連携する場合、以下の初期設定を行う必要がありますので注意ください。
▼設定の「Bluetooth」を開き、Amazfit GTS 4 Miniの右にある「i」近辺をタッチします。
▼「システム通知を共有」を有効にします。これにより SNSなどの通知が GTR 3にタイムリーに連携されます。
Zepp アプリでの初期設定
XiaomiやHuawei のスマートウォッチのアプリと同様に、Zeppには多くの機能・設定が備わっていますが、ここでは一部の重要な事項について記載します。
スマホアプリ・SNS通知の連携
▼「プロフィール」「マイデバイス」から「Amazfit GTS 4 Mini」を選択後に表示の以下の画面にて、「通知とリマインダー」をタッチします。
▼「着信」、「アプリ通知」、「起立のリマインダー(座りすぎ注意)」、「SMS受信」、「メール受信」、「目標達成通知」などの項目があります。私の場合、「着信」は営業電話が鬱陶しいためにオフにしていますが、それ以外はオンの設定にしています。
▼こちらは上の画面で「アプリ通知」をタッチして表示されるものですが、GTS 4 Miniに通知の連携を受けたいアプリを有効にします。これにより、スマホへの通知と同時に、GTS 4 Miniへの通知が可能となります。
▼また、上記の設定と並行して、「SNS受信」「メール受信」の振動での通知が有効となっていることを確認します(デフォルトで有効化となっています)。
カレンダーの同期
iPhoneとGTS 4 Miniのカレンダーアプリを同期し、予定の時刻になると GTS 4Miniにて通知を表示することができます。
▼「マイデバイス」「Amazfit GTS 4 Mini」へ進み、「アプリの設定」の「カレンダー」を選択します。
▼以下の画面では既に同期が完了していますが、初めての場合には「設定」を選択します。
▼「システムカレンダー同期」を有効化して設定完了です。
▼スケジュールが連携されました。Zepp アプリに登録の「To-Do リスト」も連携することができました。
文字盤の追加
文字盤の追加は「Zepp」アプリで行います。Amazfit GTR 47MMでは、以下の記事のとおり サードパーティ製のアプリか羅文字盤をダウンロードしたこともありましたが、前回レビューのAmazfit 3、今回のAmazfit GTS 4 Miniともに、Zepp アプリでは文字盤が豊富に揃っています。
以降の画面は3つのスクショを1画面としています。スマホなどで大きくする場合には、クリックで拡大ください。
▼Zeppの「マイデバイス」「Amazfit GTS 4 Mini」へと進み、「文字盤」を押下するとダウンロード可能な文字盤の一覧(中央)となります。また、上のメニューで「自分の」を押下すると、自分でダウンロードした文字盤を参照できます。右の画面はダウンロード前のため、プレインストールされた1つのみ表示されています。
▼今回は左の画面の右上の文字盤をダウンロード・同期する過程です。
同期したい文字盤を選択し、中央下の赤の部分(同期)をタッチします。2〜3分ほどで本体への同期が完了します。
▼左から「同期中」、「有効化中」、「同期・有効化後の画面表示」。
▼本体に反映されました。本体に導入後に文字盤を切り替える場合には、画面長押しで切り替え画面を表示し変更します。
アプリの追加
Zepp アプリのアプリストアを経由して、任意のアプリを本体にインストールすることができます。アプリはそれほど多くない(10数種類)ですが、アプリのインストールは2,3分程度で簡単です。
▼アプリの追加は、「App Store」を選択します。
▼インストールしたいアプリの赤のボタンをタッチします。
事例として「水を飲む時間」と「ウォッチの空き容量」ですが、前者は「転送中」となっており、転送が終了すると「インストール済み」になります。なお、「ウォッチの空き容量」での確認により、利用できる全体の容量は209MBであることが判明、文字盤1つとアプリ2つを導入したところで 90MBの空き容量があり余裕です。
▲▼本体に表示のアプリ選択画面の表示順序を、Zeppで変更することもできます。事例として、先ほどインストールした「ウォッチの空き容量」を先頭にしました。なお、アプリ一覧は、ディスプレイ点灯時にボタンを短く押して表示となります。
文字盤、実機での表示事例
文字盤の実機での表示事例です。
▼こちらはプレインストールされ、外箱や製品紹介のイメージ画像にも掲載の文字盤です。5,000円前後のスマートウォッチよりも高解像度なため、時刻などの大きな文字もドットが目立たずに滑らかな描写です。なお、前述のとおり、画像を圧縮していることもあり、写真は実機よりも鮮やかさに欠けます。
▼こちらもプレインストールされている、背景の動く文字盤(他の文字盤よりもバッテリーを消費します)ですが、赤と青の色合いも鮮やかです。
▼こちらは私がZeppから追加した文字盤の一つ。通常はこの文字盤を使用していますが、他の文字盤と同じく、実機はより鮮やかです。
▼この角度から見ると、ベゼル幅(画面非表示)の部分がやや太いのがわかりますが、5,000円前後のスマートウォッチと比較すると狭いです。
▼この角度から見ても視認性は良好です。
各種機能、実機での表示事例
続いて各種機能の実機での表示事例です。
何度か上下左右にスライド、あるいはボタンを操作すると操作に慣れますが、参考までのAmazon サイトから抜粋の操作手順の画像を貼り付けました。
▼Gmailの通知画面です。解像度が低い場合には文字のジャギー(階段状のギザギザ)が際立つのですが、GTS 4 Miniは上位機種のGTRには敵わないものの 高解像度なため、文字も滑らかです。
▼天気予報の2つの画面。スマホとの連携により、当日の今後の予報や湿度も表示されています。
▼心拍数の表示画面。リラックスなどの状態を可視化することができます。
▼運用前の写真のためにゼロが多いですが、歩数・ウォーキングなどの管理画面です。
▼歩数計の確認画面。画面をタッチすると、時間別の歩数などの詳細を表示することができます。
▼こちらは使用前の状況ですが、睡眠計の結果表示画面です。
▼アプリの一覧。前述のとおり、Zepp アプリ経由で新規アプリの追加、GTS 4 Miniに表示する順序の入れ替えを行うことができます。
▼前述のスケジュールの同期です。
iPhoneとGTS 4 Miniのカレンダーアプリを同期し、予定の時刻になると GTS 4Miniにて通知を表示することができます
使用感
上記の事項と一部は重複しますが、全般的な使用感を「画面表示」「レスポンス」「バッテリー」「装用感、その他」に分けて記載します。
画面表示
Amazfit GTR 47MM、GTR 3をメインとして使用し、その他 5,000円前後のスマートウォッチを複数所有していますが、それらと比較しつつの画面表示について記載します。
- Amazfit GTR 3の1.39インチ / 解像度 454 x 454 / 326 ppiに対して、GTS 4 Miniは1.65インチ / 解像度 336 × 384 / 309 ppi。明るさ・文字の滑らかさは双方ともに同じ程度で良好です。ただし、鮮やかさでは、GTR 3が僅かにいいような感覚もあります。
- 高解像度、かつAMOLED パネルのため、文字の滑らかさやコントラストなどは、5,000円前後のスマートウォッチとは比較にならず。
- 太陽光のもとでも視認性は十分なもの。スマートバンドが流通し始めた初期のころ(比較対象がよくない)、屋外ではほとんど視認できない製品もありましたが、それと比較すると雲泥の差です。
- 画面の鮮やかさ、クリアさの度合いは、世代の違いもあってか、Amazfit GTR 47MMよりもよいとも思えます(解像度は GTR 47MMが高いですが)。
- フィルムなしで使用していますが、油脂の付着も少なく良好です。
▼上記2の、Gmailの文字の滑らかさの比較はこちら。
2つめの画像は、1.57インチ 解像度 240 x 288の約5,000円のスマートウォッチの画面です(レビュー記事はこちら)。価格差 約1万円ですが、滑らかさは比較にならないほどに異なるため、メインで長期利用なら 本製品他の高解像度の製品をおすすめします。
レスポンス
2020年の古いスマートウォッチですが、家族が使用の物も含めて 手元にある同価格帯の製品は以下です。
- Amazfit GTR、3カ月使用後の再レビュー。バッテリー消費、画面の鮮やかさ、カスタマイズ性ともに抜群のスマートウォッチ
- Huawei Watch GT 2e 実機レビュー、画面の鮮やかさと機能、装着感はAmazfit GTR以上。ただし、iPhoneのアプリ連携は要注意
上記製品との比較も含めた、レスポンスのコメントは以下です。
- AmazfitのスマートウォッチはSoCが公開されていないのですが、上下左右にスライドしての画面表示、ボタン操作の反応ともに良好です。
- レスポンスとしては、Amazfit GTR 47MMよりも速い感覚です。特に文字盤の切り替えは速く、また、ROMの容量も GTR 47MMよりも大きいです(GTR 47MMの容量は確認できないのですが、本体へインストールできる文字盤数も少ない)。
- 全般的なキビキビ感は、腕を上げての画面表示など GTR 3より僅かに劣るとも思えますが、遜色ないレスポンスです。
- Bluetoothによる アプリ・SNS・カレンダーの通知は、スマホとほぼ同時に連携されます。ただし、これは 5,000円前後のスマートウォッチも同様となり、エントリークラス・ミドルレンジ・ハイエンドで差がつきにくい事項です。
バッテリー消費
ざっくりの計測ですが、以下の使い方では 1日あたり 約4〜5%のバッテリー消費。公表値が一般的な使い方で 約15日とあるなか、私の使い方での 単純計算では約20日のバッテリー持ちとなります。バッテリー容量が 270 mAhと大きくないなか、他のAmazfitと同様に驚異的なバッテリー持ちです。
▼私の使い方、上記のざっくりの計測の前提はこちら。
- GPSは常にオフ
- アプリやSNSの通知は、1日あたり 40〜50通
- 各種計測は歩数計がメイン。その他は時々計測
- 腕を上げての画面表示は常にオン
- 計測期間、約5日のうち、出社(装着時間は約14時間 / 日)が3日、装着時間は多くない週末が2日
装用感、その他
装用感、その他についてはランダムに記載します。
- サイドのアルミ製フレーム(シルバーの部分)の質感は高い一方、プラスチック製のサイド下側と背面の素材の相違が明らかにわかります。
- ディスプレイのベゼル幅(画像が表示されない部分)は極端に狭くはないのですが、5,000円クラスのスマートウォッチと比較すると狭く、シャープに見えます。
- シリコンバンドは先端を内部(腕側)に組み込むタイプ。大きな違和感がないものの、私個人としては通常のタイプが好み。
- 31.2g(ストラップを含む)の軽さが特徴の一つとしており、また、厚みも 9.1mmと抑えられており、かつラウンドしているために、軽いうえに装着してゴツさは全く感じません。
まとめ
AMOLED パネルに 336 × 384の高解像度、270mAhと大きくないバッテリーながらも 通常利用で約15日(GPSをオフにした、私の使い方では約20日)のバッテリー持ちと、通常の使い方では 上位機のAmazfit 3と比較しても遜色ありません。強いて言えば、私がメイン利用のAmazfit 3よりも、画面の鮮やかさと文字表示の明確さが「ごく僅かに劣るかも」程度の相違です。
価格的には Amazfit 3の約半額となり、基本機能を犠牲とせず、綺麗な高解像度な液晶、バッテリー持ち、さらに本製品の特徴でもある軽さ、コスパの高さでは、筆頭候補となり得る製品です。