
SoCにUNISOC T7300を搭載する11インチタブレット「ALLDOCUBE iPlay 70E」のスペックを記載します。今更ながらの記事となりますが、AnTuTu ベンチスコアは定番のHelio G99よりも高い65万となり、レスポンスも優位なうえに 4スピーカーを搭載しています。もちろん FHD(WUXGA)の液晶に Widevine L1にも対応し、2025年12月27日現在のAmazon 価格は 16,998円と コスパに優れた製品です。
引用元
AliExprss サイトにおいても販売されていますが、2025年12月27日現在では Amazonが安価です。
ALLDOCUBE iPlay 70E、AliExpress
ALLDOCUBE iPlay 70Eのスペック

スペックは下表となりますが、AnTuTu スコア 約65万のUNISOC T7300、物理メモリ 8GB、LTEに対応、Widevine L1をサポート、4スピーカーとバランスのよい構成です。
カメラはフロント・リアともに5百万画素と低いのですが、Android タブレットのカメラはメモ書き代替の要素が高く、課題とはならないとの認識です。
| CPU | UNISOC T7300、8コア |
| GPU | Mali-G57 MP2 |
| メモリ | 物理メモリ LPDDR4X 8GB + 拡張メモリ 8GB |
| ストレージ | 128GB UFS 2.2 |
| ディスプレイ | 10.95インチ、解像度 1920 x 1200、IPSパネル、110Hzのリフレッシュレートに対応、輝度 450 nits |
| WiFi | WiFi 5 |
| Bluetooth / GPS | Bluetooth 5.4、GPS搭載 |
| LTE | FDD : B1/2/3/5/7/8/18/19/20/26/28A/28B
TDD : B38/40/41 |
| カメラ | リア 5百万画素、フロント 5百万画素 |
| センサー | 重力センサー、光センサー、電子コンパス、ホールセンサー |
| バッテリー容量 | 7000mAh、18W 急速充電に対応(18W充電器は別途購入が必要) |
| サイズ | 256.8 x 168.3 x 7.6mm、約500g |
| OS | Android 15、 ALLDOCUBE OS 4.0L |
| その他 | 4スピーカー、顔認証に対応、Netflixも含めた Widevine L1に対応、 |
▼UNISOC T7300は 6nm プロセス、Cortex-A78 x 2 / Cortex-A55 x 6の8コアの構成です。Helio G99のAnTuTu ベンチスコア 約40万に対して、UNISOC T7300のスコアは約65万。
私のAnTuTu スコア 約40万 vs 約65万クラスの他の端末での使用感において、普段使いでは体感レスポンスをやや感じにくいスコア差とも思いますが、110Hzに対応のリフレッシュレートとあわせて、よりスムーズな動きと感じることでしょう。
なお、旧モデルのSoCをリネームして発表することの多い UNISOCですが、T7300はリネームモデルではなく、2025年に発表された製品です。

▼メモリは物理メモリ 8GBと拡張メモリ 8GBの構成です。拡張メモリは、ストレージの空き容量から 仮想敵にメモリとして割り当てる機能です。

▼Amazon Prime Video、hulu、Netflixなどの動画を高画質再生可能な「Widevine L1」に対応しています。これにより、Netflixの場合には FHDで再生することができます。

▼Amazonでのタイムセール価格(2025年12月27日時点)16,998円の価格にして、4スピーカーを搭載していることも特徴に一つです。

外観

外観について簡単に記載します。国内ではグレーモデルの展開ですが、海外ではブルーのモデルも販売されています。「ALLDOCUBE」のタブレットは金属製の背面となる製品が多いのですが、本製品の製品情報では金属との表記がなく、樹脂製の可能性もあります(実機レビュー記事を複数参照したのですが、素材を確認できませんでした)。
▼フラットなサイドです。4スピーカーは2個づつ、横持ちでの左右サイドに配置です。3.5mm ヘッドホンジャックは未装備であり、USB-Cポートでの提供となることに留意ください。

▼繰り返しとなりますが、日本国内ではグレーモデルの販売です。また、7,000mAhのバッテリーは 18Wの急速充電に対応しているものの、製品に付属の電源アダプターは急速充電に未対応であり、ユーザーで別途用意する必要があることに留意ください。



