先日 YEPO 737AのOEMモデルであるAIWO 737A1を紹介しましたが、YEPO 737A / AIWO 737A1のボディそのままにAtom Z8350を搭載したAIWO 737A2の製品情報です。なお、当記事では当初 SSD搭載としていましたが、実機を確認してみるとSSDではなくeMMCでした(※)。お詫びして訂正いたします。
(※)GearBestサイトのタイトル・仕様にはSSDとあったのですが、製品紹介にはeMMCと記載あり。実機を確認すると明らかにeMMCでした。
関連記事・関連サイト
AIWO 737A1、Apollo Lake YEPO 737AのOEMモデルの概要と価格情報
実機レビュー
AIWO 737A2のスペックと特徴
AIWO 737A2の比較対象機として、Apollo Lake搭載のAIWO 737A = YEPO 737AとJumper EZBook 3 Proのスペックを掲載しました。
YEPO 737Aは人気のJumper EZBook 3 Proとほぼ同スペック・同デザインで、昨年度末あたりにJumper EZBook 3 Proよりも安く、そしてTwitterでの露出度が高く人気の高い製品でした(現在は、海外通販サイトでの掲載自体が激減しています)。
さて、AIWO 737A2の特徴は以下となります。
- CPUはApollo Lakeの下位となるZ8350を搭載しつつも、Apollo Lake搭載のAIWO 737A = YEPO 737Aと同じアルミ製・ベゼル幅の狭いボディを採用することにより、スタイリッシュな外観(一般的に仕様の古いAtomノートのベゼルは太め)。
Z8350搭載機としては珍しく、ストレージはSSDを搭載。背面から簡単にSSDスロットにアクセスでき、より大容量のSSDへの換装も可能。CPUを下位としSSDを搭載することにより、価格を極端に落とすことなくキープした仕様と思わます- 取り消し線ばかりとなりましたが、SSD搭載ではなくeMMCです。
気になるのはAtom Z8350のレスポンスですが、私のZ8350あるいは下位となるZ3775の使用感では、さすがにApollo Lakeより劣るものの、Webサイト閲覧・YouYube視聴・ブログ記事編集程度であれば十分です。
▼同じくZ8350を搭載するChuwi Hi10 Proのベンチマークの記事です。
▼イメージ画像ではより狭く見せていますが、ベゼル幅は10.5mmと細め。
なお、製品紹介の一部のイメージ画像はJumper EZBook 3 Proと同じであるため、EZBook 3 ProはYEPOのOEMの可能性大です(今更ながらの気づきですが)。
▼安価な製品ですが、ポート類はUSB 3.0 × 2、Mini HDMIと十分です。ちなみに、Teclastの製品はMicro HDMIを採用しているのですが、Micro HDMIではその小さなサイズのために接続時にケーブルがぐらつきがちなため、Mini HDMIで正解。
▼良い意味で気になるのが、GearBestサイトの仕様にある最大メモリ搭載量が8GBとなっていること。Z8350搭載機であるため、激しい使い方はしないと思いますが、もしやメモリを増設できるのではと微かに期待。
まとめ
Atom Z8350でありながらも、高品質なApollo Lake用のボディを採用するAIWO 737A2。この仕様にて、2018年10月13日時点の価格は189.99ドル。Jumper EZBook 3 Proの最安価格 約200ドル(ストレージはeMMC)と比較すると、SSD搭載で189.99ドルの価格はEZBook 3 Proに匹敵するコスパではないでしょうか。 SSD搭載ではなくeMMCでした。とすると、やはりCeleron N3450を搭載するJumper EZBook 3 Proの最安値のコスパ度が際立ちます。
▼GearBestでの2018年10月13日時点の価格は189.99ドル。128GB SSDとありますが誤植のようです。
▼実機レビュー記事はこちら
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