日本では馴染みのないTV Boxですが、私がしばらくウォッチしていない間に機能が進化しています。なんと、2.5インチのHDDあるいはSSDを増設でき、録画機能もある「A95X Max TV Box」がリリースされています。
上の画像をみても、これまでのTV Boxのイメージ画像とは異なり、つい弄りたくなってきます。このA95X Max TV Boxの2019年1月7日時点の価格は、メモリ 4GB / ストレージ 64GB eMMC版(他に2GB /32GB版あり)の場合、約77ドル。多少の不都合があってもお遊び端末としては、割安な価格帯。
今回はこのA95X Max TV Boxのスペックと特徴を紹介します。
A95X Max TV Boxのスペックと特徴
- CPU: Amlogic S905X2
- GPU: ARM Dvalin MP2
- Core: 2.0GHz,Cortex A53,Quad Core
- メモリ: 2GB / 4GBより選択、DDR3
- ストレージ: 32GB / 64GB eMMCより選択、2.5インチ HDD / SSDSを増設可
- System: Android 8.1
- WiFi: デュアルバンド対応
- Bluetooth: 4.2
- ポート類: USB 3.0 × 3、有線LAN、HDMI
- サイズ: 13.00 x 13.00 x 4.50 cm
CPUは以前(以下の記事を参照)に私が3,000円ほどで購入したTV Boxと同じS905X2。当時、私が調べた範囲ではTV Boxが不自由なく動くのはこのCPUあたりから。いわば、エントリークラスのものです。
▲▼エントリークラスであるものの、手元にある国産の7インチタブレットよりベンチマークスコアは高い結果に。
▲▼最大の魅力は、2.5インチのHDDあるいはSSDを増設でき、かつ録画機能を有していること。
この録画機能の使い方、使いみち、安定性などは未知数ですが、弄り端末として興味を惹きます。
▼小さなボディのTV Boxの課題はその排熱。私の3,000円のTV Boxでは、熱暴走らしき現象によりプリーズすることがしばしば発生。
この点、当機は排熱をアピールしているほどのため、ある程度は排熱効率もよいのでは、と思われます。
ただし、銅製のヒートシンクに見えるものは、本体価格から察すると銅調の塗装によるもの、ファンの画像は「ファン付ではなく、ファン付のようによく冷える」ことをアピールしていると推察。
まとめ
ごく簡単な紹介となりましたが、Android 8.1ベースの本機は、その機能を楽しむよりも、HDDを増設してその機能を確認してみる、TV Boxとしてよりも Android端末としてより大画面で楽しむといった使い方になるでしょう。
ちなみに、イメージ画像にHuluのアイコンがあるものの、日本で使用できるかどうかは未確認です。私のTV Boxでは使用不可でした。
▼2019年1月7日時点の価格はGeekbuying(上)、GearBestともに、77ドル前後と同価格です(メモリ 4GB、ストレージ 64GB版)。
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