Chuwi UBook Proが、9月25日前後にクラウドファンディングサイト Indiegogoに登場予定です。12.3インチの2 in 1となりますが、大きな特徴はCPUにCore m3-8100Yを搭載すること。サイズなどの一部の詳細は明らかではありませんが、9月11日現在で確認できるスペックなどを速報ベースでお伝えします。
追加記事 スペックの詳細とファンディングでのキャンペーン価格が明らかになりました。
Chuwi UBook Proの詳細と価格が明らかに。キーボード、ペンセットのキャンペーン価格は51,309円
Chuwi UBook Proのスペック
以下の記事のとおり、Pro版でないUBookは、2019年1月にクラウドファンディングサイトであるKickstarterに登場していましたが、正式リリースも確認できない状況になっているなかで、Pro版のアナウンスです。
さて、UBook Proのスペックは以下となります。
- CPU : Core m3-8100Y
- GPU : Intel UHD graphics 615
- メモリ : 8GB DDR3
- ストレージ : 256GB SSD (SATA or PCIeは不明だが、Chuwiの傾向としてはSATA接続)
- ディスプレイ : 12.3インチ、IPS、FHD、タッチパネル、アスペクト比 3 : 2
- ポート類 : 画像からの推定では、USB 3.0 x 2、USB Type-C、Micro HDMI
- 厚み 9mm、重さ 780g
- 筆圧1024のスタイラスペン対応、U型のキックスタンドは145度まで可変
U型キックスタンドに、ポート類の配置など、11.6インチのUBookをそのまま大型化し、CPUをCore m3-6Y30からCore m3-8100Yにスペックアップした製品のように見受けられます。
よくもわるくも気になるのは、2019年1月にUBookの発表後に、Jumper EZPad GoにPIPO W11と立て続けに同デザインの製品がリリースされたこと。Jumperあたりが、同デザイン・同サイズの製品を先に販売開始とする可能性もあります。
Chuwi UBook Proの外観
より大きな画像は Chuwi 公式サイトで確認できますが、同サイトより一部をピックアップしコメントしています。
▼ポート類はUBookと同様に、左右両サイドにUSB 3.0、USB Type-C、Micro HDMIと一通りそろっており、電源は専用DC。DCポートは右サイドのトップに配置されているようです。
▲キーボードはSurfaceと同様に角度調整式、専用スタイラスペンも用意されているのではないでしょうか。
▼ Chuwi 公式サイトには記載されていませんが、背面にはカメラもあるようです。見出し下の画像でもわかるように、Chuwiらしいシックな外観で好印象。
まとめ
Chuwi UBook Proのスペックを速報ベースでお伝えしました。12.3インチにCore m3-8100Yを搭載し、Chuwiの特徴であるシックな外観もあり、注目の製品となりそうな予感。価格は、12.3インチ、Core m3-7Y30を搭載するTeclast X6のキーボードなしの単体価格が545.99ドル(GearBest)であることを考慮すると、キーボード付で600ドル台前半あたりでしょうか。気がかりなのは、クラウドファンディングで出資を募る場合には正式リリースまでに時間を要すため、前回のUBookと同様に、Jumperなどの他ブランドから同デザインの製品が先にリリースされるのでは、との懸念。
追加記事 スペックの詳細とファンディングでのキャンペーン価格が明らかになりました。
▼2019年11月2日 追記。
Tectabletsにて、UBook Proのプロトタイプのレビューが公開されています。キーボードは安っぽくなっていますが、あくまでプロトタイプ。今後の展開に期待です。
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