Gemini Lake N4100を搭載する出荷待ちのノートPCとして、先日 Teclast F5、Chuwi Lapbook SEを紹介しました。気が付いてみると、いつの間にかTeclast 公式サイトにてイメージ画像を多数そろえ紹介されています。
この画像をみてみると、かなりかっこよく仕上がっているのがわかります。ここで今回はあらためてTeclast F5のみ魅力を確認してみます。
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Teclast F5のスペック
2018年7月14日時点では、海外通販サイト・Teclast 公式サイトともに、画像イメージに記載のスペック以外はわからないのですが、これらから確認できた仕様は以下です。
- 11.6インチ、IPS 、タッチスクリーン、解像度1920 × 1080、視野角 178度
- ディスプレイは360度の回転機構付き
- CPUはGemini Lake Celeron N4100
- メモリはDDR4 8GB
- ストレージ M.2 SSD 128GB(換装可能)
- バッテリー容量 7700mAh
- 重量は980g、A4よりも小さいサイズ、厚さは13mm
- Active Stylus Penに対応
- Wi-Fiはデュアルバンド対応
- ボディはアルミ製
マーカーが大きな特徴の箇所ですが、特にタッチスクリーン・回転機構付きのディスプレイ、メモリ8GB・ストレージ 128GB搭載が大きな特徴。
ディスプレイがサイズの詳細などは不明ですが、画像にて私が魅力に感じる事項を補足します。
▼狭いベゼル
イメージ画像では実際のベゼル幅よりも狭く見せることが多いのですが、「Narrow Bezel」と記載のとおり狭いベゼルも特徴としています。また、黒いベゼルにヒンジ側のTECLASTの文字もよいアクセントになっています。
▼こちらは13.3インチのF6 Proの実画像。全体の造りとしては、F6 Proの小型版のようなイメージか。
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▼シックな色調がかっこいい。
以下の画像は360度回転機構をアピールするものですが、私的には回転機構よりも価格を下げていただいたほうがありがたいかも。
この画像で魅力的に映るのは、その配色。アルミ製であることを強調し(あるいはコストとの関係か?)アルミ色であることの多い中国メーカーのノートPCですが、グレーにブラックベゼルの色調がシックでよい雰囲気を醸し出しています。
▲アルミ製ボディの質感も伝わってきます。
▼素直な配列で扱いやすそうなキーボード。
キーボードのタイピング感は実際に操作しないとわからないものですが、イメージ画像を見る限りはクセのない(変則的なキーや最右列に1列あるなど)キーの配列に、11.6インチクラスとしては大きめなキーが、扱いやすいキーボードであることを想像させます。
また、タッチパッドもやや大きめのように感じます。
▲ディスプレイの回転機構で駆使するヒンジ部分ですが、25,000回のテストを実施とあります。25,000回がどれほどか、1日20回開閉する場合、耐用年数は約3年半、1日10回の場合には約7年と十分です。
ここで気になるのが、ヒンジ部分の固さ。同じく回転機構を持つF6 Proでは、かなり固いヒンジ部分だったため、固さがとれ力を入れずに回転できるとよいのですが。
▼当記事では「デフォルトのSSDから換装可能」と表現していますが、「Expansion」の文字をみると換装可能なのか、単なる増設か、迷ってしまう記載です。
なお、イメージ画像を見る限りは曲線の部分も丁寧に造りこんでいるように感じます。
まとめ
Gemini Lakeを搭載しつつも、コストカットするためにメモリ搭載量をおとすことなく8GBとしたTeclast F5。換装可能な128GBのSSD、回転機構付のタッチパネルにスタイラスペン対応、そのデザインと魅力満載です。
ネックとなるのはその価格。以下のGearbestの価格情報・リンク先のとおり、出荷前の割引なし価格と思われますが5万円台半ばの価格となっています。Jumper EZBook X4のように出荷後に大きく値下がりするとよいのですが、12インチクラスのPCの場合にはこれまで大きく値崩れしたこともなく、強気の価格設定となるように思います。
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