MacBook Air 11 Mid 2011に設定したBoot Campですが、夏場の使用ではCPUの温度上昇、ボディの熱、冷却ファン全開の騒音により、ほとんど使用に耐えない状況でした。一方、真冬の状況はいかがなものかと、昨日 2018年12月22日に久しぶりにMBA 11にてWindows 10を起動。今回はそのCPU温度、冷却ファンに関するレポートです。
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Boot Camp Win 10化したMBA 11のCPU温度が100度越え、CPUグリス塗り込むも効果なし
前提となる、今回の使用状況
今回、Boot CampによるWindows 10にて、CPU温度と冷却ファンの状況を確認するために、MBA 11 Mid 2011を使用した環境は当記事を編集するのみとなります。
ただし、久しぶりのWindows 10の起動であったため、例のごとくWidnows 10の更新ファイルなどのプログラムが複数稼働している状態。
以下のとおり、CPU使用率は100%となっている時間が多く、あえてPCに負荷をかけずしてCPU温度の計測にはほどよい条件に。
▼下の画像ではWindows 10の更新プログラムが見えていませんが、この数分後には更新プログラムが稼働し、CPU使用率 100%となる状態が継続。
CPU温度と冷却ファン
結論から先に記載すると、いくら室内温が低い冬と言えどもやはり使用に耐えないCPU温度とボディの熱、冷却ファンのやかましさです、
▲▼以下の記事で紹介のHWiNFOによるCPU温度の計測ですが、Windows 10の起動直後に95度越えが連発。1桁の赤文字は100度越えを示していますが、こうも簡単に100度越えすると精神上もよくありません。
今回使用の端末は、ビート音3回の起動しない状況からロジックボードの交換により復旧したものですが、MBA 11がビープ音3回のメモリあるいはCPUクラック(半田割れ)する原因として、Boot CampによるWindows 10使用による高温もあるようです(修理を打診した修理業者の談)。
今回の使用では、使用時間 30分ほどで以下の状況となったため、早々にMacに切り替え。Macにした途端に以下の暴走はおさまり、冷却ファンも全く稼働していない状況です。
- Windows 10の起動直後からCPU使用率が100%となったこともあるのですが、早々にCPUは95度越えとなり、100度以上となることも。
- 数分するとキーボード面左上とヒンジの左側(つまりはCPUがある部分)に、触るのもいやなほどの熱を帯びている。
- 冷却ファンの回転数はモニターしていないのですが、使用時間30分のうち、最初の10分は聞こえないほどのファンの回転。がしかし、のちに耳障りな状態に。ただし、ファンは全開ではありません。夏にはCPU全開となることも多かったのですが。
まとめ、Win 10使用の是非
MBA 11 Mid 2011での使用の限りですが(他の年式は未確認なので)、Boot CampによるWindows 10は、CPUの発熱がすさまじく使用に耐えない。Mac側でのライトユースでは、冷却ファンが回転することもほぼなく、ボディの熱も感じないために、やはりMBA 11 Mid 2011の利用はMacに限ります。
Windows 10での使用においては、以下などの冷却スタンドの利用か、ヒートシンク自体を見直さない限りは厳しいとの認識です。
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