バッテリーでの長時間駆動も大きな特徴となる Apple M1チップのMacBook Air。12月初旬から使い始めて、何となくバッテリー持ちのよいことを感じていましたが、今回 エネルギー消費の大きいGoogle Chromeをバッテリーのみで使用し、そのバッテリー持ちを計測してみました。
結果としては、やはりWindows 10では考えられないほどに驚愕のバッテリー持ちです。これなら、1日 外出先で使用しても充電する必要はありません。
バッテリー持ち計測の前提
本日、朝の8時20分から16時すぎまで、バッテリー駆動のみで Google Chromeを利用し、記事の編集を行っていましたが、その他の前提・条件は以下です。
- ディスプレイの明るさは70%ほど。輝度の自動調整はオフ。
- Google Chrome以外のアプリは「写真」のみを時々利用。「写真」では位置情報が動作。
- Google Chromeのタブは最大25個ほど開いた状態。
- Bluetoothはオンとし、接続先はマウスのみ。
▼メモリ 8GBのM1 MacBook Air、OSはmacOS Big Sur
▼ディスプレイの輝度は70%程度、輝度の自動調節はオフ、Bluetoothはオンでマウスのみを接続。
バッテリー持ちの計測
計測にあたっては、通知エリアの残量表示を利用し、アクテビティモニタにおいても確認しました。
▼1回目の計測は、8時22分から12時8分まで、途中、何度か数分のスリープがあったものの、保守的にこれを無視して、3時間46分の使用で20%のバッテリー消費。バッテリー消費の激しいGoogle Chromeのこと、「エネルギーを著しく消費中」とのメッセージがあります。
▲さらに50%のバッテリー消費となるまで使用を継続。8時22分から16時24分まで、約8時間のGoogle Chromeの使用で50%のバッテリー消費。途中で昼食やトイレなど、20分〜30分のスリープがあったはずですが、これを無視して 単純計算では充電なしに約16時間も使用できることになります。
Windows 10 PCの場合、製品によって異なるものの、概ね4時間も持てば上出来ですが、M1 MacBook Airのこの持続時間は驚異的。
▼「アクテビティモニタ」で確認しても、やはり 8時間の使用で50%のバッテリー消費。
▼Apple 公式サイトでは「最大18時間駆動する」とありますが、エネルギー消費の激しいChromeでの検証であることを考慮すると、概ね公表値どおり結果と言えそうです。
まとめ
Apple M1チップのMacBook Airにて、バッテリー消費の激しいGoogle Chromeの使用でのバッテリー持ちは、50%の計測では約8時間、単純計算ではフル充電からバッテリーを使い切るまで、約16時間持つことになります。1日 16時間も使用することもないために、2日は余裕で持ちそうです。この場合は、バッテリー容量・エネルギー消費は異なるものの、スマホやタブレットと同じ感覚となり、Windows 10 PCやインテル製チップのMacではあり得ないこと。
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