Chuwi 公式サイトに、Atom X5 E8100を搭載する「Chuwi HeroBook」が公開されています。14.1インチにAtom X5 E8000を搭載し、これまでのApollo Lake / Gemini Lakeのラインナップとは異なり、省電力を特徴とするWindows 10ノートです。
2019年1月8日時点では海外通販サイトでの掲載はありませんが、Chuwi 公式サイトから読み取れるスペックを記載します。
人気のLapBook SEや、リリース直後のChuwi LapBook Proにと同様にスタイリッシュな外観に仕上がっているものの、スペックを落としているためにより価格を抑えての販売と推測します。
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▼画像引用・参照元
Chuwi HeroBookのスペックと特徴
ボディのデザイン・造り込みから、Chuwi LapBook SE / Teclast F7 Plusと同じ製造元の製品であると思われます。
また、全般的なイメージから ボディにマグネシウムを使用する14インチのGemini Lakeノート「Chuwi LapBook Pro」も同じ製造元である可能性が高いです。
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2019年1月8日時点では情報量は少ないのですが、公式サイトから読み取れるスペックと特徴は以下です。
- CPU: Atom X5 E8000
- メモリ: 4GB
- ストレージ: 64GB eMMC、M.2 SSD 増設可
- ディスプレイ: 14インチ、IPS、解像度 1366 x 768
- WiFi: 11b/g/n
- ポート類: USB 3.0 × 2、USB Type-C、Micro HDMI
- Battery: 7.4V/38Wh
- サイズ: 332 x 214 x 21.3mm、重さ 1.48 kg
特徴的なところは黄色網掛の箇所となりますが、CPUにAtom X5 E8000を搭載し、ディスプレイがやや低解像度であること。この二つについてのコメントです。
- 2 in 1 タブレットやエントリークラスのPCに搭載されているAtomとしては、Z8350がメジャーですが、このE8000はIoT機器や Mini-ITX ボード向けのプロセッサ。コンシューマー向けのPCで採用されるのは珍しいのではないでしょうか。E8000のより詳細な情報は「Intel、IoT機器や組み込み向けプロセッサ「Atom x5-E8000」を発表(ガジェット通信)」を参照ください。
- Atom Z8350 vs E8000のベンチマークでは、海外サイトによるとE8000がやや優位といった水準に見受けられます。Webサイト閲覧やテキスト入力中心では遅さを感じることはないでしょう。
- ディスプレイの解像度 1366 x 768は、FHDを見慣れた方にとっては厳しい。私は手元にある同解像度のMacBook Air 11 (11.6インチ)、ASUS C101PA (10.1インチ)でさえ、テキストのシャギーさが気になるため、14インチではさらに厳しさが目立つことと思います。
▼引用したC101PAのレビュー記事
▼横いっぱいに拡がるキーボードと、サイドの下部に向けた傾斜、ポート類の位置関係は、Chuwi LapBook SE・Teclast F7 Plusと同じであることから、これらの製品と同一製造元であることに間違いはないでしょう。
▲▼ HeroBookと同一製造元であろう Chuwi LapBook SEとTeclast F7 Plusの記事です。
▼デザインとしては、Chuwi LapBook SE / Teclast F7 Plusとほぼ同様。後述のとおり、クーポン配布時には189.99ドルで販売していますが、この価格としては特筆すべき質感の高さです。
まとめ
ボディのデザインと質感はChuwiらしく仕上がっているように見受けられるのですが、14インチディスプレイの解像度にやや難あり。
HeroBookの価格はかなり抑えての販売となると見込まれますが、13~14インチクラスとしては、レスポンス・解像度ともに優位な、上記リンク先記事のChuwi LapBook SE、あるいはTeclast F7 Plusがおすすめです。
▼いつの間にか、Amazonでも販売開始となっています。2019年3月31日時点の評価は上々。
▼以下の記事にて記載していますが、GearBestのクーポンコード「GBLIVETC10」の利用により 189.99ドルで販売しています。100個限定、3/29まで。
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