中国製のミニPC「CHUWI GT Box」に、Hackintoshによる macOS High Sierraをインストールし、記事編集などに便利に使用している私ですが、より快適に使用すべく、旧型のApple製ワイヤレスキーボード「A1314」を今さらながらに中古で購入。想像よりも硬めのタイピング感ですが、当然ながらもMacとの相性はバッチリ。それまで使用していたロジクール K380よりも高速にタイピングできています。
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中古で購入のA1314
余裕があれば、以下のMagic Keyboardがよいのですが、新品では1万円超、中古でも7,000円前後とかなりのもの。1万円もあれば Core 2 Duo、もしくは初期のCore iを搭載する iMacの中古が購入できてしまいます。
そこで近所のハードオフで、税込 3,305円の旧型 ワイヤレスキーボード「A1314」を購入です。「傷あり」との表記でしたが、老眼の私には傷らしきものは見つけられず、よい状態のものでした。ちなみに、税込 2,750円の中古も販売していましたが、こちらはキーが一様に変色したものでした。
▼新型はこの傾斜が低くなっていますが、私にとっては旧型の高さが使いやすい。欲を言えば、もう少し高いとありがたい。
▼今さらがらに、電源ボタンと乾電池のフタのデザインなどは、さすがにApple製のデザインのよさ。
▲下の画像の円型部分の左上に小傷があるようにも見えますが、ほとんど無傷と言える状態のよいものです。
▼キーボードのサイズとしては、左のMacBook Air 11 Mid 2011とほぼ同サイズ。
A1314の使用感
上の写真のHackintoshしたミニPCで使用していますが、比較対象のキーボードは、MBA 11、ロジクール K380、Anker ウルトラスリム Bluetooth ワイヤレスキーボード。使用感のポイントは以下です。
- 私はMBA 11のキーボードの軽いタイピングとペタペタ感が好きなのですが、それと比較すると、硬めで多少しっかりとした押しが必要です。このため、大量タイピング時には、MBA 11やロジクール K380と比較すると腕が疲れ気味。
- 安価なロジクール K380と比較すると、K380(Amazon)のタイピングはより上質感(しっとりとした滑らかさ)があります。一方のA1314は、これが新品で1万円超とした場合には、ドタバタ感のある打鍵感。
- K380はマルチペアリング対応でWindows PCで使用していますが、変換 / 無変換キー(英数 / かな切替)が小さなことが、Macで使用するうえではネック。ちなみに、WindowsでのK380は、押し間違えてもいいように、左右Altと無変換 / 変換キーを英数 / かな切替に割り当てています。
- 上記3の英数 / 日本語切替と、K380よりもキーピッチが広いA1314であり、K380以上に高速タイピング可能です。
- ただし、中古品であるためか、Enterキーの建付けがよくないようであり、「カチッ」と音がすることも多くなっています。
- Anker ウルトラスリム Bluetooth ワイヤレスキーボード(Amazon)は、A1314をほどほどに模倣しているためか、そのタイピング感はA1314とよく似ています。ただし、打鍵音が大きく、キーボード左の一部のキーが反応しないことがあるのが大きなマイナスポイント。これにより常用にはいたらず。
全般的には、Macにおいては手持ちのどのキーボード(他に、iPad用も含めると多数あり)よりも高速タイピングでき、HackintoshしたMacではA1314を使用することに決定です。
▼HackintoshしたMacではBluetoothが機能しないことが多いため(Macで搭載事例のあるチップが必要)、以下のようなUSBドングルが必要となります。
▼Windows PCで使用している ロジクール K380(Amazon)との比較。黄色のキーで3台までのマルチペアリング対応で重宝しています。
▼Anker ウルトラスリム Bluetooth ワイヤレスキーボード(Amazon)との比較。
▼引用したロジクール K380とAnker ウルトラスリム Bluetooth ワイヤレスキーボードのレビュー記事はこちら。
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