中国のPCメーカーのなかで、最近気になっているのがYEPOの製品。先日の記事「YEPO 737A、EZBook 3 Proと同様にコスパの高い13型ノートが 22,298円のキャンペーン中」でお伝えししたYEPO 737Aのコスパの高さに魅せられ、また、YEPO公式サイトに記載があるのですが、「品質向上に努めていること(ISO9001/2000を取得)、この10年で、中国のトップ10のブランドとなるべく社員一同邁進」などの真摯な姿勢に好感を持っています。
そこで今回は、YEPOのノートPCの一部をピックアップし、スペック・特徴などを整理してみました。
YEPO 現行ラインナップの概要
2017年12月17日現在のラインナップのなかでは、737Aがダントツで質感・コスパともに高く、その他の機種は旧世代のCPUを搭載し発売時期もやや古いものですが、YEPOのラインナップのうち、現在 海外通販サイトで販売している737A、737T、737Gのスペックを整理してみました。
なお、737Aと同様に13.3インチの737Sもありますが、737Aとの比較では魅力が薄いため、下表では割愛しています。
- 仕様は海外通販サイト、あるいはYEPO公式サイトから引用していますが、両者の記載事項が異なる箇所があり、その場合はYEPO公式サイトの仕様を掲載しています。
- 737Gのサイズ・重量は通販サイト・YEPO公式サイトに記載されているものの、誤植と思われるため(記載のサイズ・重量ともに、15.6インチとしては小さすぎる)、「-」としています。
- 2017年12月17日現在の価格は、以下の通販サイトへのリンク表記を参照ください。
YEPO 737A (GearBest, USD209.99)
YEPO 737T (Geekbuying, USD 145.99)
YEPO 737G (Geekbuying, USD 179.99)
スペック表、あるいは通販サイト・公式サイトに記載事項からみる特徴・私のコメントは以下です。なお、737Aについては以下の記事で記載していますので、そちらを参照ください。
- 旧世代CPUの搭載し発売時期が古いために価格が低下していることも要因ですが、737T / 737Gともに、この価格でIPSパネルであることは立派。
- ただし、737Tはメモリ2GBと心もとなく、ややコストアップとなりますが「13.3型IPSで2万円を切るWin10PC、EZBook 3SEがやはり気になる」で紹介のJumper EZBook 3SEがよりよいでしょう。
- 一方の737Gは15.6インチIPSパネル、4GBメモリにして約2万円の価格は安いです。競合機種はCHUWI LapBook。CHUWI LapBookの2017年12月17日現在の価格は211ドルであり、価格差は約30ドル。ユーザーが多く、トラブル発生時にも検索しやすいCHUWI LapBookは安心感があり、この30ドルの価格差は微妙なところです。
- 上記リンク先(YEPO 737G、Geekbuying)に、737Gの実物写真があり、ボディはプラスチック素材でしょうけど、質感が高いように見受けられます。質感を確認するために、レビュー記事を探してみたところ、唯一見つかったのが以下の動画。英語ではないため全く理解できないのですが、Chuwi / Jumperのプラスチック製ボディのPCと同様の質感かと思われます(プラスチック製にしては質感がよいとの意味です)
まとめ
既述のとおり、737Aの質感・コスパ度はダントツですが、15.6インチで約2万円の737Gも気になります。CPUが旧世代のZ8350であるものの、私はそれよりも旧世代のZ3775を搭載する2 in 1タブレットを現在でも使用しており、Webサイト閲覧・簡単な画像編集なら十分です。
この737Gは今でも十分に安いのですが、クーポン配布でさらに安くなることがあれば、サブ機、あるいは家族共用機として使用もよいのでは、と思います。
コメント