
メモリ 8GB / SSD 256GBのセットモデルとなりますが、Amazonにて CPUにAMD Ryzen 5 6600Hを搭載するミニPC「YCTipc ZNRS 6600H」が、31,999円にて販売されています(2025年11月8日現在のタイムセール価格)。普段使いにおいては、このクラスにおいても十分にサクサクと動作します。
YCTipc ZNRS 6600Hのスペック

Amazonにて、ミニPCを他ブランドよりも安く販売していることの多い「YCTipc」ブランドの製品、モデル名(型番)は「ZNRS 6600H」です。本製品以外での格安な事例として、AMD Ryzen 3 4300U メモリ 16GBを搭載する製品(Amazonはこちら)が 23,980円で販売されています。
CHUWI UBox、Ryzen 5 6600Hを搭載するミニPC スペックのまとめ
▲▼スペックは下表です。メモリ 16GB / SSD 512GB モデルも販売されていますが、2025年11月8日現在のタイムセールは、メモリ 8GB / SSD 256GB モデルのみです。なお、当サイトで紹介のRyzen 5 6600Hを搭載するミニPCの事例としては、上記の「CHUWI UBox」がありますが、ポート類は同じ構成です(筐体は異なります)。
| CPU | AMD Ryzen 5 6600H、Zen 3+ アーキテクチャー、6コア12スレッド、最大 4.5GHz |
| GPU | AMD Radeon 660M |
| メモリ | 8GB DDR5 4800MHz、2スロット、最大 64GB |
| ストレージ | 256GB PCIe 4.0 SSD、空きスロットあり |
| WiFi | WiFi6E 対応 |
| Bluetooth | 5.2 |
| ポート類 | USB4 、HDMI、DisplayPort、USB A 3.2 Gen 2 x 3、USB 2.0、2.5G 有線LAN x 2 |
| サイズ | 13 x 12.7 x 4.51mm |
| OS | Windows 11 |
| その他 | デュアルファンを装備 |
CINEBENCH R23、ミニPCやノートPC 35製品で計測のスコア一覧。キビキビ動作のスコアの指標
私はAMD Ryzen 5 6600Hを搭載するPCの使用経験はありませんが、CINEBENCH R23のスコアは「シングルコア 1501、マルチコア 10472」。
上の記事にて、これまでに実機レビューした 主だったPCの CINEBENCH R23のスコアを一覧化しています。このなか、普段使いの体感レスポンスに直結するシングルコアのスコアが同水準のCPUとして、Apple M1、Core i5-1235U、Core i7-11390Hなどがあります。このクラスでは、在宅勤務などの普段使いでは 十分にサクサクと動作します。
▼映像出力は、HDMI、DP、USB Type-Cの3系統。Amazonの製品紹介では、フル機能のUSB Type-CとUSB4の双方の表記があり、転送速度 40Gbpsとの表記からも USB4と思われるものの、フル機能のUSB Type-Cを想定した方が無難とも思います。

その他のスペックの補足は以下です。
- Amazon 販売ページにて、内部の構成を動画で確認できますが、DDR5 メモリとM.2 PCIe 4.0 SSDは各 2スロット、SSDとメモリ冷却用のシステムファンを備えています。
- イメージ画像のとおり、天板は布地の珍しいタイプ、筐体の素材は樹脂です。
- Amazonのレビューコメントを参照すると、256GBのM.2 SSDは Cドライブ・Dドライブに分割されているようです。また、電源プラグは3ピンであり、別途 変換アダプター(通販にて 5百円前後で販売されています。Amazonの事例はこちら)が必要です。
- 販売ページに、Windows 11 Home あるいはProの明記はありません。
価格情報
2025年11月8日現在の、Amazon タイムセール価格は 31,999円。メモリ 8GB / SSD 256GBとなりますが、他ブランドの製品よりも安価です。なお、メモリ 16GB / SSD 512GB モデルは タイムセール対象外であり、割高となりますので注意ください。
Ryzen 5 6600H / メモリ 16GB / SSD 512GBの場合、こちら(Amazon 販売ページ)の「FIREBAT」の製品が安価(36,999円)です。


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