13.3型 Suface風 2in1「XIDU PhilPad」の実機ベンチマーク。2.5Kの綺麗な画面と入力しやすいキーボードに好感 | Win And I net

13.3型 Suface風 2in1「XIDU PhilPad」の実機ベンチマーク。2.5Kの綺麗な画面と入力しやすいキーボードに好感

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13.3インチ Surface風 2 in 1のXIDU PhilPad。CPUはApollo Lake N3350とエントリークラスですが、解像度は2560 x 1440と、一般的なクラムシェル型の13インチノートよりも高解像度であることが大きな特徴。

このXIDU PhilPadをAliExpress XIDU official storeより、レビュー用にサンプル提供いただきましたので、今後 3回に分けてレビューします。今回は初回として、システム情報とベンチマークスコアのレポートです。

外観、体感レスポンスと使用感は別記事となりますが、第一印象としてはディスプレイは特筆すべきものがあります。自然な発色でやはり高解像度の恩恵を受け、かなりきめ細かな綺麗な描写です。また、キーボードもタイピングしやすく、ディスプレイの発色・タイピング感ともに、携帯端末として使用しているSurface Goをそのまま大きくしたような感覚です。

 

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スペック

海外のユーザーレビューを参照すると、CPUはApollo Lake N3450とあったのですが、製品紹介ではN3350。実機を確認してみると、製品紹介どおりにN3350でした。どうやら、当初はN3450だったものの、Gemini Lakeと同様にN3450が供給不足となっているのか、N3350に変更されたようです。

 

  • CPU : Apollo Lake N3350
  • メモリ : 6GB DDR3
  • ストレージ : 64GB eMMC
  • ディスプレイ : 13.3インチ、IPS、10ポイント タッチパネル、解像度 2560 x 1440
  • WiFi : 11ac/a/b/g/n
  • Bluetooth : 4.0
  • カメラ : フロント 200万画素、リア 500万画素
  • ポート類 : USB Type- C (電源兼用)、USB 3.0 × 2
  • バッテリー : 7.4V/10000mAh
  • サイズ : 337 x 200 x 15mm (キーボード込み)、重さ 約1kg(本体のみ)/ 約 1.4kg (キーボード込み)
  • ボディはメタル製
  • キックスタンドは125度まで可変
  • キーボード、スタイラスペン付属

 

やはり際立つのは、2560 x 1440の解像度。冒頭に記載しましたが、また、詳細は別記事としますが、きめ細やかな綺麗な描写となり、発色も自然。以下の記事に記載のマウスコンピューター 4K液晶搭載のm-Book J371も驚きだったのですが、それよりもよいディスプレイのように感じます。

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なお、AliExpressの製品情報ではスタイラスペン付属との記載がないのですが、2ボタンのスタイラスペンが付属しています。

システム情報

上記のスペックそのままですが、Windows 10の設定画面・デバイスマネージャー、フリーソフト「HWiNFO」から抽出したシステム情報を掲載します。

 

▼設定・デバイスの仕様を一部抜粋。CPUはApollo Lake Celeron N3350、メモリ 6GBとあります。

 

▲▼「HWiNFO」にて抽出のシステム情報。必要に応じ、クリック・拡大のうえ参照ください。

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▼SSDの場合には上記のHWiNFOでSSDのメーカーを確認できるのですが、eMMCの場合には確認できないようです。以下はデバイスマネージャーの情報ですが、eMMCはSamsung製で安心。

ベンチマーク

CPUは、国内外のエントリーPCに多く搭載されるApollo Lake N3350であり、ベンチマークスコアを語るべきものでもないのですが、Geekbench 4、ドラクエベンチマーク、CrystalDiskMarkのスコアを計測しました。

 

▼上はPhilPadのApollo Lake N3350のスコア、下はN3450のスコア。Single-Core、Multi-CoreともにN3450より劣勢で、体感レスポンスにおいても画像編集やWebサイトの表示において、僅かな遅延を感じます。ただし、Atom Z8350と比較するとキビキビと動作し、Webサイト閲覧、Word、Excelなどのオフィスソフトでは全く問題ありません。

 

▼ドラクエベンチマークのスコアは、2031の「やや重い」。下の画像のスコアはGemini Lake N4100のものですが、Gemini LakeはApollo Lakeよりもスコアが低くなります。

 

▼CrystalDiskMarkでのeMMCのベンチマーク。上は本機のeMMC、下は古い機種ですが ASUS T90Chiのスコア。

これまで計測したeMMCのスコアは、Q21T1のスコアのReadは200超え・Writeは100超えとなることはなかったのですが、Samsung製の本機のスコアは かなり良いスコアです。

 

▼自宅のWi-Fi環境(Nuro 光)の回線速度は93Mbps。他のPCと同水準か、平均をやや上回る速度。

全般的な第一印象

製品到着前の想像、あるいはAliExpressの製品画像よりも、かなりよい出来です。CPUにエントリークラスのApollo Lake N3350を搭載していることがもったいないほどで、できれば Apollo Lake N3450、欲を言えばコストアップしても Core i3-5005UやCore m3 6Y30、さらにはeMMC 64GBではなく、SSD 128GBであればよかったのですが。この場合には、XIDUの知名度の高いアメリカでより注目をあびるように思います。

さて、製品を受領して5時間程度の使用ですが、私が「かなりよい出来」とするのは以下です。

  • 全体的な質感は、AliExpressのイメージ画像より上。イメージ画像では背面はギラギラ感があるのですが、実機はアルミの質感です。
  • 冒頭にも記載のとおり、高解像度によるディスプレイのきめ細やかさと発色はかなりよい。テキストを拡大しても、シャギーさは目立ちません。
  • キーボードのタイピング感は、Surface Goがそのまま大きくなったようなタイピング感。浅めでペタペタ感のあるタイピング感は私の好みにピッタリ。

 

▼外観と使用感のレビューはこちら。

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▼AliExpressの2019年5月26日時点の価格は、送料無料の398.99ドル。なお、タイトルにApollo Lake N3450とありますが、N3350です。

XIDU PhilPad (AliExpress サイト)

 

▼AliExpressの利用方法はこちら。

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