Xiaomiの11インチタブレットが「Pad 6」となり「Pad 5」からCPUをメインにスペックアップしましたが、「Pad 6 Pro」は、「Pad 5 Pro」のSnapdragon 870から Snapdragon 8+へと変更となっています。
「Pad 6」と「Pad 6 Pro」との比較では、CPUのほか、メモリとストレージの最大容量、バッテリーの急速充電、カメラの画素数などが異なります。今回は「Xiaomi Pad 6 Pro」の概要について記載します。
引用元
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Xiaomi Pad 6 Proのスペック
Snapdragon 870を搭載する「Xiaomi Pad 6」のスペックは上のリンク先記事に掲載していますが、「Xiaomi Pad 6 Pro」が優位な事項に黄色網掛け、劣位な事項にピンク網掛けしています。
なお、BanggoodとAliExpressの製品紹介から引用していますが、ストレージ容量の選択肢など、実際と異なることがあるかもしれません(海外通販サイトの販売情報に、全てを網羅していない可能性あり)。
CPU | Snapdragon 8+ |
メモリ | 8GB / 12GB |
ストレージ | 128GB / 256GB / 512GB UFS 3.1 |
ディスプレイ | 11インチ、解像度 2880 x 1800、309 PPI、144Hz リフレッシュレート |
リアカメラ | 50百万画素 |
フロントカメラ | 20百万画素 |
WiFi | WiFi6 対応 |
Bluetooth | 5.3 |
LTE | 未対応 |
バッテリー | 8600mAh、67W 急速充電 |
サイズ | 253.95 x 165.18 x 6.51mm、490g |
OS | MIUI 14、Android 13ベース |
その他 | GPS 未搭載、4スピーカー |
Pad 6においても、従来のPad 5 Pro並みにスペックアップしていることから、無印とPro間に大きな相違はないだろうと思いきや、製品紹介を二度見してしまうほどに異なっています。CPUのSnapdragon 870 vs Snapdragon 8+以外では、下記の事項が異なります。ただし、BanggoodとAliExpressに記載のない事項(メモリやストレージのバリュエーションなど)、私の見落としの可能性もあります。
- Pad 6 Proは、メモリ 12GBの選択肢あり。
- Pad 6 Proは、ストレージ 512GBの選択肢あり。いづれも、高速なUFS3.1を搭載。
- カメラは、無印版のリア 13百万画素 / フロント 8百万画素に対して、Pad 6 Pro リア 50百万画素 / フロント 20百万画素。言い換えると、無印版が Teclast / CHUWI / Blackviewなどの10インチクラス並みであるのに対して、Pad 6 Proはスマホ並みの画素数です。
- バッテリー容量は、無印の8840mAhに対して、Pad 6 Proは 8600mAhと容量は少なくなっていますが、急速充電は33W vs 67W。
▲▼Pad 6 / Pad 6 Proともに「Deep Sleep Mode」を備え、スタンバイでのバッテリー持ちは 49.9日間とあります。一般的なディープスリープ(省電力)の確認については、以下の記事にて記載しています。
Android 端末では、スリープ時のバッテリー消費を課題となることがありますが、Xiaomi独自のディープスリープモードを装備しているように思います。
まとめ
2023年5月5日時点では、以下の網掛部分に記載のとおり、正式には中国語版のみの販売と思われ(日本語化できないと思われ)注意が必要です。また、リンク先のAliExpressでの在庫はごく僅かです。
Snapdragon 870を搭載する「Pad 6」のおいてもパフォーマンスは十分ですが、「Pad 6 Pro」ではカメラに急速充電、メモリとストレージの搭載容量が異なり、Android タブレットとしてはフラッグシップ機の位置付けです。
OSの仕様においては以下の要注意の前提ですが、AliExpressの同一販売店の最小構成の価格は、「Pad 6」の395.99ドルに対して 「Pad 6 Pro」は479.99ドル。スペックの相違に比較すると、価格差は小さいようです。
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