使用しているパソコンの無線LANのWiFiの掴みや回線速度が思わしくない場合、手っ取り早いのが安価で評価の高い無線LAN子機を購入し試してみること。あれこれと設定を確認したり、ググって調べてみるよりも手間がかからず、簡単に解決することが多くなります。
私が以前に購入した「899円の無線LAN デュアルバンド子機で、Chuwi Hi10 ProのWi-Fiが安定、快速仕様に」に続き、Amazonにて700円(無線LAN子機ではAmazon最安)で購入したTP-Linkの無線LAN子機も、安価で評価の高い製品の一つです。今回はこのTP-Link 無線LAN子機のレビューとなります。
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サイズ、LEDの点滅度合いも製品選択の要件に
無線LAN子機はデザインを気にする必要もないのですが、外観で確認すべきはそのサイズとLEDの点滅度合いと光量。さらに、使用感で言えば回線速度とWiFiの感度の基本事項以外に、アダプターの発する熱。
比較対象は前回購入のWavlinkの11a/g双方に対応の製品ですが、サイズとLEDの点滅度合いでのコメントは以下となります。
- Wavlinkの製品は出っ張り部分が大きめ(実測 16mm)。11a/g対応の安価な製品では選択肢が少ないために止む無し。
- 今回購入のTP-Linkの製品は、出っ張り部分は小振りなものの、通信時にLEDの点滅が激しく、光量もかなり大きめ。
- 発熱については双方とも使用に影響するほどの熱はないものの、Wavlinkの発熱はやや大きめ。
▼上はWavlink、下はTP-Linkの製品ですが、出っ張り部分の差はかなりあります。Wavlinkの製品は10.1インチのChuwi Hi10 Proに使用していたのですが、装着するとケースに収まりにくい状況に。後段のとおり、11a対応のため速度はバッチリなのですが。
▼Chuwi Hi10 Proに装着した写真ですが、双方の出っ張り部分の大きさの差は明らか
▼通信状況を示すLEDの点滅・光量にもかなりの差があります。
回線速度の計測
では、自体のWiFi環境(Nuro 光)での回線速度です。上記2製品の回線速度を比較していますが、対応バンドは以下です。なお、計測にあたっては、Chuwi Hi10 Proを利用し、USBポートに同時に挿入し、ほぼ同時刻に計測しています。
- 今回購入のTP-Linkの製品は、11b/g/n対応
- 前回購入のWavlinkの製品は、11b/g/n/ac対応
▼計測にはfast.comを利用していますが、左から順に TP-Linkの11g、Wavlinkの11g、Wavlinkの11aとなります。
▲11gではTP-Link / Wavlinkの差は誤差の範囲、さすがにWavlinkの11aは87Mbpsと速いです。Chuwi Hi10 ProのデフォルトのWiFiでは計測不能なほどに不調でしたので、いづれの速度も十分に満足感のあるものです。
ちなみに、Chuwi Hi10 ProはWiFiの掴みが弱く、ドライバの再インストールや設定の変更など弄ってみたのですが解決せず。冒頭のとおり、あれこれとググって対応するよりも、安価な無線LAN子機を購入したほうが効率的です。
まとめ
今回購入のAmazon最安の無線LAN子機 TP-Linkの製品を、11g/ac対応では最安のWavlinkの製品を比較することでレビューしました。
11aを利用できることにより速度のが速いものの、出っ張りが大きいWavlink、小振りながらもLED光量の大きいTP-Link。速度的には双方とも実用的であり、好みでの選択となるでしょう。
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