突然 起動しなくなったWindows 10 ノートパソコンにおいて、バッテリー端子の抜き差しにより無事に復旧した事例が2つありますので、参考情報として公開します。どのケースにも当てはまるものではないのですが、Windows 10が起動しない場合の初動としては有効かと思います。
バッテリー端子の抜き差しにより復旧した事例
Windows 10がブラックアウトしたまま 起動しなかったものが、バッテリー端子の抜き差しにより復旧した事例です。ブラックアウトした状態になった背景的なものを掲載します。なお、ここではブラックアウト・復旧した技術的なことを言及するものではありません。
バッテリー残量ゼロとなり起動せず
Windows 10の電源を落とすことなくスリープ状態にし放置していると、バッテリー残量がゼロになっていることはよくあること。私が経験したのは、残量ゼロの状態から充電を試みるも充電できずに、Windows 10が起動しない状況。また、この時には、パソコン内部からカタカタと小さな異音が生じていました。
この場合、バッテリー端子を外し数分間放置。バッテリー端子を繋いで、再度 充電してみると何事もなかったかのように、Windows 10が無事に起動。
▼上記の状態となったのは、以下のJumper EZBook X4
電源ボタンの押し間違いとキー操作で起動せず
当サイトをご覧になった方からの情報です。Jumper、Chuwi、Teclastなどの中国新興ブランドのパソコンでは、MacBookにならい キーボード右上に電源ボタンがあることが多いのですが、そこで頻発するのが、Bacspace / Deleteキーなどと電源キーの押し間違い。
この押し間違い後に、キーボードをキーを何度か押していると、ブラックアウトしたまま起動しなくなったようです。この状況への対応として、メールにてやり取りさせていただいたのですが、バッテリー端子を外し再接続することで、無事にWindows 10が起動となりました。
▼上記の状態となったのは、以下のJumper EZBook 3 Pro
まとめ
Windows 10 ノートがブラックアウト、Windows 10が起動しない状況から、バッテリー端子の抜き差しで復旧した事例を2つ掲載しました。たまたま 両事例ともにJumperの製品でしたが、これはJumperに限ったことではなく、試してみる価値のある対応としては、どのノートパソコンにも当てはまること。BIOSも起動しない状態ですので、初動としては有効です。
今回の2つのPCともに、内蔵電池のないPCでしたが、内蔵電池の抜き差しでリセットがかかるのと同じ理屈かも。
▼同様にWindows 10が起動しない(起動しなかった)事例としては、以下のOne Mix 2SとChuwi Hi10 Proがあります。
One Mix 2Sは既に返品(この事例があるために、当サイトではOne Mixの記事を積極的に投稿せず)、Chuwi Hi10 Proはバッテリー端子ではなく半田付けのため未対応ですが、半田付けをし直すことで復旧することを微かに期待しています(そのうち、やってみます)。
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